海外ドラマ「Mr.ROBOT」を全シーズン観た。伏線を全部回収したスゴさを見て欲しい
最近の趣味は、映画を見ること。
月5本以上見ることはできるのか?という実験を行っている。
なんでそんなことをしているのか、という経緯は以前にも記したが、Netflixは月5本以上見ることで元が取れるらしいので、契約する前に月5本見ることはあるのか?と思ってやることにした。
でも、もともと海外ドラマ・洋画は好きなので特に苦じゃなく、普通に見るだろうと思う。
思うものの、それが続くのかはわからない。
まあ、とにもかくにも、今回もレビューというかただの感想・記録記事を記していきたい。
今回は映画(ドラマだけど)感想 Part3だ。
※なお、今回も同様ここには映画のあらすじは記すものの、それ以外のネタバレを含む表現は極力控えるので安心してほしい。ただネタバレというほどではないものの、多少あらすじよりも話すことがあるのでその際は注意書きをあらかじめ書き記しておく。
「Mr.ROBOT」を全シーズン観た
さて、今回観たのは映画ではなく海外ドラマ。
「Mr.ROBOT」(ミスターロボット)で、4シーズン45話ある。
1シーズン10話~12話くらいで、1話1時間くらいだ。
映画を2時間とすれば全シーズンみた段階で、とっくに月5本のノルマは超えたことになるが、まあそれは置いておいて、あらすじや感想を話していくぞ。
「Mr.ROBOT」の簡単なあらすじ
あらすじは以下の通り。Amazonプライムからの引用(をちょっとだけ変えた)。
テクノ・スリラー「ミスター・ロボット」の主人公は若きプログラマー、エリオット。昼はサイバーセキュリティ技術者として働き、夜はハッカーとして正義を守る。そんなエリオットに謎のハッカー集団のリーダー「ミスターロボット」が参加を求めてくる。目的は、エリオットが仕事で守る大企業の壊滅だ。
正直に言おう、あらすじだけではこのドラマの面白さはわからない。
このドラマの面白さは、なんというか、ジェットコースターだ。
最初は緩やかに進んでいくが、一気に「え!?」という展開につながっていく。
8話くらいみると、「は? え? 意味わからん」となると思うが、ちゃんと我慢して(?)見ていくと、だんだんと辻褄があってくる。
見事に伏線を回収していく様は、見ていて興奮する。
「うおおおお!そういうことだったのかああ」と君は言うこと間違いなしだろう。
そして最初に言っておくと、けっこう我慢の回が全シーズン通して多い。
辛抱強くないぼくも「意味わからんな。つまらんな」と幾度となく思った。
だが、そんなぼくでも全シーズン観ることができたのは、その我慢が、ジェットコースターの緩やかな登りだったからだ。
つまりその「つまらん」回が、実は重要な伏線を張っている回だったりして、全シーズン見通すと、すべてちゃんと合致する。
だからぼくは強く言いたいのは、全シーズン観て欲しいということだ。
正直、1シーズン10話だけではこのドラマの面白さは伝わらないだろう。
いや、1シーズンには1シーズンなりのジェットコースターの急降下が2、3回あるのでおもしろいのだが、いくつかの謎は回収しきれないまま終わるのだ。
だから全シーズン、4部作45話を全部(我慢して)見て欲しい。
先ほども言ったが、3月はこの「Mr.ROBOT」だけで、映画月5本のノルマは達成したと言える。海外ドラマ1話1時間として、映画を1本2時間とすると、22~23本くらい映画を見た計算になる。やったぜ!
なぜ「Mr.ROBOT」を見ようと思ったのか
まあ、フィーリングだ。
ハッカーとか出てくるドラマとか映画とかってなんかカッコイイじゃん。
そんな感じだ。
ちなみに今回は「吹き替え版」を見た。
理由は主人公エリオットの内山昂輝さんの声で興奮したからだ。イケボだ。
「Mr.ROBOT」を見ての感想
※以下ではネタバレというほどではないものの、多少あらすじ以上の話が展開されるので、注意です。
Mr.ROBOTを見て、大筋最初は予想通りの展開だった。
ちょっとずつ面白くなっていくような、そんなワクワク感もあり、ドラマの展開次第では大化けするなと思っていた。
だけどまあ良くも悪くもよくありそうな展開ではあった。
王道といえば聞こえはいいが...といった印象だ。
「印象」と言えば、印象的なのは主要な人物がみんな「クズ」という点。
主人公はクスリをやってるし、ミスターロボットは意味わからん言動をとるし、ハッカーなのに暴力的だし(なんとなくハッカー=知的なイメージがあった。これは完全にぼくの主観的感想)。
感情移入はできない。少なくともぼくは。
だが、ある時から一変する。この点に関してはこれ以上触れるとネタバレになるので言わないが、本当にある時から「え!?」となる。必見だ。
ジェットコースターが加速しだす瞬間があるので、ぜひそこまで我慢してみて欲しい。
あと、個人的には主人公エリオットの幼馴染のアンジェラにも注目してほしい。
シーズンを重ねるごとに美しくなっていく。
目の保養になる。←
登場人物に触れたので主人公エリオットについても触れよう。
主人公エリオットを演じるのはあの「ラミ・マレック」だ。
代表的なのは、
・ナイトミュージアムのアクメンラー役
・ボヘミアンラプソディーのフレディ・マーキュリー役
と言えばわかるだろうか。
ぼくは映画は好きなくせに俳優さんに関してはあまり詳しくはないが、役柄だけでもすごい人なのがわかる。
ボヘミアンラプソディーでは、アカデミー賞主演男優賞を受賞している。
ちなみに「Mr.ROBOT」自体もゴールデングローブ賞を受賞している。
あとはこのドラマには違和感を覚えると思う。
これは視聴者が主人公エリオットを通して見ているという設定が関係している。
何を言っているのかわからないと思うが、見たらたぶん分かる。
わからなかったら全シーズン観終わった後にググって欲しい。
大事なのでもう一度言うが、「全シーズン観終わった後に」調べたりしてほしい。
なぜかというと、ネタバレを絶対に回避しなければ、この「Mr.ROBOT」は楽しめなくなるからだ。
調べると欲しい情報以上の情報が入ってきてしまう可能性がある。
なので絶対に調べないで観終わって欲しい。
お笑いのフリとかではなく。ガチで。
【まとめ】「Mr.ROBOT」は全シーズン通して見ると、驚愕するおもしろさ
総じて、ジェットコースターとか例えていたが、伏線回収と見事なストーリーはおもしろい。
大事なことなので何回も言うが、
ぜっっっっったいに下調べしないで観るべき!!!!!
観終わった後、もう一周したくなる。
それくらい伏線が散りばめられており、みごとに回収されていく。
おもしろい。
ネタバレなしで書くために、この感想文の中に意味が分からない部分が多分にあると思うのだが、Mr.ROBOTを見ればわかってもらえると思う。おそらく。
執筆時点(2021年3月)では、Amazonプライムで無料で見ることができるので、ぜひ。
―おわり―
コーヒー代を投げてくれると、大変喜ぶ習性があります。