【徹底比較】フィリピン・マニラで携帯を修理してみた!ショップも比較してみた!その品質はいかに
この記事では「フィリピン・マニラで携帯を安全に修理するには」について紹介します。
フィリピン・マニラで携帯が壊れたら「どこに修理を出したらいいのか」って思いますよね。
親切なリペアショップがあるのでそこに出したらいいです。
親切なリペアショップで安心して適正な価格で修理に出せますよ。
いきなり思いがけないことで携帯が壊れると、「代わりの携帯は持ってないし」、「仕事で使わないといけないし」で焦ることありますよね。
そんなとき故意で起きた故障でなければ、保証期間中であればメーカーに出すのですが、携帯を水の中に落としたり、地面に落として画面が割れてしまったりと、保証で直せないとなると、フィリピンではどこに修理を出したらいいのかわからないことでしょう。
たった今この記事を読んでいるあなたはまさに、「フィリピンで携帯が故障し修理をどうしよう」と困っているのかもしれません。
私自身、
アイロンがけをしている最中、アイロン台からアイロンが落ち、床においてあった携帯の画面を割ってしまった。
iPhone5がボタンを押してないのに勝手に反応するようになった。
iPhone6をズボンの後ろポケットに入れたまま、座席に座り、変形し画面が真っ暗になった。
といろいろと故障した経験があります。
今回はふだん私がメインで使っているiPhone6が充電中に急に電源が落ち、数件のリペアショップに行き、体験したことを紹介し、フィリピン・マニラで修理を出そうと思っている方のお役に立てれば嬉しいです。
フィリピン・マニラで携帯を修理してみた!ショップも比較してみた!その品質はいかに
過去の故障経験
過去に携帯が故障してこんな経験があります。
iPhone6をズボンの後ろポケットに入れたまま、椅子に座ったら本体が曲がってしまい、画面が真っ黒になり見えなくなった。
そのときは1年の保証期間中だったので、アップルの修理代理店、Beyond the Box に持ち込みました。
あらかじめ電話で予約していきました。
店舗では故障を確認するお兄さんがいて携帯を渡し15分くらいすると呼ばれ、
「診断するのに3日間くらいかかる」ということで代替え機も出してもらえず、ひとまず携帯をおいて診てもらうことにしました。
3日後に店から連絡がきて、シンガポールから部品を取り寄せそれから修理になるとのことで、直るのに2週間ほどかかるということでした。
代替機などの貸し出しサービスは一切ないので、代わりの携帯があればいいのですが、私は持っていなかったので、中古のiphone5を会社のスタッフから買いました。
また、なんでフィリピン人はiphone信者(利用者)が多いのにこの国に部品がないの?と疑問に思いました。
今回iPhone 6が故障した件
つい先日(2021年10月上旬)のことです、充電中に急にシャットダウンして電源を入れても入らなくなりました。突然の故障であわてました。
そして以前、同僚から購入した代替え用のiPhone 5にSIMを入れると、なんと読み込まないのです。
しかたなく4年前に購入したもう1台の、Huaweiで電話とテキストのみ使用して対応することにしました。
メモリがとても少なく、Messenger、LINEといったアプリのダウンロードができず、会社連絡で使用するViber もダウンロードできないのです。
修理費が高くつくなら買い替えも考えました。
翌日リペアショップを探す
翌日はPCとHuaweiの携帯のみでの仕事です。ものすごい不便でした。トホホ、、、。
仕事が終わってから、修理できるところを探しました。
1店舗目
MRT(電車)のAyalaステーションの入り口周辺に、携帯ショップが数点並んであり、そこに行くことにしました。
ここは以前Samsungの携帯の画面を、アイロンを落とし割ってしまったときに持ってきたところです。人間、反復の法則というか以前行ったところにまずは行きたくなるものです。
20代前半の若い男性店員がいた店
そこの店員は、フィリピン人によくいるフレンドリーな調子いい感じのお兄さんで、軽いノリでみてくれました。
ボタンを数回押してから、
「これはバッテリーの寿命だね、バッテリー交換したらなおるよ」
といい、交換用のバッテリーを見せてくれ、Appleのマークがあり1,000pesoとのこと。
「これはオリジナルの製品か?」と聞くと「そうだ」と答えました。
絶対に純正品を扱うはずはないとは思いながらも、1000peso で直るならと迷っていました。
ついでにSIM が読み込まないiPhone5を見てもらうことに、この原因は別の機会に紹介します。
2つの携帯を見てもらって何もお願いしないのは気が引けたので、50pesoのチップを渡し1度その場を離れることにしました。
Glorietta(グロリエッタ、マニラにある大型デパート)へ向かいます。
2店舗目
電池交換で治るならとアップルストアがあったので電池交換の費用を聞いてみました。
店員さんから「診断のアポイントが必要です、診断するのに2日から3日 かかり、800pesoの診断料がかかります」ということでした。
すぐ使いたいのに予約してさらにチェックアップに日数がかかるのだ。これはさすがにパス。
3店舗目
Gloriettaで他の店にバッテリーがないかと探しているうちに、携帯の呼び込みをしているお兄さんに「何を探しているんだ?」とたずねられ、 連れていかれたところにリペアショップがありました。
修理人のお兄さんに、「電池交換はいくらだ?」と聞くと
「携帯ちょっとみせて」といわれ渡し、「中を開けていいか?診断料はかからない」というので、OKを出しました。
小さなネジを精密ドライバーで回しフタを開ける、引き出しの中から、テスターを出して、(中学校の科学の実験で使ったやつだ)中の基盤のようなモノに赤色と黒色の棒を当てると、針が振れた。
この結果「基盤がショートしている」と言われました。
そういえば、充電中に急にシャットダウンして電源が入らなくなったのだからありえる。
しかもその時は借りモノのSamsung の充電器を使用したのだった。
その旨を伝えると
「iPhone は他社の充電器や、急速充電器に対応していないんだよ」
「オーバチャージをするとショートする原因になる」
と修理のお兄さんからのアドバイスがありました。
おおっ、確かに説得力がある。1件目の店と違いテスターを使ったし、バッテリーが急に使えなくなるってことはありえんだろう。
気になるお値段は?
「2,000peso」
「直らなかったら費用はいらないよ」
(うーん、ビミョーに高い)
「この携帯はまだ状態がいい、直したら十分使えるよ」
「I give you discount 1,800peso(1,800pesoにまけとくよ)」
1,800pesoに値下げたが、即決はできない金額だったので、「考える」といい今度はチップを渡さずにその場を去りました。
故障の原因がはっきりし、金額が適正なのかもう1件聞いてみたいと思ったからです。
4店舗目
携帯ショップの奥に「Repair」と赤く光るネオンがあり、30歳くらいのお兄さんが店頭に座っていました。
お兄さんに事情を話すと、ここでも「直らなかったら費用はかからない」ということなのでお願いしてみることに。
手際よく携帯を分解していきテスターを使用。
さらにテスト用のバッテリーにもつなげバッテリーが原因ではないことを確認。
(これは2件目のとこでやらなかったなぁ)
「バッテリーが原因ではない、基盤がショートしているよ」
おおっ、2件目と原因はいっしょだ。
気になるお値段は?
「1,300peso」
2件目より500peso安いが迷った、、、。
値引き交渉してみることに、
「Give me discount 1,000peso(1,000pesoにまけて!)」
というと、間ぱつおかずに
「OK」といわれた。この青年の潔さに気持ちよさを感じました。
「時間どれくらいがかかるの」と聞くと、
「40分くらいで治る」と自信満々で答えました。
その様子から、このお兄さんは「この修理に卓越している」と感じさせるものがあり信頼することにしました。
1000pesoが手元にないので、ATMにおろしに行かないといけません。
しかし以前、インターネットで「修理中に純正部品を粗悪な社外品に交換する店がある」と書いてあったのを思いだし、
「修理するのを見たいと」と告げると
「ノープロブレム」とまた気持ちよく答えてくれました。
そして修理の一部始終をみることにしました。
修理の様子
精密ドライバーで手際よく、米粒ほどの小さなネジをどんどん外していく。
ショートしているであろう、基盤を本体から外し
「別の場所へ行くから、ついてきて」と言われました。
ここで2つの不安がわいてきたのです。
その不安の、
1つ目は、新しい部品を別のショップに買いに行く(また、余計な費用がかかるやん!)
2つ目は、もしさっき行った3件目の店に行ったらちょっと恥ずかしい思いをするなぁ
でした。
「あたらしい部品を買うのか」と聞くと「違う」と言う。
「別の修理ショップに行く」というのでついていくと3件目の店と同じ方向だったので、ちょっとヒヤヒヤしながら、店に着くと3件目の店の隣でホッとしました。
お兄さんがそこの修理人に基盤を渡すと、修理人はPCとつなげた携帯を見ながら、基盤にテスターをあてて数値を測定したりといろいろとチェックしていました。
それから先の尖ったピンセットでハンダを削ったり、基盤にドライヤーをあてたり、ハンダゴテのようなもので何ヶ所かハンダに熱を加えたりと、細かい作業がつづきます。
手ぎわの良い作業に「この修理人たちはどこで、携帯の修理の技術を習得したのだろう。修理のパターンは何種類もあるはずなのになぁ」となかば感心しながら眺めていました。
15分ほどで作業は終わりました。
元のお兄さんの店に戻って、今度は基盤を本体に戻す作業で、ものの2分ほどで組み立て、電源のスイッチを押すと画面にアップルのマークが光りました。
「おー、やったー復活したー」
動作チェックをし大丈夫で、所要時間は宣言通りの30分ほどで終わりました。
そこでついでにIphone5も見てもらいました。SIMが読みこまない原因は1件目のお兄さんの説明と同じでした。
そしてATMでお金をおろしにいき1000pesoを渡しました。
このお兄さんはチップもせがまず、ここでも潔く気持ちよかったです。あらかじめ渡そうとしていた60pesoをチップで渡し店をあとにしました。
めでたし、めでたし。
まとめ
今回の修理をもし1店舗目で決めていたらどうでしょう。
バッテリーを交換しても直らず、追加の修理をせがむ修理人に腹をたてていたころでしょう。
誠実な携帯リペアショップは探せばあるので、最低3件くらいはまわって、症状と金額を比較することをオススメします。
私は車を売却するときにも5社くらいまわる比較対象の鬼です、損をすると悔しい思いをし、後々まで逆恨みをしたくなるような根を持つタイプなので、めちゃくちゃ他店と比較します。
もし携帯ショップに行くのが不安な方は、「探偵マニラスクープの携帯修理の同行サービス」をご利用ください。
お問い合わせのメールアドレス:sion00031@gmail.com
又は
からお気軽にご連絡ください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回またお会いしましょう。
でわっ!