【ヒッチハイク旅】どこまで行けるか。はじまりの地、神戸。

わたしのいちばんの親友と落ち合い、旅行をする為に神戸にきた。お互いにはじめて神戸ということで、王道の観光スポットを巡ることに。

誰かと一緒だと、1人と違う楽しさがあり嬉しい。

新神戸駅で合流した後に、布引の滝を見に行く為、朝イチの軽い登山がはじまる。

布引の滝(雄滝)
圧巻
神戸の街が一望できる みはらし展望台
ゴンドラもあったけど、徒歩で

なかなかの迫力。こんな都会の中に簡単に行ける大自然。道中おそらく4歳クラスであろう保育園児たちが楽々とわたし達を追い越していく。わたしもまだまだ若いんだ。そう思いながらも子ども達の後ろ姿は遠くなっていく。若さには抗えないのかと22歳ながらに思いを噛み締め、汗を拭き、重い足を動かした。

貧乏性なわたし達は電車やバスはなるべく使いたくない。折角ならこの街を知る為に歩こうと、徒歩で北野異人館街や南京町、港へも足を運んだ。

ちょうどクリスマスマーケットが。
南京町
神戸港


神戸市内をほとんど1日で周りつくせた為、2日目は姫路城を見に向かう。朝から1時間の大寝坊をしてしまったわたし、電車の中でも死んだように眠っていたらしい。

別名、白鷺と呼ばれるだけあり、白くて美しい白だった。想像よりも小柄で威厳さもありつつ、少し親身というか、身近というか、この街と一体化しているように感じた。

お腹空いたとお店を探していると、ふとアサイーボウルの店(姫路にあるIROHA)が目に止まる。今まで一度も食べたことがなかったアサイーボウル童貞を捨てようと決心した。

ここに入って本当に良かった。大当たりだった。とびきり美味しいとか、そういうのではなく(もちろんすごく美味しかったが)、この土地に来て良かったと思える場所だった。

アサイーボウルの相場は安くて1600円ほどするらしい(友だち情報)。それがここでは1000円で食べれる。訳を聞くと「ここ高校生がよく来はって、高くしやんといて〜って言われるから、ほな高くしんとこうかと思って」少し早口な関西弁で話すマスターが面白くて、それ以降もいろんな話をしてお腹をかかえた。

最後には「俺も忘れへんから、そっちも忘れんでよ〜」とお店のステッカーを手渡し、「気をつけて行ってき〜」と見送ってくれた。

マスターの提案で、姫路を出て、明石に向かった。

明石の魚見市場に圧巻されながら、目当ての明石焼きを探し歩くのだが、途中途中に子持ちイカやタコ飯などの誘惑に余裕で負け、徐々に満たされるお腹に、まだ行けるよな!!と意気込んで明石焼きに辿り着いた時には腹五分目。

はじめて食べた明石焼きはそれはそれは美味しくて、なんだこの食べ物は!と感動した。たこ焼きなんだけど、たこ焼きじゃない!トロトロ食感のたこ焼きをお出汁で食す!幸せだ。

親友とは再び神戸駅に戻って解散した。一泊二日の神戸旅行、とても楽しくて充実していた。

そんな余韻に浸りながらも気を引き締めなければならない。何故ならここからはわたしのはじめてのヒッチハイクでの旅が始まるからだ。

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