14戦ぶりの敗戦。戴冠から中3日での苦手な相手に完敗でした。でも、まぁ仕方がない。ちっとずつ切り替えて行って欲しい。 5/10 VSサガン鳥栖

Ciao!!
GW明けのしんどい一週間お疲れさまです。
今日が最終日、もう少しだけ頑張りましょー(* ̄0 ̄)/ オゥッ!

さて、ACLの都合で未消化分の試合があの夜からわずか中3日でやってきましたよ。
それも、レッズが大の苦手なフィジカルモンスター軍団 鳥栖。
アルヒラルとやってからなので余計に思いましたけど、やっぱりボール持ってくる相手には特に恐怖は無いんだなと感じました。
早速試合に触れていきたいと思いますが、まずはスターティングラインナップですが、予想通り手を加えてきましたね。
GKは周作。
最終ラインに右から明本、ショレ、マリウス、オギ。
中盤が敦樹と岩尾。
2列目が右から大久保、安居、シャルキー。
トップがホセ カンテとなりました。
怪我をおしてFinalを戦った宏樹を外してオギ。
運動量が求められた2列目も小泉に代えて安居。
外国籍選手枠の都合でメンバーから外れていたシャルキーが関根に代わり、トップも慎三さんをベンチに置いてカンテが先発でした。

先にも述べましたけどね。
やっぱり、強いプレスを掛けてくるチームに本当に弱い。
この一言に尽きると思いますよ。
ある程度はこっちも攻めれて、同じだけ殴り返される相手だと圧に屈しちゃうんですよね。
アルヒラルのように攻めオンリーな相手ならやることが簡単なんで問題ないんでしょうけど、ボール持たされて選択肢が多くなると途端に抽斗が無いことがバレてしまう。
まだまだ発展途上なんだなと感じました。

前半は一進一退でしたね。
前半16分に菊地選手にレッズの右サイドを割られてシュートされますが、これは周作が素晴らしい反応でシュートストップ。
対してレッズも21分。
オーバーラップしたオギが左深くからクロス。
これがゴール方向に飛んであわやというシーンを作りますが、今度は朴 一圭選手にジャンプ一番掻き出されました。
今度は28分。
レッズ右サイドからのスローイン。
藤田選手のロングスローを走りこんだ田代選手がファーにすらすようなヘッド。
枠内に飛んでいましたが、これも周作が横っ飛びでスーパーセーブを見せました。
39分はレッズ。
この日も素晴らしいアップダウンで攻守に存在感を見せているオギがペナルティエリア左サイドから1対1で縦に仕掛けてクロス。
相手に当たってファーに流れたボールを大久保が収めるとカットインして左足をスイング。
これも、弾いた後に詰めたシャルキーのシュートも朴選手が本当に素晴らしい動きでセービング。
両チームともにチャンスを作りながら、守護神の活躍でゴールを許さず前半が終了しました。

後半に入って49分。
カンテがキープして大久保に落とし、そこからのスルーパスで裏に抜け出したシャルキーが左足でシュート。
オフサイドディレイでしたけど、そもそもシュートはポスト直撃。

認められなかったとしてもああいうシュートはしっかりと決めてくれよ(-_-;)

これオフサイド取られましたけど、結構微妙でゴール入っていたら十分VAR案件だったと思います。

ここからしばらくはレッズがボールを持って鳥栖がプレスを掛ける展開になるんですけど、楔が中々撃ち込めず、決定機は作れずにいました。

そんな中でまず鳥栖が56分、小野選手、西川選手を下げて本田選手と長沼選手を投入。
対するレッズも60分にカンテ、シャルキーを下げて慎三さんと関根を投入しました。
結果だけ見れば、途中交代の質で負けたかなとも思います。
やっぱり、ACLFinalは心身ともに相当消耗したんだなと感じました。
慎三さんも関根も動きにキレがないし、ただでさえ屈強な男たちが雪崩れ込んでくる鳥栖が相手では分が悪かったですね。
対して、鳥栖は67分にも藤田選手、堀米選手に変えて、河田選手と手塚選手とフレッシュな選手に変えて更に元気いっぱい。
この交代直後の70分に痛恨の被弾。
再三、狙われていたレッズの右サイド、鳥栖の左サイドの菊地選手がドリブルでするすると上がるとアーリー目の位置から中へ。
これをマリウスが触るんですけどクリアしきれず、ボールは右から中に絞っていた長沼選手へ。
25~6mある位置から左足一閃でした。
ニアサイドをぶち抜かれて先制点を献上。
周作としてもあそこに来ると思ってなかったこともあって準備不足だったようにも見えますけど、”じゃあ、あそこ狙ってどれだけ枠に飛ばせるか”と言われたら、10本に2~3本が良いとこですよ。
出会いがしらのホームランって奴です。
運が無かったですね。
ただ、その後が良くなかった。
気にすんなって、運が悪かったんだって切り替えれれば、良かったんですけど、この日は全体に動きも重かったですし、この失点でガックリ来ちゃったんでしょう。
更に動きが悪くなりました。
スコルジャさんもかなり厳しいマネジメントだったんでしょうね。
余裕がないのが伝わるような交代でした。
レッズはここで敦樹に変えて小泉を投入。
安居と並んで4-3-3のような形になるようでした。

ただねぇ。
やっぱり、ここで悪癖が作用しちゃうんですよ。
75分。
後ろで繋いでいる時に下がってボールを受けた小泉がパスミス。
これを掻っ攫われて手塚選手に決められて万事休すです。
鳥栖のプレスが素晴らしいのは勿論ですけど、あそこはどこだって行きますよ。
ましてや、フレッシュな選手で中盤が構成されていれば余計です。

何度も何度も何度も何度も何度も何度も言ってきましたけど、小泉は直らないんですよね。
正直言って、アルヒラル戦も何度もあったんですよ。
相手がボール持ってくれるチームだったのとマリウスとショレの集中力のおかげで何とかなってましたけど、今回は見逃してくれませんでしたね。
直せないなら下がってくるなよってなるし、下がってボールが受けたいなら1タッチでボール出すなって誰か言わないんですかね。
小泉も自分が何度も同じミスしてピンチになってるって分からないのかな?
ハッキリ言って、懲罰交代もののミスだったと思います。

さて、試合に戻りましても、もうメンタル的にやられた状況ですし、相手はノリノリですからどうにもならんかったですよね。
84分に大久保下げて岩波を出した時点で試合終了でしたよ。
パワープレーでどうにかしたいならカンテがいなければ無理でした。
何度か攻め込みましたけど決定機になるような場面もなくそのまま0-2で試合終了。

モチベーション的に難しい試合だったですよね。
4日前に多くの選手にとってキャリア有数の経験を勝ち取った後で、”はい仕切りなおして戦ってください”と言われても中々切り替えられないですよ。
これまで張りつめていたものが緩んだのは間違いないと思います。
1点目も今までは速かった寄せが遅れたり、2点目なんか完全な凡ミスです。
試合後の会見でスコルジャさんも”もっと大きくメンバーを入れ替えるべきだった”と言っていましたけど、Finalに出た面子の中で最終ライン以外は全取り換えで良かったとさえ思いました。
モーベルグ、シャルク、リンセン、カンテをメンバーに入れて、慎三さん、関根、大久保、小泉をベンチ外で良かったじゃないですか。
高橋も帰ってきたし、早川だっているんですから。
正直、最終ラインも休ませてあげたいです。
でも、昨日の試合を見る限り岩波では無理だな。と感じました。
夏の市場でどこかに放出して新しい戦力を入れないと正直、依存度が高すぎて不安でいっぱいです。

なんて悲観的なことも感じましたけど、ぶっちゃけ劣勢だと思っていたので特に問題はないかなとも思います。
モチベーションの問題もあるんですけど、元々、鳥栖みたいなフィジカルゴリゴリのチームが大の苦手なわけで、ここでいきなり切り替えて大人のフットボールで勝ち切るような姿も見たかったですけど、むしろ、こっちの方がレッズらしいとも感じました。

なんか無敗記録が止まってメディアは悲観論をぶち上げてくれてますけど、特に心配はないかな。
今いるJの上位がそのまま行くとは到底思えないですし、試合数はまだ1試合少ないですしね。
厳しい夏に向けて使える選手を増やすためにも佳境に入ったルヴァンを大いに利用しつつ、リーグ上位を狙える位置につけていれば良いですよ。

ACLが終わって、ちょっとこちらもトーンダウンしてノンビリ大局を見ながら未来をポジティブに考えていきたいと思っております(*´ω`*)

そんなわけで次回は5/14 ガンバ大阪戦のレビューを予定しております。
ではでは、Arrivederci (。・ω・)ノ゙

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?