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徹底比較!【フィリピン・マニラから日本へ】FedExで荷物を送る方法(DHL、OCSとの比較あり)

この記事ではフィリピンから日本へ荷物をFedExで送る方法について紹介します。

「フィリピンから日本へ荷物を送りたいのに、どの運送会社を選んだらいいか」って思いますよね。

そんなときはそれぞれの運送会社を比較してみるのがいいです。

それぞれの運送会社を比較することでおトクにフィリピンから日本へ荷物が送れますよ。

この記事を書いている私は、知人の荷物をOCS(ANAグループの運送会社)で送ったり、購入代行のビジネスの依頼で各配送業者を調べたことがあります。

以前の記事、徹底比較!【フィリピン(マニラ)から日本へ】荷物を送るにはOCSがいい理由ではフィリピンから日本へ荷物を送るのには、OCSがいいと紹介しました。

そのときはFedEx、DHLがコロナで運営してなかったので、OCSを利用したのですが、最近日本に住んでいる方から、「フィリピンで販売している商品を購入して日本へ送って欲しい」という購入代行の依頼がきて、見積もりを取るのにOCS以外の2社を調べることにしたのです。

今回はFedEx、DHLの配送料がとてもお得なので共有します。

徹底比較!【フィリピン・マニラから日本へ】FedExで荷物を送る方法(DHL、OCSとの比較あり)

購入代行を希望される方から、「フィリピンでしか販売していないブランドの洋服3点を購入し、日本に配送したらいくらになるのか」という問い合わせをいただきました。

そこでOCS、DHL、FedExの料金をそれぞれを調べてみることにました。

荷物の内容

  • 商品:洋服3点

  • 段ボール箱:1箱

  • 重量:5~7kgになりそう。

  • 配送場所:日本の栃木県宇都宮市(依頼者の場所)

ここでは荷物を6kgとして各社の比較をしていきます。

OCSの場合

以前利用したときは、

・はじめの1kgが44USD
・それ以降は1kg増すごとに 7.5USD
・為替レート 49peso

ということで、この見積りどおりに計算すると、

6kgで81.5USDになり

この記事を書いている時点(2021年9月19日)の為替レートが

1USD=50pesoなので
4075pesoとなります。

ですがOCSのホームページにある海外~日本への配送料金表を見ると全然違ったのです。

主な支出地にフィリピンが無いのですが、おそらく距離的にインドネシア、シンガポール、タイランド、のASIA-5となり、その6.0kgまでの料金をみると26,040円(円建て)になります。

この記事を書いている時点(2021年9月19日)のレート、
1peso=2.1円で計算すると
12,400pesoになりとても高くなります。

OCSの海外から日本への配送料金の表

このとおり表と実際店に持ち込んだときの金額が異なるので、店舗で確認する必要があります。

OCSの店舗の所在地

FCC Building, 119 Rada, Legazpi Village, Makati, 1229 Metro Manila

DHLの場合

DHLのホームページにある見積もりのページで金額を出しました。

DHL見積もり画面

この後で紹介するFeDexで金額を問い合わせたときの箱の大きさを統一しています。

箱の大きさ:40cm×33cm×26cm

重量Drop offShip online5kg3,920 peso5,815.44 peso6kg3,920 peso5,815.44 peso7kg3,920 peso5,815.44 peso

と重量5kg,6kg,7kgの料金は同じでした。

Drop offとShip onlineの違い

Drop offはDHLの支店に持ち込みの料金で、Ship onlineは集荷に来てくれます。

店に持ち込めば3,920pesoになるということでOCSの見積もりより少し安いくらいです。

FeDexの場合

FeDexのホームページにある見積もりのページで金額を出しました。

FeDex見積もり画面

箱の大きさ:40cm×33cm×26cm

重量 International Priority-40% promo配送日数International Economy-40% promo配送日数5kg5340.95 peso3493.95 peso4日間4238.35 peso2803.5 peso7日間6kg5340.95 peso3493.95 peso4日間4238.35 peso2803.5 peso7日間7kg5340.95 peso3493.95 peso4日間4238.35 peso2803.5 peso7日間

FeDexもDHL同様に5kg、6kg、7kgで重量を変えても金額は一緒でした。

International PriorityとInternational Economyの違い

・International Priorityは速達
・International Economyは通常配送

この表は木曜日出荷にしたときの金額です。仮に出荷を月曜日にしたところ速達も、通常配送も同じ日に着きます。
おそらく土日をはさんでも配送業務をするのでPriorityは早いということでしょう。

実際の見積もりはどうなのか店舗に足を運びました。

・FeDex Box という規格サイズの箱があり、10kgまで配送できるということです。

FeDex box:大きさ40cm×33cm×26cm 制限重量10kgまで

重量料金
5kg 4,674 peso
6kg 5,108 peso
7kg 5,541 peso

この金額になりました。うっかりしたことにこれが速達か通常配送か聞くのを忘れてしまいました。

確認し報告します。

FeDexの40%プロモの件

アカウントを登録してから3ヶ月間は40%OFFになります。その後は1ヶ月の取引き金額により30%までの割引を受けることができます。

40%のディスカウントをもらう方法

  • ホームページでアカウントの登録をする

  • 支払いはクレジットカード、またはデビットカードのみ受付けている

  • 配送先の記入やインボイスなど必要書類は全て自分で用意する必要がある

  • 店舗に持ち込まず自宅に集荷に来る

窓口を通さず店舗にとってムダな手続きをしなくてよくなるため、ディスカウントになるのでしょう。

規格サイズの段ボールの説明

規格サイズの箱の説明がFeDexのホームページで紹介していて、

  • FeDex Pax はS、M、Lの3種類

  • FeDex Box は40cm×33cm×26cm 重量制限は10kgまで

とあったのですが、今ひとつわからなかったので店舗で聞いてみました。

  • FedEx Pax :S、M、Lはどのサイズも5kgまでの重量制限がある

  • FeDex Box は10kgまでの重量制限で5kgまではFedex paxと料金は変わらない

ということで、箱の大きさによって料金は変わらないことになります。

店舗に行ってわかったこと、よかったこと

規格サイズの箱の現物がある

実際店舗に行ってFedEx PaxのS、M、Lの箱をみることができ、「これではLでも洋服3点がぎゅうぎゅうで入らないかもしれないな」ということがわかりました。

どうせ料金が同じならFeDex Boxは大きめの箱なので、こちらを選ぶのががいいでしょう。

また、箱は自分で用意してもいいということです。

規格サイズの箱は店舗に荷物を持っていくと、荷物の量だけFeDexから無料でもらえます。

箱を用意して自分で梱包をして持っていっても、店で荷物の中身をチェックされ、けっきょくまた梱包しなくてはならないので、荷物だけ持っていき段ボールをもらうのがいいでしょう。

関税の説明

受付のお兄さんから中に入れる商品の料金を聞かれました。

先のOCSの場合にもでてきたインボイスに記入するためです。この金額により日本で受け取りのさいに関税がかかります。

関税はいくらだと聞くと、商品の金額が90USDまではかからないということでした。

OCSに以前問い合わせたとき、1万円以下の品物には関税はかからないと同じでした。

配送の手順

手順は荷物を持ち込むと、窓口で品物をチェックして箱に詰めてくれ、配送の宛名書き、インボイスなども全て窓口でしてくれるとのこと。

受付のお兄さんが注意していたのは、送るものは衣類だと伝えたときに「偽ブランドじゃないよね」と聞いてきました。

偽ブランドは配送できません。

実際に窓口へ問い合わせることの重要性

このように窓口に来てみて、見たり聞いたりしたことで、いろいろな疑問が解決しました。

まとめ

OCS、DHLはホームページでの見積もりしかしてなく実際の金額がわかりませんが、FeDexの40%プロモを使うと金額が一番安いことがわかりました。

ただ登録するのや、自分で配送先やインボイスを記入するのが難しかったり、時間がとられたり、めんどくさいなと感じる人には、DHL、OCSに直接問い合わせ金額を確認し1番良い方法で送るのがいいでしょう。

今回の記事でホームページと、店舗に実際に聞くのと見積もり金額が違うので、実際に店に確認するのが大事ということがわかっていただけたと思います。

何ごとも比較が大事ですね。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回またお会いしましょう。
でわっ

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