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ニュートラルミルクホテルのIn the Aeroplane Over the Sea について話したい。
どうも洋楽とスポーツ大好き大学生、SIOAです。今日から自分の好きなアルバム、シングル、について不定期にはなると思いますが、noteにゆるーく投稿し皆さんと共有していきたいと思います。
さて、第一回目で紹介するのは、自分が一番好きと言ってもいいアルバム、Neutral Milk Hotel のIn the Aeroplane Over the Sea(1998) です。自分にとってこのアルバムは、それまで曲をアルバムという単位で聞いたことのなかった自分にアルバムで聞くことの意味や良さというのを教えてくれたアルバムです。また、初めて自分がお金を出して買ったレコードです。 自分がこのアルバムを知ったのは、今から2,3,年ほど前にRate Your Music という一般の人が、アルバムやシングルを評価するサイトを自分の知らない音楽との遭遇のために見ていた、Top albums of all time のリストに、26位で入っていたことがきっかけです。はっきりいて26位の周りにはほかにも自分の知らないアルバムもありましたが、顔に芋?のようなものがついているこのアルバムのイラストに目がいったんだと思います。
今回、このアルバムについて書く前に他の音楽を紹介しているブログや記事を参考にするため、また気になったこともあってgoogle先生で「In the Aeroplane Over the Sea 記事」みたいな感じで調べたところ、なんと4,5件ほどしか日本でこのアルバムについて書いている人がいなくてびっくりしました。なんでこんなにいいアルバムがこんなにも日本で注目されていないのか…おかしい! 絶対に ほかのこのアルバムについて書かれている方も日本で過小評価されていると言っていました。なのでこれを見て少しでもこのアルバムを知ってくれる人が増えればいいなと思います。
この最高のアルバムをつくった、Neutral Milk Hotelは1989年から1999年まで活動(2013年から2015年に一時再結成)したアメリカのルイジアナ州出身のバンドです。メンバー4人でその中でもボーカル兼ギターのJeff Mangumは作詞作曲もしているらしいです。(何でもできちゃうひとなのかなって思いましたすごいです。) Apple Music で見るとアルバムが2つしか出てきませんでしたが、実際にはほかにepを2つ出しているみたいです。(サブスク配信してほしいな...)アルバムは、In the Aeroplane Over the Seaの2年前の1996年にOn Avery Islandというジャケットが遊園地のを出しています。このアルバムについては今後も書くこともないと思うので言ってしまうと次作を知ってしまっているせいか、物足りなかったです。(ディアンジェロのVoodooみたいにまだ自分がこのアルバムの良さにきずいてないからかもしれないけど)
海外では人気がありApple Music の INSPIRED(このバンドに影響をうけたひとたちのプレイリスト)にはアーケイドファイアやボンイヴェールなど名だたるメンバーが入っています。(アーケイドファイアのFuneralとか結構同じ匂いします)
さて、やっとですがアルバムの曲の紹介をしていこうと思います。
1曲目「The Kind of Carrot Flowers, Pt.1」
直訳すると「ニンジンの花の種類パート1」です。結構あらめのアコギらしき音から始まる曲です。自分は初めて聞いたときにjeffの男らしいけどどこか滑らかな声に魅了されたのを覚えています。2分と短い曲ですがこのアルバムのコンセプトと素晴らしさを教えてくれる曲です。
2曲目「The Kind of Carrot Flowers, Pt.2 &3」
そして、2曲目「The Kind of Carrot Flowers, Pt.2 &3」は、その名の通り1曲目の続きです。パート2、3、とだんだんとアップテンポになっていきます。このアルバムのなかで世間的にはあまり評価の高くない曲です。(このアルバムのアベレージが高いだけで消して低いわけではないのだけど)自分は、結構好きです。
3曲目「In Aeroplane Over the Sea」
このアルバムの題名がついた曲です。ひとつ前の曲と対照的に6曲目の「Holland,1945」を含め非常に評価の高い曲です。jeffのやわらかい声が最初から最後まで続く曲で、裏では笛のような独特な音が、鳴っておりどことなく風を想像させるような曲です。
4曲目「Two-Headed Boy」
「Two-Headed Boy」訳すと「頭が二つの男の子」となかなかアグレシッブな曲名ですが、中身は終始最高な曲で、個人的にアルバムの中で一番好きな曲です。なめらかな声と荒々しい少ししゃがれた声がアップダウンのなかで本当によく出ていて、jeffのすばらしさがわかる曲です。
ごめんなさい、5曲目はインストなので省略します。(つなぎとしてはとてもいい曲です)
6曲目「Holland,1945」
3曲目で紹介した通り非常に評価の高い曲です。人によってはこのアルバムと言ったらこの曲という曲です。2..1.2.3.4.というか掛け合いから始まり、トランペットの音とドラムの速いテンポからなる、このアルバムで一番ポップな曲です。初めての人はこの曲から聞くのもおすすめです。
7曲目の「Communist Daughter」もとばします。
8曲目「Oh Comely」
このアルバムで一番長い8分18秒ある曲です。このアルバム自体が40分なのでかなり長いですが、それも忘れさせるぐらいの曲で、夕方に公園のベンチで聞きたくなるような曲です。(最後のくしゃみが少し気になります)
9曲目「Ghost」
この曲はひとつ前のとは変わってアップテンポでやる気と元気をくれるような曲です。持久走大会の最後とかにかかってたら最高な曲です。
10曲目とばし
11曲目「Two-Headed Boy Pt.2」
最後の曲です。その名の通り4曲目の「Two-Headed Boy」のパート2です。最後ということで「蛍の光」のような名残惜しさもかもしだしつつこのアルバムの雰囲気を残した曲です。終盤には「Two-Headed Boy」の冒頭に戻り、最後は楽器をおいてフィニッシュです。(頭痛が痛いみたいになった)
最後に、今回は曲単体で紹介しましたが、この作品はアルバムを一つの曲としてとらえてもいいぐらいつながりのあるものなので、やっぱりアルバムを最初から最後まで聞いてほしいです。
今回初めてで構図や文字の並び、言い回しなどがぐちゃぐちゃで読みづらく本当にすみません。今後投稿するごとにレベルアップしていこうと思いますので今後もよろしくお願いします。