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2021年の今、BUMP初心者にオススメしたい曲5選

 数日前、5月17日からスタートする連続テレビ小説「おかえりモネ」の主題歌を私の大好きなバントであるBUMP OF CHICKENが担当することが発表された。

 これを機にBUMPに興味を持った方や、BUMPは名前は聴いたことあるけれど、何から聴けばわからない……という方にお勧めしたい、5曲を厳選した。正直5曲と言わず全部聴いてくれ……と言ってしまいたいオタク心はポケットにしまっておく。

 曲紹介に行く前に、彼等のプロフィールを紹介しておく。中学生の同級生がバンドを組み、そこから紡いできた軌跡が尊い。40過ぎて皆で共通のライブ行ってその前に皆で東京ディズニーランド行ってしまうくらい仲の良いバンドです。

プロフィール
千葉県佐倉市出身の4人組ロックバンド(Vo./Gt.:藤原基央・Gt.:増川弘明・Ba.:直井由文・Dr.:升秀夫)。
1996 年2月11日結成、インディーズ時代にアルバム2タイトルをリリースし、2000年9月にシングル「ダイヤモンド」でメジャーデビ ュー。「天体観測」でその名を世にとどろかせ、その後も数々のヒット曲を生み出し続けている。ライブを中心に精力的に活動し、2016年には自身初のSTADIUM TOUR、2019年には35万人を動員したDOME TOURを行った。そして、2021年新曲「なないろ」がNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」の主題歌を担当することが決定。結成から25周年を迎えてなお、老若男女問わず幅広く支持され続けている。

 それでは、曲を紹介していきたいと思います。曲は基本、ベストアルバム収録曲で選曲した。今はそういう方法で曲を聴いていないかもしれないけれど、とりあえず。


1天体観測

「BUMP」と言われて最初に出てくるのが、この「天体観測」ではないだろうか。同名のドラマ主題歌である。3月3日放送の『関ジャム 完全燃焼2時間スペシャル』の企画「関ジャムJ-POP20年史 2000~2020年プロが選んだ最強の名曲ベスト30」において、第4位を獲得していた。「天体観測」というテーマで青春を描いているところが憎く、美しい。

 なお、この曲の余談として一つエピソードを紹介しておきたい。「天体観測」が流行して、この曲目当ての客が増え、1つの曲ばかりに重点は当てられることにウンザリした藤原基央は、あるライブにて、皆が楽しみにしているだろう「天体観測」を歌わないという行為にでた。当然事務所の偉い人に怒られ、「(歌わないということは)逆にその曲を特別視しているのではないか」と諭され、反省して、そこからまた歌うようになった。そして、20周年の記念ライブ。最初の曲に「天体観測」を持ってきた。「天体観測」の他にも数々の名曲を紡いだゆえのセットリストに感激した。

2 K

 BUMPの曲は、非常に「物語的」である曲が多い。この曲はその筆頭ではないだろうか。シンプルに歌詞としてではなく、ひとつの物語として、楽しむことができる。この曲は、売れない絵描きと孤高の黒猫の物語。曲のタイトルの意味を知ったとき、藤原基央の才能にぞっとすることでしょう。この曲のような雰囲気の曲が好きだったら、「ラフメイカー」や「ダンデライオン」もオススメしたい。

3アルエ

 「アルエ」は、藤原基央が今話題のエヴァンゲリオンの登場人物綾波レイが好きすぎるがゆえに作った二次創作である。(メンバー全員エヴァ好き)タイトルはそのまま「 Rei Ayanami」(アルエ)というわけである。そんな曲である。とにかく聴いてみるがよい。

4 Stage of The Ground

 この曲は、シンプルに「ロック」という感じで聴きやすい曲なのではないかなと思っての選出。この曲はメンバーの友人に子どもが生まれたことを記念して送られた曲で、その子どもの名前が散りばめられているらしい。何それ羨ましい。この曲は人生を生きる全ての人への応援歌になっている。強くシンプルなメッセージが背中を押してくれること、間違いない。

5アカシア

 この曲に関しては、まずはMVを見てくれ。BUMPよりも有名な「ポケモン」様がたくさん登場して、シンプルに楽しい。曲もポップだ。懐かしいポケモンの数々にそれだけでアラサー以上には胸を打つものがある。若者にはどこか新しい映像になっているのではないだろうか。BUMPの曲はいかようにも解釈できる曲がたくさんあるのだけれど、この曲も例外なくそうで、歌詞の中に出てくる「君と僕」はともに歩んできた友人でもあり、自身の身体と魂とも過去の自分の今の自分ともとれる。BUMPの歌詞はその人自身に寄り添う。そういう曲を紡いでくれている。

 以上になる。正直、もっともっと紹介したい。が、これ以上の分量になると、興味のない方は読まないだろうと思うので、これで終わりにしておく。

BUMPについての記事は他に2つほど書いているので、気が向いたら読んでくれたらうれしい。

 最後にもう一曲だけ。なんだか、自分の存在など無価値だと思ったら、「Fire Sign」を聴いて欲しい。この曲もまた、あなたに寄り添ってくれる。ただただ、貴方の味方だ。もう、つべこべ言わず聴いてくれ。

 そんなところだ。今度は私の特に好きな歌詞でも語ろうかなと思った夜だった。何だか寂しい夜はBUMPが恋しい。泣きたいときに泣かせてくれる、私の鼓動に近い音楽。優しいBUMPはきっと、あなたを救ってくれるはずだ。ぜひ、聴いてみてほしい。

 最後に、公式のライブ映像を貼っておく。雰囲気を楽しんでもらえたら幸いだ。BUMP OF CHICKENの音楽は、雨の日に傘をさしてくれるような、時には一緒に濡れてくれるような温かい曲ばかりだ。彼等の紡ぐ音楽は私を作ってきた。

まぁ、とりあえず、LIVE映像を見ておくれ。本当ライブいきたいよーーーーーーーー(笑)

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