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R-1で才能がバレる?(元々知っている人は知っているだろうけど)

 朝井リョウ好きが高じて(?)、Creepy Nutsを好きになって2年ほど経つけれど、アーティストに物語を感じてしまう性の私にとって、Creepy Nutsの新曲は、グッとくるものがあった。

 新曲「バレる」は、3月7日19時からR-1のテーマソングである。「(才能が世間に)バレる」大会として存在する、この大会の特性を挑戦的な歌詞で綴る。特に「錆びついた老いぼれ 邪魔なんだそこどいとけ」という歌詞にぐっときてしまった。R-1決勝戦出場芸人とともに流れる挑戦的な歌詞にを感かなりの熱量を感じてしまう。誰かにとっての一生を分けるような大会なのだよなということを改めて感じさせる強さがある。

 そもそも、R-1とは、一人芸で誰が面白いかを決める大会だ。同じ吉本主催の若手漫才師のコンクール・「M-1グランプリ」の成功に続く形で開催されたそうだ。タイトルの「R」は本来落語を意味しており、第1回大会(2002年)は座布団の上で漫談を披露することが決まりだったそう。しかし第2回以降は落語に限らず「とにかく面白い1人芸」を披露することがルールとなっている(古典落語以外なら基本的に何でもあり)。落語家、モノマネ芸人、漫談家・一人コント師だけでなく、普段はコンビ、グループで活動している芸人でも個人で参加出来る他、アマチュアも参加可能(2019年~2020年を除く)という大会のようだ。(参考:Wikipedia様様)

 審査員は、麒麟・川島明、古坂大魔王、陣内智則、友近、ハリウッドザコシショウ、ホリ、マヂカルラブリー・野田クリスタル(敬称略)だそうで、今回の審査員の面々を見たとき、「お、新しいな」と思った。10年以内という規定も設けられるようで、他の商戦に比べて注目度が低いこの大会を盛り上げる花火になるなと思った。実際、こんな記事もあって、何だか雰囲気が変わりそうな大会だなと思った。いつもは優勝者の動画を見るくらいだけれど、真剣に見てみようかなと思ったのだった。

 ファイナリストは、かが屋・賀屋、土屋、森本サイダー、高田ぽる子、吉住、kento fukaya、寺田寛明、ZAZY、ゆりやんレトリィバァの9人に敗者復活を勝ち抜いた1人。ピン芸人に疎い私は、この大会を見るなら、あらかじめどのようなネタをするか、見ておこうと、ひとりひとりを検索していた。

 そのうちの一人が、ダントツに私好みだった。その人が「寺田寛明」さん。なんで今まで知らなかったんだ、自分! こんな人です。(Wikipedia様様)

寺田寛明(てらだ ひろあき、1990年10月6日 - )は、日本のお笑いタレント(ピン芸人)。本名同じ。マセキ芸能社所属。埼玉県草加市出身。獨協大学法学部卒業。高校2年生のときからお笑いを始め、進学した獨協大学にお笑いサークルがなかったため、一人で学生のお笑い大会や、U-22芸人のバトルライブ「ジャンジャンLIVE」「バリバリLIVE」に出場し続けた[1]。雑誌やラジオにネタ投稿を送るハガキ職人としても活動した。ラジオネームは「荒俣宏初単独」。塾講師の傍らオーディションなどに挑戦し、2014年よりマセキ芸能社預かり、2020年より正式所属となる。K-PRO制作協力で、毎月大喜利ライブ「大喜利千景」を主催している。所属事務所やプロアマを問わないこのライブは、にゃんこスターの結成のきっかけの場となった。2010年からは西口エンタテインメント所属の丸山れいやとのユニットでコントも行っている。R-1ぐらんぷり2019では初の準決勝進出、R-1グランプリ2021では初の決勝進出を果たす。

 説明しすぎても面白くないので、よかったら、ネタ見てみてください。「大爆笑」というタイプの芸人さんではないですが、計算されたタイプの笑いはじわっと温もりをくれるはずである。

 フリップ芸なのだが、基本的にイラストではなく文字ばかりである。言葉攻めである。「R-1向け」の芸人さんではないと思うので、優勝は難しいかもしれないけれど、今後もっと出てきてほしい芸人さんだなと思いました。(勿論、優勝を望んでおります! 頑張れ!(めちゃくちゃにわかファン))

 ちなみに寺田さんもnoteをやられていて、この「お笑い論」はわかりやすくて読みやすいなと思ったので、共有しておきます。

 今日の記事は、結局何が言いたかったというとCreepy Nutsの新曲が良いっていうことと、R-1が楽しみっていうことだけです。

以上になります。ではでは。

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