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SIONクリエーターズvol.36「スクール革命!」チーフディレクター本田 学

今回紹介するクリエーターは、日本テレビ「スクール革命!」をはじめ多数の特番などを担当するチーフディレクター本田学。

タイでロケ

Q.制作する上で一番のこだわりポイントは?
スクール革命は今年で14年目になる長寿番組で関東ローカルなんですが、
内村光良さんをはじめ、山崎弘也さん、オードリーのお二人、Hey!Say!JUMPの皆さんといった、全国放送のゴールデンでもおかしくない出演者で番組を作っています。

普通にどんな企画をやっても面白くならないはずがないんです。
しかし、普段バラエティーで活躍しているメンバーですが、
「スクール革命だからこそ面白い」部分というものはいつも意識しています。
和気藹々とした雰囲気が番組で積み上げてきた大きな武器なので、スクール革命だから生まれる笑いや企画にこだわっています。

スタジオ収録のカメリハにて

Q.苦労した点や悩んだ点を教えて下さい
個人的な苦労でいうと、これまでゴールデンや深夜番組など、夜の番組を作る機会の方が多かったので、「日曜のお昼放送」の視聴者に求められる番組制作に悩むところが多いです。

夜帯の番組と違って見てもらう視聴者の世代や、視聴者がテレビを見る姿勢の違いがあるため、全世代、誰が見ても面白いと思わせることを心がけています。

単純に情報をお届けするだけの内容ではいけない、とはいえせっかく芸能界の第一線で活躍する出演者が揃っているので思いっきりバラエティーにもしたい。
そのバランスをしっかり保つことが番組の味にもなっているので、
企画を考えていく上で悩むことがよくあります。

Q.やりがいを感じるところは?
やはり、テレビの第一線で活躍している出演者の方々と番組が作れていること。

内村さんをはじめ、トップの芸人さんたちと「ローカル」をネタにしながらも、スタッフとも団結力を持って頂き、共に楽しんでくれている雰囲気にやりがいを感じます。

海外ロケで撮影機材を準備

Q.マル秘エピソードはありますか?
14年も続く番組なので、スタッフとの距離が近いためか、ボケた後などにスタッフが笑っているかなどの視線を感じる時が、他の番組よりも多い気がします。

普段MCとして見る機会の多い内村さんもボケまくるので、よくスタッフに向かって笑っている印象があり、この番組ならではの光景な気がします。

撮影現場でスタンバイ中

Q.映像業界にはどのような人材が必要とされていますか?
とにかくエンタメが好きな人。
エンタメとはいえ「仕事」なので苦労や挫折はもちろんあり、
ましてや華やかな世界とのギャップに普通の仕事よりも辛いと思うことは多いかもしれません。

そんな状況を打破するのは「根性」や「体力」ではなく、
「好き」でしかないのかなと思います。

20年近くテレビ業界にいて、自分も含めて、辞めずに残っている人たちは
「テレビが好き」なんだろうなと思う人が多い気がします。

Q.今後または将来、制作してみたい企画やコンテンツはありますか?
個人的には、
・「映画」「ドラマ」を低予算で作ること
➡︎昔から映画制作思考はあり、個人的にWOWOWのドラマ制作現場に
メイキングで携わっていて意欲が湧いてきている。

・NetflixやAmazonプライムなど、世界的にもコンテンツ作品として
見られるものを作っていく
➡︎日本だけに向けたものではないコンテンツを作っていきたい

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