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おすすめの映画を聞かれたときになんて答えるか?

「映画が好き」と言うと、多くの人は

何の映画が好き?
おすすめは?

と応答します。

この返答がなかなか難しく、考えるものがあるなと。

ヘビーな話です(マーティ風に


特に「おすすめは?」の返答が難しいです。

難しい理由としてはその人の好みに合うかわからない、というのと「あなたのおすすめはその映画なんだ、ふーん」と知ったようなことを思われるのが嫌だからです。←

あとは「答えたところでこいつ、ぜったい観ねえな」と、相手の上辺だけの会話が透けて見えるからです。

興味もないのに聴くなと思うんですが、まあさておき。


「前もっておすすめの映画の返答を決めておけば、困らないかもな」と思ったので、今回はおすすめの映画を聞かれた時、何の映画を答えるのかを事前に書いておくnoteとします。

以下、映画のあらすじは含むものの、ネタバレは控えています


オススメしたい映画

王道ですが、ぼくが好きなのは...

・時計仕掛けのオレンジ
・レオン



時計仕掛けのオレンジ」はサイコスリラーというか、ドラッグもの、風刺ものといったジャンルになるのでしょうか。

小説も高校生の時に読んで、「すげえ作品もあったもんだ」とえぐい描写に驚いたりもしていました。

ちゃんと小説は「完全版」を読みましたが、映画では小説の完全版=最終章が抜けた形になっています。

あらすじは以下の通り

主人公アレックスは、暴力・ドラッグ・性犯罪を繰り返す毎日。そんななか、ある日警察に捕まってしまう。刑期を軽くするために「ルドウィコ療法」という治療を受けるが、それは犯罪行為を想起するだけで嫌悪感に見舞われるようになるという激しい治療だった。刑期を終えて出てきた彼は、まるで機械でできた人間”時計仕掛けのオレンジ”かのようであった

犯罪行為の描写、治療法の不気味さなど、見る人を選ぶ作品にはなっているかと思います。

ただ「時計仕掛けのオレンジ」は映画としてもはやなくてはならない存在にまでなっています。映画好きを名乗るなら見ておきたい作品です。

刑期を終えて出てきたアレックスの「因果応報」ぶりも、人間の感情の描き方がうまいというか、えぐいというか。

小説の方で最終章を読むと、また違った感想を持つかと思うので、小説の「完全版」のほうも読むことをおすすめします。
(完全版ではない小説=映画と同じ終わり方の小説もあるので注意してください)

ただどちらも、すっきりとした終わり方にはならないので「映画を観終わった後の気持ちの良い感じ」や「良い読後感」は味わえないと思います。


レオン」はアクション映画という括りになるそうですが、個人的に「恋愛」描写も良いなと。

あと最後まで殺し屋らしい終わり方をするのも、あまり受け入れたくはないですが、好きです。終わり方にも賛否両論あるんじゃないかと、個人的には思います。

キャストも良く、敵の警察官スタン役のゲイリー・オールドマンは、ハリーポッターのシリウスも演じています。

レオンの作中ではクソヤローですが、個人的には好きな俳優です。

ヒロインのマチルダ役にはナタリー・ポートマンは、レオンでデビューした女優です。その後「スターウォーズ」「ブラックスワン」「マイティ・ソー」にも出演しています。

「ブラックスワン」はぜひ見て欲しい映画ですが、ジャンルはサイコスリラーなので美しくも怖い内容です。ご注意を。

「レオン」のあらすじは以下の通り。(引用

ニューヨークのアパートに住む12歳の少女マチルダ(ナタリー・ポートマン)は、悪徳麻薬捜査官のスタンスフィールド(ゲイリー・オールドマン)の手によって、家族を惨殺されてしまう。難を逃れたマチルダは、隣の部屋に住むイタリア系の男レオンに助けを求める。
レオンが一流の殺し屋であることを知ったマチルダは、家族の復讐のために人の殺し方を教えて欲しいと頼みこみ、初めは断るレオンだったが、彼女に説得されて渋々了承する。
奇妙な共同生活の中で、やがて二人は友情とも恋愛ともつかない複雑な感情を抱くようになっていく……。



以下からは好きな映画ジャンル別にをぽろぽろと。

基本的に、誰にでも勧められる、という観点で載せましたので「王道」ばかりですが。

アクション系映画

・ダイ・ハード
・タクシーNY
・アイアンマン

戦争映画

・プラトーン

ファンタジー映画

・ハリーポッター
・ロードオブザリング

ナルニア国物語は小説は好きなんですが、映画は正直それほど...と思いました。
ハリーポッターも個人的には詰め込みすぎ感があります。
小説も読んでいたので、それ込みで面白かったなと。

SF映画

・バックトゥザフューチャー
・オデッセイ
・インセプション

バックトゥザフューチャーは20回以上見てると思います。

(全シリーズ合わせればもっと...


映画好きになったきっかけの映画ともいえる、SFの金字塔です。

まだ見たことないという人は、ほんとうに見て欲しい。

コメディ映画

・ハングオーバー
・テッド

恋愛系映画

・そんな彼なら捨てちゃえば?
・ノッティングヒルの恋人


そんな彼なら捨てちゃえば?は、プロポーズのシーンがぼくの理想すぎて、真似しようと思ってます。

その前に、恋人がいませんが。こんなぼくを捨てないでください。


ホラー映画

・シックスセンス
・レック

レックは、4つシリーズがあり、全部見ると理解できるようになっています。

なのであまり人にはおススメできないですが、あえて挙げさせてもらいました。

アニメ映画

・イヴの時間
・秒速5センチメートル
・おおかみこどもの雨と雪


イヴの時間はSF好きな人には見て欲しいです。

あらすじは以下の通り(引用)

未来、たぶん日本。“ロボット”が実用化されて久しく、“人間型ロボット”(アンドロイド)が実用化されて間もない時代。
アンドロイドはそれと分かるようにリングを頭に表示し、無表情で人間に奉仕する。だが、ロボットが社会の様々な分野に進出して人間から仕事を奪い、アンドロイドに精神依存する「ドリ系」と呼ばれる人々が確実に増え続けており、それを危険視する「倫理委員会」が広報活動に勤しんでいた。また、旧式化したロボットが不法投棄され主を持たない彼らが野良ロボットとして徘徊することが社会問題となっている。
高校生のリクオは、所有するハウスロイド「サミィ」の行動記録の中に、命令した覚えのない行動を発見する。級友のマサキと共にGPSを辿って行き着いたのは「イヴの時間」という不思議な喫茶店だった。「人間もロボットも区別しない」ことをルールにしたその店では、誰もが人間らしく振る舞っており見た目では区別がつかない。彼らは思い思いにそこでの時間を楽しんでいた。リクオとマサキは好奇心から店に通うようになる。

邦画

基本的に洋画ばかり見てますので、邦画はあまり見ないのですが、観たものの中でも面白かったものを挙げます

湯を沸かすほどの熱い愛
リング

湯を沸かすほどの熱い愛」は、余命わずかな母親と、引きこもりの娘と、ちゃらんぽらんな旦那とのハートフルストーリー。

余命を悟った母親が、”家族”や”人々”の人生を立ち直らせていく、そんな物語です。言葉で言うとチープに聞こえますが、実際はものすごく心にきます。

泣ける。

1人でなんとなく見て、1人で泣いてました。

邦画もバカにならないと思った映画です。


リング」は言わずもがな、ホラー映画の代表作です。

貞子がテレビから出てくるアレです。

単純なホラーものとして面白いですが、個人的には小説を読むとかなり良いと思ってます。

小説では3部作になっており、だんだん「呪いのビデオ」が解明されていきます。というより、呪いが”否定”されていきます。この様が面白い。ホラーの前提をどんどん覆していくスタイルは、他に類を見ません。

映画も他の意味の分からないホラー映画とは違い、サスペンス要素がたぶんに仕込まれており、最終シーンには「おおう、なんてこったい...」と驚愕した人が続出したことでしょう。

数々の続編を生んだだけはある、最恐のホラー邦画です。

まとめ

おすすめの映画をまとめただけのnoteになってしまいました。

書いていて思ったんですが、王道が好きですね、ぼく。


他にも面白いと思うものはあるんですが、人に勧める、ということを考えると、やはりどうしても「王道」になるんだと思います。

結局、王道が、語り継がれる作品なだけはあるということですかね。



人には何かしら心に残る映画ってあると思うんです。

だからぼくは勧められたら基本的に見るようにはしています。

だからぼくの紹介した作品をみろよ、と言うわけではなく、むしろ見なくても全然よくて

何が言いたいのかと言うと、好きな映画なんて人それぞれだから、自分の勧めたい映画には胸を張って良いと思うんです。


冒頭で「おすすめは?」と聞かれた時に困る、と言いましたが、ぜんぜん困る必要はなくて、自分の勧めたい映画をはっきりと言えば良いと、

このnoteを書いていて思った次第です。



全ての映画に感謝を


ーおわりー

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しお
コーヒー代を投げてくれると、大変喜ぶ習性があります。