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追いかけて、雪国

さてさて、何を書こう?
先日もこの書き出しで始めたような。ほんとに、何書こう?

とりあえず最初に書いた自己紹介を利用することに。
簡易的ではあるけれど、私の人となりが少しは現れているので、
そこで挙げた物事について、順番に書いていってみようかな。

1.自己紹介
名  前:Sion
居  住  地:西日本
年  齢:アラフィフ
性  別:♀
家  族:夫と二人暮らし
好  き:本、洋楽、温泉、ドライブ、珈琲、絵、犬、鳥、秋、和食
苦  手:夏、人混み、アイロンがけ、ビール、大きな物音、地図をみる
特  技:料理、深く悩まない
座右の銘:パイの取り分は皆同じ

『自己紹介:初めてじゃないnote』

というわけで、今日は私の住んでいるところについて。


最近、引越業者比較サイトか何かのCMで、「人は人生で平均4回しか引っ越さない」というのを聞き驚いた。意外と少ない、でも私はもっと少ない!

アラフィフのこの歳まで経験した引越しは2回。一度目は結婚して実家を出る時、二度目は最初に住んでいた賃貸から一戸建てへ移った時。
親の転勤やら進学やら留学やら就職やら、人によっては人生3分の1ぐらいですでに4回目を突破しているだろうに。ドリフのセット早替えのような展開が極めて少なかった私の人生。

その2回も、実は同じ市内での移動。つまり生まれてこのかたずーっと同じ市から出たことない!(旅行除く)
すごろくでももうちょっと飛躍的な動きがあるんじゃないかと思ってしまう。土着民この上ない。
そして場所的にもまあ、西日本のこれと言って特記事項のない地方の、気候も厳しくない市街地で、のんびりのほほんと育ってきたわけだ。


だからなのか? 私は常々、雪国に憧れている。

積雪地方の冬の厳しさは、外から見ているだけでは分からない。それは重々承知している。
でもあのしんしんと静かに降り積もる雪。朝の澄んだ空気と全ての音が吸い込まれたような静寂。一面真っ白な景色を部屋から眺めながら、熱い珈琲を飲むひととき。
そう私は、北欧や北海道、東北など雪が積もる場所に憧れていて、
「暗くて寒くて陰気」な秋冬という季節がたまらなく好きなのだ。


これが「非日常」だからなんだろうか? 

そりゃそうよね、実際住んでる雪国の人に言わせれば、毎日毎日重労働の雪かきにバカ高い光熱費、食料買い出しだってひと苦労。
毎日の通勤はどうしているんだろう? 車? 道にある雪はどうするの?
もっと言えば北海道って、延々と道沿いに何もないじゃない?
道に迷ったら誰に尋ねるの? て言うかトイレ行きたくなったらどうすんの?
回覧板はどうやって届けるのー??

・・・・・・。
しょせん井の中の蛙状態な私ごときは、あまりに覚悟がなさ過ぎて雪国には住めるはずもないのだが、憧れであることには違いない。なので北海道や東北、北陸あたりは旅行でも何回も行っている。
ものすごい偏見だが、寒い地方の人々は人間的により思慮深い気さえしている(長い冬の間に色々考え事をする)。

それはひとえに、一年中穏やかな気候で過ごせて300mごとくらいにコンビニがあって、早朝の散歩でも10人は人に出くわし、洗濯物がよーく乾く街に住んでいる日常があってこそ、なのだろうか。


とりあえず、3年振り!とかでうっすら積もった雪をかき集め、嬉々として雪だるまを作るのは、もういい歳なのでやめておこうと思う。









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Sion
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