【ガンバらガンランス】第1回:ガードor回避
ガンランスでどう狩っていく?
ガンランスは巨大な盾と砲撃が特徴的な近接武器です。けれど抜刀(槍)時の移動速度がめちゃくちゃ遅く、大剣や太刀に比べると一撃あたりのダメージは見劣りしてしまいます。
反面、砲撃はモンスターの肉質を無視してダメージを与えられるため、固い敵に動じることはありませんし、竜撃砲は大ダメージを与える一撃必殺を担う象徴的な攻撃です。
これらのことから、ガンランスはさながら鈍重な戦車という趣きがあります。
動きが重く、砲撃で手数を増やし竜撃砲が冷却されるまで耐え忍び起死回生の竜撃砲を放つ……。基本的なガンランスのイメージはこうだと思います。
各種の技やバフ・スキル効果を組み合わせ、砲弾の数やゲージを睨みつつ手数を増やし、ダメージをコンスタントに出していくことを考えると「管理武器」と呼ばれる理由もわかります。他の武器よりテクニカルで難しいイメージは拭えません。
けれど最新の『モンスターハンターライズサンブレイク』では、砲撃を利用したブラストダッシュで機動的かつ立体的な戦闘を繰り広げることができます。他のハンターを追い抜き高速に近づいて叩きつけからのフルバースト。
さらに選択に迷うほどの武器防具、スキル、鉄蟲糸技(てっちゅうしぎ、読み方難しい!)、オトモ・ガルク・盟友のサポートが得られ、もちろんオンラインプレイもとてもしやすい!
ただ、最初から何もかもを使いこなすのは複雑なので、これから何回かにわたってシンプルなところからガンランスの戦い方について書いていきたいとます。
今回は動画で説明したガンランスの「ガード or 回避」についてです。
ガード:乙らなければどうということはない!
ガンランスの特長は大きな盾。抜刀(槍)後はひたすらRボタンを押しているだけで数多くの攻撃を防ぎ、体力の減少を抑えます。
ガードしたままXボタンで繰り出せる「ガード突き」は隙も少なくスピード速いので使い勝手の良い技です。威力は弱めですが、モンスターから攻撃を食らってパニクり、体力回復タイミングを誤って追撃を食らったりするくらいなら、ジッとガード突きで耐えながら逆転の時を待つのは悪くない選択です。
マスターランクになっても、フルバレットファイアの狙いを外したり、空中回避に追撃を食らったりで気持ちが乱れたときに、ガード突きをしながら素数を数えるなどして心を落ち着かせることができます。
また、初見の敵でもガードしながら敵の様子を窺い、反撃に転じるというもアリです。カムラ里の下位クエストでハンターランクが低いうちは、ガードで耐えつつ倒しきることで「時間がかかってもこれくらいで倒せるのか、それなら他の技にもチャレンジすれば…」という見積もりができるようになります。
……それくらい、ガンランスにとって「ガード」は重要です。「ガードエッジ」という鉄蟲糸技もありますし、「ガードリロード(ガードしながら砲弾を補充できる!)」でモンスターの攻撃をいなしながら砲撃をし続けることも可能です。
乙らなければいつかは倒せる。そのためのガードです。
ガード:ひとまずオススメのスキル
スキルは組み合わせが重要ですが、あれこれ考え始めると防具の組み合わせとともにバリエーションがめちゃくちゃ多くて時間ばかり経ってしまいます。その楽しみもありつつ、まずは「ガード」のみに着目すると下記のようなスキルが活用できるのでご参照ください。
ガード性能
Lv3あるいはLv5必須
ガード時のノックバック(のけぞり)を抑え、消費スタミナを減らし、受けるダメージを減らします。
Lv2で止めておくよりは他のスキルを削ってでもLv3に。Lv4で止めておくよりは他のスキルを削ってでもLv5に。どうしてもLv4より上げられないならLv3で妥協してOKです。ガード強化
Lv1必須
通常はガードできない攻撃もガードできるようになる。ガードを貫通してくるモンスター、いますよね。あれをシャットアウトします。ガードに革命が起こります。
Lv1で得られる効果が高いので、そこから先は相手のモンスターによります。でもそれを考えるのは初心者でなくても面倒なのでLv1だけはつけておくのでOKです。それでもなおガードを貫通してくるモンスターもいますが、それを怖がるようになるのはかなり先の話です。(エスピナス亜種なんなんだよ! となる)防御
基本的な防御力を上げます。珠1スロット1つで+Lv1できるので、余った珠1スロットがあるならつけておく。防御力に倍率がかかるようになるのはLv3から。属性耐性値が得られるのはLv4からなので、Lv4以上がオススメ。ひるみ軽減
のけぞりを無効に、しりもちをLvによって軽減し無効にする。Lv1でボウガンからのフレンドリーファイアが防げるので、張り付いて攻撃するガンランスにはもってこい。これも珠1つで+Lv1できるのがありがたい。煽衛
ガード性能にプラスしてさらにノックバックを減らせる。素材の関係でマスターランク後半になってから導入を考えればOK。攻めの守勢
タイミングよくガードを成功させると一定時間、攻撃力が上がる。ガードに慣れたら攻撃に転じる余裕ができるので、そのときに導入を考えればOK。
回避:当たらなければどうということはない!
鈍重なガンランスですが、Bボタンによる回避がでんぐり返りではなく「ステップ」になるのも特徴です。しかも素早い。回避中の無敵時間を活用しやすいんです。
回避にはスタミナの消費を伴うので、それを補う効果を併用する必要があります。ぼくは強走薬を常用しているんですが、体術スキルに効果が加算されるのでオススメです。
回避を立ち回りに組み込むなら、もちろん攻撃を回避するのに使うわけですが、オススメはモンスターに張り付いて攻撃位置を調整するやり方です。
抜刀(槍)したまま歩くと時間がかかるので、動画内でよく使っていますが、斜め右前にステップし、次に斜め左前へステップすることで、攻撃位置を前足から尻尾付近に変更したりしています。
自分の位置に攻撃が来る、ということは「モンスターがその位置をターゲットしている」ということですから、回避して自分をその位置から遠ざけるわけです。
この発想の転換が大切だと思っていて、攻撃をよけるのではなく「ターゲットされている位置から自分を遠ざける」と考えると回避がぐっとやりやすくなります。
例えれば、リアルで自転車が自分に向かってきていると想像します。いまの位置にいるかぎり5秒後には当たってしまいますが、いまの位置から離れれば5秒後には衝突事故は起こりません。このときに自分がする動作は「避ける」ではなく「位置を変える」です。
数秒先に当たってしまう位置、危険な場所にいることをやめる。これが回避の本質です。自転車が向かってくることに気づくのと、ジンオウガが振りかぶるのに気づくのは同じことです。ゲームの中であれば、スティックを倒してBボタンを押す。
ちょっとした未来予知、回避、そしてそのとおりに「変えた未来」を手に入れる。普段鈍重なだけに、この気持ちよさがガンランスの回避にはあります。
回避:ひとまずオススメのスキル
回避性能
Lv3オススメ
回避時に発生している無敵時間が長くなる。細かい数字(フレーム)は抜きにして、Lv4で通常の倍の時間になります。けれど珠2スロットで+Lv1なので増やすのは難しく、ここはLv3でとどめておきます。なぜなら回避が上達するとLv4やLv5を使わなくてよくなってしまうからです……回避距離UP
Lv3必須
回避距離が長くなる。納刀時のでんぐり返りも長くなりますが、ステップ距離の伸びがよい。Lv3にするとモンスターに張り付きたい場合は若干位置調整が面倒(離れすぎてしまう)だが、前進ステップで高速にモンスターに近づくにはLv3が欲しい。刃鱗磨き
Lv3オススメ
モンスターの攻撃を無敵時間に重なるようにジャスト回避すると、斬れ味が回復する。確率発動なのでLv3で100%発動するようにしないとつらい。Lv1でも50%の確率で発動するが、逆に考えると「発動しないことがある」わけで、無いよりマシだがかといってLv1程度ではスロットが無駄になると思います。体術
回避行動のスタミナ消費を軽減してくれる。Lv5だと50%減(強走薬の倍)になるので驚きの効果が得られるが、スタミナは自然回復するので他のスキルを優先させてしまいがち。巧撃
モンスターの攻撃を無敵時間に重なるようにジャスト回避すると、一定時間攻撃力が上がる。素材の関係でマスターランク後半になってから導入を検討すればOK。状態異常確定蓄積
モンスターの攻撃を無敵時間に重なるようにジャスト回避すると、一定時間、攻撃ヒット字の状態異常の蓄積が確定で発生。これも素材の関係でマスターランク後半になってから導入を検討すればよい。煽衛
なんとガードでもオススメしたこのスキル、回避の無敵時間も伸びてしまいます。回避性能と併用できるので万能ですね。とはいえマスターランクになってから導入を考えればOK。
まずは生き抜く。ガンランスの鉄則です!
ガンランスを初めて手にした時(MHP2)、ぼくは必死でガード突きをしました。それまでボウガンで安全地帯から撃つことでしか勝てなかったテオを、チクチクチクチクやりきって討伐できたのです。
なので、ガンランスの本懐は死なないこと、生き抜くことだと思っています。それで第一回では、必須行動になる「ガード」と「回避」を取り上げました。
ということで、今後も少しずつガンランスの魅力を紐解いていきたいと思います!
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