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外界と自分 世界と自分①

現在を見ると色々な風景がある。
その中を色々な人達が生活している。

人は五感を通して現実世界と触れ合う。
五感を宿す器官は、外界を知るためのツールだ。

もし五感がなければ、人は外界を知る術がない。
人は外界を知ることができない。

人は五感を通じて外界を知る。
外界の中に色々人々がいて、色々な世界がある。

この現実世界には私と外界の二つしかない。
人と外界の関係では、私は外界だ。
人から見れば私は外界の一部だ。
私は外界の機能の一部だ。

外界を外界として観ることが重要だ。
外界の動き、流れを知ることが重要だ。

外界の動きや流れは実にシンプルだ。
外界は二元で構成されている。

水は個体、液体、気体があるぞと言われるかもしれない。
しかし形あるもの、形のないもに分ければ二元だ。
目に見えるモノ、目に見えないモノに分ければ二元だ。

そして外界の動きは常に一つ。
相対的に動くだけだ。

相対的な動きは全てに通じている。
心の動きも、人の動きも同じだ。
私とは外界からの刺激による相対的な反射だ。

例えば、
異性から「好きです」と言われたとする。
すると言われた者は、自分の相対的な感覚に応じて答えを返すだろう。

例えば、
上司から「仕事が遅い」と怒られたとする。
すると言われた部下は、自分の相対的な感覚に応じて答えを返すだろう。

他者は外界の一部=外界だ。
外界と自分の関係は全て相対的である。

気づく人は気づく。
この一つの未知は、大いなる満足へ続く道なのだと。











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