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人を巻き込む力をどうやって作るか

人を巻き込んで、様々なことができる人って今強い気がする。

YouTubeを見ていても、有名(らしい)インフルエンサーを見ていても、人を巻き込んで色んな企画やら事業やらをやっている様子を見る。

単純にスゴイと思う。

人を巻き込んで企画を盛り上げられる人は、それだけで才能だ。

最近ではテレビでも素人が出演して盛り上げる番組もある(この場合の素人とはタレント、芸能人ではないという意味)。

ぼくの好きなYouTuberは、自分の視聴者とゲームで対決する時などがあって、それが面白かったりする(ぐだるときもあるが)。

変な話だがマルチ商法で成功している人も、ある意味巻き込んでいく力(騙す力なのか?)があるんだと思う。

企業のトップは巻き込む力というより、リーダー資質なのか、経営がうまいということで違うジャンルに入ると思う。が、現場のリーダー職になるような人で優秀な人にはやはり巻き込む力があって、現場の人たちを動かす力量がある。

情報の行き来が高速になった現代では、仕事にもスピードが求められている。

どうやって巻き込む力をつける?

ではどうやって巻き込む力をつけていくのか。

ぼくの知り合いはそれを「才能」だという。

そもそも巻き込む力を持っている人と、そうでない人がいて、作り出すのは無理だという。

でも、本当にそうだろうか

錯覚資産という言葉があるように、なにかを人に「思い込ませる」ことはできる。

例えば、ネガティブの人と、ポジティブの人のどちらの人に他人が傾倒するかと言えば、ポジティブな人なんじゃないかと思う。もちろん、そのポジティブが装いだけのもので、心の中ではネガティブだとしても、人はポジティブな言動を見せかけている人の方が良い気持ちを持つんじゃないか。

だとしたら、人に「思い込ませる」効果は見込めると思うのだ。

巻き込む力=マネジメントの力でもあるんだろう。

あらゆる人の力、技能を認識し、うまく扱える人こそ、巻き込む力を持っているのかもしれない。

でも....

でもどうなんだろう。

マネジメント力があって、人を上手く使えることができて、テンションが高い人......

それって巻き込む力というより、部下を管理する力なのかもしれない。

まさにマネジメントで、なんだか巻き込む力とは違う気がする。

巻き込む力というのを分解すると、

・信頼されること
・マネジメントの力
・人間的に優れている
・相手の立場にたって物事を考えられる

このように分けられるんじゃないか。

とすると、「思い込ませる」というより、「思い込ませた」のち「信頼」を獲得し、さらにマネジメント力を発揮させて(実力が試される)、人間性をもって顧客や周りの人の考えを把握できる人こそ、巻き込む力を持てることになる。

あとは強いて言うなら、「発信力」だろう。

いくら上記の力があっても、発信する力がないと誰にも響かない。

まあ、マネジメント力や人間力がある人は発信力も持っている気がするが。

巻き込む力は作れると思う

結論として、ぼくは巻き込む力は作り出せると思う。

・信頼されること
・マネジメントの力
・人間的に優れている
・相手の立場にたって物事を考えられる

上記の点を意識してインプットアウトプットすれば、巻き込む力として色んなことができるようになるんじゃないか。

でもまあ結局、巻き込む側にも、巻き込まれる側にも利害の一致がないと行動や結果は伴ってこないのかもしれないけど。

利害関係を度外視して誰もかれも巻き込む力を持っている人がいるのなら、それはもう才能としか言えない。そんな人がいるのなら、ぜひぼくも巻き込まれたいものだ。

――終わり――

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しお
コーヒー代を投げてくれると、大変喜ぶ習性があります。