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ADHDな人間が断捨離をしてみて変わったこと


僕はADHDだった

ADHDという言葉をご存知だろうか。
ADHD(Attention-Deficit / Hyperactivity Disorder)とは物事に集中できない(不注意)、ジッとしていられない(多動性)、順番を待てない(衝動性)の3つの症状を主な特徴とする生まれつきの発達障害の一症状だ。
僕は大人になってから精神科を受診して医師から軽めの発達障害であると告げられた。
思えば物を何処に置いたか忘れてしまったり、部屋が散らかりがちだったりしたのもそうなのかもしれない。
ショックだったが、自分が発達障害であることで少しホッとしたのも事実だ。

ミニマリストの動画に影響を受ける

僕はYouTubeでルームツアー(部屋の紹介)動画を見るのが好きだった。
インテリアにも興味があるし、住んでいる人間の個性が強く出て面白いからだ。
ある日いつものようにYouTubeを開いたら某有名ミニマリストのチャンネルがおすすめに出てきた。見てみると部屋に物がほとんどない(苦笑)
「こんなに物が少なくて不便じゃないのか?」と内心思ったが、色々なミニマリストの動画やブログを目にするうちに彼らの「最低限必要なものしか持たないが一つ一つの持ち物にこだわり生活を豊かにしていく」引き算の美学的な生活スタイルに共感できる部分、見習うべき部分も多いな・・・と感じた。

僕も断捨離してみようか・・・

自慢じゃないが僕の部屋は散らかっている。
床にものは置きっ放しだし、置いたものも少し時間を置くと何処に置いたか分からなくなってしまう有様だ。
そういう生活を子供の頃から送ってきたので、そろそろ自分のなかで何か変化が欲しいところだった。そうだ。部屋を片付けていらない物を断捨離しようか…と思い至った。動画で見たミニマリストのようには出来そうもないが・・・
正直散らかっていた部屋を片付けるのはしんどかったが、数ヶ月かけてゆっくり綺麗にしていった。
一気に終わらせようとするのではなく、「今日はここを綺麗にしよう」と場所を決めて掃除するのが良いと僕は思う。

部屋の物を断捨離してみて変わったこと

まず一つは物の定位置を決められるようになったことで物が行方不明になることが圧倒的に減った。
あとは家具の配置に余裕が出来て少しお洒落な部屋になった。人間は部屋に余白が出来るとつい家具などを置いてスペースを埋めたくなるものだと思うが、余白のある部屋は見た目もスッキリして美しいことに気付く。
要らないものを捨てたり売却して自分が本当に必要なものだけを残すことで一つ一つの道具や家具に対する愛着も一層深まったと思う。
最初は辛いかもしれないが、一度部屋を綺麗にしてしまうと汚すことに罪悪感が芽生えるようになり綺麗な状態を保てるようになった。

生活が乱れているなと感じている方は一度掃除と断捨離をしてみてはいかがだろうか?





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