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生まれてくる当日の日記
今回の記事では産まれた当日の記事を書こうと思います。
妻は計画無痛分娩でしたので、予定日の2週間前に入院し、いつ産まれてもいいようにと僕は病院から徒歩でいけるようなホテルを3日間とっていました。(堅苦しくなったので、一人称を私から僕に変えます)
産まれたのは入院してから4日目の昼で、看護師さんが言うには遅いほうみたいでした。陣痛促進剤を使って出産を促すのですが、どうやら人によって効き目が違ったりするみたいです。
ホテルは入院する日から数えて3泊分しかとっておらず、4日目の朝にチェックアウトを済ませて、一旦家に帰っていました。(家から病院まではだいたい30分ほどです)
破水したとの連絡を受け、急いで家から飛び出しました。
でも、後から破水したって、産まれるまではまだ時間があるよ~と言われ、ちょっと徒労感。。
近くの喫茶店で時間をつぶしていましたが、1時間ほどした後電話がなり、なにやら「う~、う~」といううめき声が。。「すぐに来てほしい!」ということでしたので急いで病院に行きました。
病院に着いて妻のいる分娩室に駆け込むとそこには苦しんでいる妻が、、と思いきや、電話の時とはうって変わって冷静な感じの妻が。。
少し汗をかいて、助産師さんにいいきんでと言われるとちょっといきむ顔はして若干顔は痛そうな顔をしているけれど、
「痛い?」と聞くと、
「電話の後、麻酔を入れたから今は全然痛みを感じない、ちょっと感覚は残っているけど。。」
との答えが。。
あー、そうなんなんだ。。まぁ僕はわからへんけど。。
と思いながら、しばらく助産師さんの合図に合わせて妻はいきんでいました。
体制は多分もっとも多いであろう、仰向けで、足を広げている体制で、
僕は何をしていたかというと、妻がいきむ瞬間に、バスタオルを包んだような枕みたいなものを持ち上げていきむのを助けるという動作をしていました。
どっかの雑誌では男が立ち会ってとしてもやることはあんまない。。とか書いてあったような気がするけど、、あれっ?
とか思ったけど、何か少しでもお手伝いをすることができて嬉しかったです。。
そうこうしている間に、
「あ、頭が見えてきましたよ!」
と助産師さん。
僕も興味があったので見させてもらうことに。。
見てみると、
あ、見にくいけど確かにじっとよく見ると頭が見えている。。(気がする)
確認した後、再び枕を上げ下げして、妻がいきむのを手伝う作業へ。
20分くらい、そのままいきむのを手伝っていくと、
水を含んだような感じのゴボゴボという音が聞こえたと思ったら、
オギャーオギャー!!
という泣き声が!
(後で聞くと、羊水が口に入っていたために、泣き始めがゴボゴボだったそう)
生まれてきてくれた時、感動しましたが、
それと同時に、産道を通るときに細長くなった頭とか、
肌の色が青紫っぽいのとかが気になったり、
そういった感情も混じってよくわかリませんでした。
顔もしわくちゃだし、若干血もついてるし。。
よくもまああの小さい穴から出てこれたわ〜!
その後は、助産師さんが臍の緒を切ったり、
体重を量ったりしてくれました。
しばらくして
助産師さんから、
「胎盤見てく〜?」
と言われたので
妻は「やめとく。」
僕は「興味あるので見ます!」
実際、胎盤を見てみると、豚か鳥のレバーみたいな感じで、
赤い色と青色が混じったブニュブニュしたもので、
正直、気持ち悪いです!
でも、赤ちゃんに栄養を10ヶ月ほどこれを通して、
あげていたなんて、ちょっと感動してしまいました。
そんなこんながあり、
最後に、赤ちゃんの足に
「私の妻の名前」 +「ベビー」
を油性マジックで書いて終わりました。
生まれてきてありがとう!
大事に育てていきます。