娘の絵、息子の絵
毎年夏休み、うちの子供たちは「課題(テーマ)がなくて、何を描いても自由」という条件が気に入っている ”MOA美術館児童作品展” に応募する。
ほぼ水彩のみで仕上げるんだけど、娘はめちゃくちゃ細部まで下書きに1日かけて書き込むタイプ。
(木目まで書き込んでるよ・・・)
めんどくさがりな息子は下書きなしで、いきなり画用紙に書き出して、2~3時間くらいで書き上げるタイプ。
私の役目は、参考にする写真印刷や、途中ですぐに飽きてゴロゴロしてしまう息子を励まし続けること。笑 半分まで終わったも同然だよ!乾かす扇風機充電しておいたよ!みたいな…。
(雲の表現は、YouTubeを見てたあたり、時代だなーと思った)
娘が描いてるのは、うちの猫なんだけど、丁寧に丁寧に丸一日以上かけて下書きを書き続けていた。着色に入ると、さらに丁寧に毛の1本ずつ、おもちゃのネズミの質感まで再現…。
下書きが丁寧な分、早く終わるかと思った娘の着色は、より時間をかけ色を重ね、結局夜まで描いていて・・・。
その根気と職人気質にいつも驚くよ。。
水彩の上に、白や銀のアクリル絵の具で毛を書き込んで、立体感を。猫の目もビー玉みたいに美しくて、近くでじっと眺めていたいタイプの絵。
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対する息子。
昔から海や宇宙などが好きで、青色のグラデーションが得意。
雲は丸めたティッシュでゴシゴシこすって白さを出していたけど、途中で紙が破れだしては「YouTubeの人は破れないのに!!」とお怒りになっていた…。
きっといい紙使ってるんだよ、ごめんね、今日の紙はダ〇ソーのやつだわ。
君のせいじゃないよ、、を匂わせつつ、なんとか最後まで仕上げた!飛んでいるのはカモメじゃなくて、トンビらしい。
テーマは夏休みに遊びに行った「糸島の海」。
沿岸の半島がうまく描けたことに気を良くして、本来ないはずの島が足されている。笑
本人としては、波しぶきの白い点々を、図工でやったときみたいにうまくできなかったとのことだけど、ひいき目に見ても素晴らしいと思う!!
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ふたりとも、めちゃくちゃ上手・・・。小さい時から、お勉強よりも工作、絵を優先させてきてよかったと思う。
MOAに提出してしまうと、賞をとれなかった場合にもう作品は手元に戻ってこない…。(正直手元に置いておきたくて迷った)
”MOA美術館児童作品展”は、小学生まで。6年生の娘の、最後のチャレンジをしたいという気持ちを尊重することにした。
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さて9月末。息子のほうが、MOA美術館福岡児童作品展(地方選みたいなやつ)で銅賞を取ったと学校から連絡が来ました!!日赤病院で11月中旬から12月頭まで展示されるそうです。
賞を取ったということは、作品が戻ってくる~!!
娘のほうは、どうやら取れなかったようで…。こういうとき、立場が逆だったら息子は「どうせ俺なんて」モードになって、めちゃくちゃ拗ねてしまうけど、うちの娘は「私も次がんばろっと!!」「ほかのコンクールあるか調べよう!」と前向き。
そもそも、帰宅した私に「今日はすんご~い、奏助のいいお知らせがあるんよ!!!」と玄関に走ってきてくれたのが、娘のほうだった。
なんていい子だろう。天使かな?(おやばか)
猫の絵のほうが、戻ってこないのは残念で仕方ないけど、写真に残しておいてよかった・・・!
子供らが小さいころからのほかの作品も、写真にいっぱい残しているので、記録も兼ねて近いうち note にアップしてみようと思う。
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