日記8
今日は樹里ちゃんの誕生日だったけど、完全に忘れていて何も用意してなかった……。
どうしよう! と言ってもどうしようもないのでそろそろ寝る。
樹里ちゃん、たまにめちゃくちゃ好きになる時があるんですよね。
普段はそんなに意識してないんだけど。たまに……なんか、めちゃくちゃかわいいなこの子……ってなる時がある。
そういう時にてんじゅりを書くといいんですけど、甜花ちゃんも同じタイミングで来てくれないと難しい……。
いや小説はタイミングで書くものではないんですけど。
僕にとっての小説執筆は、水に潜る……あるいは、顔をつけ続けるようなものだと感じています。
いつでもやろうと思えばできる。
ただ、つらい。やっていてつらい。
無理をしてやり続けることもある程度はできるけど、その後には確実にダメージが残る……。
そんな感覚です。
だからなかなか着手できないし、ズルズルとYoutubeやツイッターを見てしまうんですよね。
どうにかならないかな~。小説を書くつらさが無くなれば一番いいのかもしれませんが。
個人的に小説を書くので一番辛いところは、多分、いい表現が浮かばないけど無理矢理書き進める時でしょうか。
執筆の時には大抵、書く内容、筋書き自体はきっちり決まっています。
しかし、いざ書くとなるといい表現・文章が出てこない。クリティカルなパンチラインの生み出せなさに絶望するわけです。
こういう時はどうするのがいいかと言うと、経験上では、とりあえず書いて後で見直すことなんですね。
一回くぐり抜けてしまえば辛さなんて飲み込んだまま忘れてしまえますし、ゼロから表現を生み出すよりも一度書いたものを直すほうが遥かに楽です。だからとりあえず書く。これが最善策なんです。
それはわかってるんですが~~~~なんかこれが辛いんですよね~~~~。
自分が納得行ってない文章を書くのに、つらみを感じてしまうんです。不思議ですね。
逆に言うと、特に辛いのはここなので。
それさえわかっていれば、「ここは辛いけど我慢すれば先に進められるな」となるわけですね。
僕は、それを何度も何度も確認しながら小説を書いていっています。
樹里ちゃん、何も関係なくなってしまったな。
いつか樹里ちゃんが出てくる小説も書きたいなと思っています。