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闇の将軍のこと⑧ 終わりました

東京公演と、夕闇のみの魚沼公演と、りゅーとぴあ公演が終わりました。
劇場まで足をお運び頂き誠にありがとうございました。
怪我もなく無事に終えられた事を安堵しております。
また今公演に限らず2016年の初演から始まり、各公演ご来場戴きましたお客様、お気にかけてくださった方々も本当にありがとうございました。

今できる精一杯の力でやり切って、思い残す事なく終われました。
演出のノブさんや共演者やスタッフの皆様を信頼して楽しく挑戦しながら創作ができて、自身の演劇人生の中で二度とない体験ができました。
本当に稀有な現場でした。7年間ありがとうございました。

夕闇、山を越える

夕闇は何度演っても飽きませんでした。りゅーとぴあ公演の稽古でも、新しい発見と新鮮なやり取りが生まれて、本当にずっと楽しかったです。

常闇、世を照らす

常闇もりゅーとぴあ公演のみ和子さんのラストシーンが少し変わりました。繊細な事ですが分かりやすく伝わっていたらいいなあと思います。ここに動画が載せらずインスタの方に稽古場での動画を上げております。よろしければご覧ください。

そしてその他いろいろ写真があるので、ここで供養させてください。

稽古が始まる前に作品ごとに俳優陣で集まりました
昭役のあやさんと角さんの話をしたり
それを見ながら真紀子役の希さんが笑ってたり
ぼっこさんと逢ちゃんにはたくさん助けられました
鏡前、日本髪は2時間くらいかかりました
所作指導の藤間先生から戴きました
魚沼公演も温かい職員さんたちに迎えて戴きました
魚沼は一日中雪でした
りゅーとぴあ楽屋から
ロビーには関連資料の展示がありました
役をイメージしたというお花も戴きました、ありがとうございます

そもそもどうしてJACROWに、この作品に出演が決まったのかという話なのですが(たまに聞かれます)、遡ると2012年の話になります。JACROW×elePHANTMoon公演「闇言」にて、elePHANTMoon側の作品に出演して、JACROWの方々と知り合った事が始まりです。当時は小平さんも谷仲さんもまだ劇団員ではない時代でした。
そしてその数年後に見た「ざくろのような」がとても面白くて、感想を出演者に伝えたおかげか、JACROW関係者パーティーに何故か呼ばれました。
その場でノブさんに「ざくろのような」面白かったです!JACROW出してください!と直談判をして、「よし!じゃあ次の作品出ましょう!」と即決。まるで和馬さん演じる角栄のような勢いと迫力で「やりましょう!」と応えて戴きました。
そしてその、次の作品というのがたまたま「夕闇、山を越える」でした。
はちゃめちゃに運が良かったと思ってます。ラッキーだけで来ました。
勿論ノブさんの胆力と劇団の皆様の寛容さのおかげで、ここまでご一緒できたとも思ってます、本当にありがとうございました。

夕闇と常闇は終わりましたが、宵闇はまだ公演が残っております。
そちらも大盛況で無事に終えられることを願っております。

ありがとうございます