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やるしかない。

今日の昼下がり、ひょんなことから、私に新しい夢ができてしまいました。
夢、と表現するのは少し大袈裟な気もしますが、これから形にしていこうと思います。

今回は、その夢が生まれた過程を、少しだけ皆さんにつまみ食いしてもらいたく、ちょいと書いてみることにしたのです。
この後に、書き綴ってみたので、よかったら覗いてみてくださいませ。↓


今朝、起きた瞬間から良くない考え事。
頭が鬱々としてきた、なんとかして、この空間から抜け出さなくちゃ。
そう考えているうちに、この前のお買い物帰りの途中で見つけたあのお店へと、気づいたら足が向かっていた。

「いらっしゃい!待ってたよ〜!」
お店のドアを開けると、ハツラツとした笑顔の女神さんが、あの時と同じように嬉しそうに私を歓迎してくれた。やっぱりステキな人の笑顔を見ると、自然と幸せになっちゃう。

お店の前のボードに書いてあった、オススメのコーヒーチーズケーキと、ホットのストレートティーを注文。

美味しい(まだ食べてないけど)子たちを待っている間は、隣のお客さんとお喋り。どうやら、女神さんがその方に、私の日本一周の旅のことをお話していたらしい。
「どこから始めたの?」「予算はどれくらい?」「宿とかどうやって決めたの??」などなど、怒涛の質問攻めを受けた。答えるたびに、私は自分の脳内の引き出し探しに追われた。

今年の出来事のはずなのに、話しているときの私は、遠い遠い大昔の記憶を辿っているようで、なぜか不思議な感覚だった。日本一周の出来事は、確かに私の思い出だし、写真も残して、日記にも残している。けれども、いつの間にか、私の日常からかけ離れた、遠い記憶になってしまったようだ。そんな私の様子を察したのか、お2人は私にこんなことを言い出した。

「せっかく日本一周したんだから、本にしてみてよ!」

……え、なんですって?
これは面食らった。思いがけない言葉すぎて、かなり驚いたけど、なぜか嬉しくもなった。
私のこの経験を、活字の状態にして残すことに意味なんて無いだろうし、需要もないだろうから。そう思っていた私に対して、会って間もない赤の他人であるお2人から言われた。

女神「書籍ができたら、お店のどこに置こうかしら?」
お客さん「え、ここなんて良いんじゃない?」
女神「お店に来た皆に、絶対オススメしちゃう!」
お客さん「これ参考に、旅するの楽しみだわ〜!」

そんな会話を繰り出し、ワイワイキャッキャと話すお2人。その場面を目の当たりにして、本当に期待してくれている事実が嬉しくて、どこか気恥ずかしくて。だからこそ、実現したらどうなるんだろうって、気づけば妄想が膨らんでいく。

ここまで言われたら、ね。
やるしかない。

キリンよりも首を長くして待ってくれる、未来の2人の読者のためにも。

こうして、私の夢、
「自分の体験《日本一周旅》の書籍化」が生まれた。


そんなこんなで出来上がった私の夢。
不器用なりに、ゆっくりじっくり、残してみようと思います。

有言実行の苦手な私自身に、どうか勝てますように。
こうやって、こっそり決意表明してみました。


今日のところは、こんなもので。

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