SAGA2024国スポで入賞しました!~武術太極拳~
こんにちは!シオンの広報担当です。
今回は、シオンのメンバーでありながらもアスリートとしての顔も持つ小松さんから嬉しい報告がありました!
是非最後までご一読ください!
プロフィール
▼小松 資(こまつ もとし)
現役武術太極拳アスリート兼HRコンサルタント
武術太極拳を小学2年生の時に始め、現在では国際大会でメダルを獲得するまでに至る。メダル獲得総数は100を超える。
また、シオンのHRコンサルタントとして、デュアルキャリアを目指す若手アスリート〜上場企業CXOクラスまで、幅広く転職支援している。
シオンの成長企業支援を通して、業界の後輩選手達への競技活動の活路を見出すべく、両軸で活動中。
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▼これまでの主な実績
(競技成績)
◎第6回アジアジュニア武術選手権大会(上海) 金メダル
◎第2回世界ジュニア武術選手権大会(バリ) 銅メダル
◎第29回ユニバーシアード競技大会(台北)4位入賞
◎第36回全日本武術太極拳選手権大会 銅メダル
▼その他活動
◎ファイナルファンタジーXIVに映像協力(モーションアクター)
◎PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)「カンフーレストラン」CM出演
◎共立女子中学・高等学校外部コーチ
◎台東区小学校 特別教育活動 講演
その他全国各地で講演・演武活動などを精力的に行う。
武術太極拳とは?
はじめに、武術太極拳について簡単に説明します。
聞いたことがない方もいらっしゃるかもしれませんが、アクション映画でおなじみのいわゆる”カンフー”と、朝の公園で親しまれている"太極拳"、それらを総称して「武術太極拳」と名称されています。
国際的には「武術(ウーシュー:WUSHU)」と呼ばれており、元々は格闘技であったカンフーや太極拳も時代の移り変わりとともに「健康」や「心身の鍛錬」を目的としたものになり、競技スポーツとして広く親しまれるようになりました。
太極拳、南拳、長拳といった種目に分かれており、フィギュアスケートのように技の難易度や芸術性を競う採点式の競技になっています。
「太極拳」は伸びやかで大きく、ゆったりとした動作が特徴。
「南拳」は日本の空手の源流とも言われており、両脚腕を力強く使い気合を発するのが特徴です。
「長拳」は跳躍動作が多く、大きく伸びやかでスピードがあるのが特徴です。棍棒や剣などの武器を用いることもあります。
私が専門にしている種目は「長拳」の中の、「剣術」「槍術」で、特に剣術を得意としております。両刃の剣となっており、優美、華麗でスピードと力強さを表現できるのが魅力です。
【SAGA国スポ2024で入賞しました!】
これまでは、「国体(国民体育大会)」という名称でしたが、勝利至上主義に囚われずもっと多くの人にスポーツを楽しんで挑戦してもらうという理由から、「国スポ(国民スポーツ大会)」という名称に変わりました。
国スポの武術競技は型が決まっているものではなく、指定時間や最低限の要求を元に、自ら創作した動きを行います。フィギュアスケートで例えると、ショートではなくフリー競技のようなイメージです。
採点は大きく2項目で構成されております。
10点満点の減点方式
①A組(5.0満点)
→基本的なミス(揺れやつまづきなどの失敗等)
②B組(5.0満点)
→演武レベル(表現や創意工夫、武術動作の質など)
私は埼玉県代表として参加し獲得した得点は
A組 4.9
B組 3.88
得点 8.88
最終順位5位となりました。
前回大会(鹿児島国体)では6位だった為、順位アップ且つ入賞ではあるものの、優勝には届かず自分としては悔しい結果となりました。
演武の最後の最後で僅かに身体が揺れ、減点されたことが一つの原因です。
「スポーツを楽しむこと」を通して、武術が少しでも多くの人に認知されることは嬉しいことだと、優勝できなかったからこそ再認識できました。とはいえアスリートである限り、今後も「勝ち」にとことんこだわっていきます。
スポーツはもちろんですが、ビジネスはスポーツの100倍も1万倍も勝ち負けにシビアな世界です。どちらの世界でも勝ち切って、まだ誰も成し遂げたことないことに挑戦していきたいと思います。
シオンで「アスリート」が「仕事」をする意義とは
”成長企業支援"だからこそ培える、柔軟な思考と適応力
常にトップを目指し、常に競争する環境にいる「アスリート」は、臨機応変にコンディションを整え、常に新しいスキルや知識を意欲的に吸収していく必要があります。
同じように、シオンで支援している成長企業様は事業のグロースと共に、常に環境が流動的であり、高い競争率の中日々成長することを目指しています。私はここに強い共通点を感じており、双方に必要なのは柔軟な思考と適応力だと考えています。。成長企業様の課題解決に自身の強みを活かす、そしてスポーツ以外の場面でも多くの経験を積むことで自身のアスリートとしての成長にも繋がっていく。
この相乗効果が、さらに社内にも広がっていく…私の「アスリート」としての存在が自身の成長だけでなくシオンの成長にも繋がると信じています。
小松さんの大事にしていることを教えて下さい!
「文武不岐」という言葉です。
甲子園強豪校のモットーや、教育機関の理念にも使用される有名な言葉ですが、
私は尊敬する武術のコーチからこの言葉を教えていただき、今でも大切にしています。
「文武両道」という言葉もありますが、同義ではありません。
文武両道は"文"と"武"を其々頑張ることであり、文武不岐は"文"と"武"の頑張りがどちらにも繋がり、相互に影響を及ぼすという意味です。
健康に気遣い日常生活を大切に送ることや、日頃勉強を頑張ることは、スポーツ(武術太極拳)が上達することに直結しており、
武術太極拳の訓練に励むことは日頃の勉強や生活のクオリティに繋がっていると思います。
また、もちろんこれはビジネスにも通ずる事だと思っています。ゴールを明確に定め、主体的にキャッチアップし、修正や改善を自ら行いながら「スピード×量×質」を一流にやっていくこと、そういった日々の行動を大事にしていきます。
シオンには他にもアスリートが在籍しています。
今後も活躍を発信していきますのでお楽しみに!