宇宙エネルギーとの出会い
鬱病によって寝たきりになってしまった私。
さて、どうしよう。。
声も出せない、体も動かない。
動かせないというよりも、頭で指令をだしても機能してくれないという感じ。
まるで蝋人形にでもなってしまったかのよう。
下腹に力も入らない。
まだ小さな息子達(長男小2、次男5歳)は、私の枕もとで頭や顔を撫でてくれて、心配そうに励ましてくれているのに、その気持ちに答えることもできない。
もう、私の人生終わったな…。と思った瞬間だった。
すると、『パワーを使える』と言っていたママ友(Aさん)が私の状態を聞いて、同じくパワーを使える友人を連れて駆けつけた。
この『パワー』というもの。
私は全く信じていなかった。
Aさんの誘いで体験会に行ったこともあったけれど、
特に自分の体には感じることもなく、怪しいとさえ思っていたのだ。
そのパワーを使うことのできるAさんは、
インターホンで玄関に出てきた主人を押しのけるように『大丈夫やから、任しといて!』と半ば無理やり寝室へ上がり込んできた。
階段を勢いよく上がってくる二人の足音を聞きながら、
私は、『部屋も散らかってるし、スッピンやし、パジャマ姿やし、貧相な布団やし、恥ずかしいからやーめーてー!!!』とめちゃくちゃ心の中で叫んでいた。
でも、そんなことはどうでも良かったことなのです。
結果。
私はこの二人のお蔭で助けられたのだ。
パワーという宇宙エネルギーで身体が蘇っていく感覚をはっきりと体感したのでした。
パワーを流した後、
頭で出した指令がしっかりと伝わり、手足が動く。
下腹にもしっかり力が入る。
声も出せる!
私は確実に蘇ることができたのです。
宇宙エネルギーを全身に行き渡らせるのに要した時間は3時間。
そのパワーによって活性化した私の身体からは汗が吹き出し、
汗で肌着が全体にぐっちょり濡れているほどでした。
パワーを全く信じていなかったけれど、
はっきりと体感してしまった私は驚愕していました。
これはマジものだ…と。
この夜。
元気を取り戻した私はお腹が空いていた。
そして、家族で焼肉を食べに行ったのは後の伝説となった。
私はこの出来事で、
自分の病を治すことを決意し、
宇宙エネルギーの世界の扉をノックしたのでした。
(つづく)