【非エンジニア必見】GPTs作成に必須のActionsとschemaについて小学生でもわかるように図解付きで解説します
はじめに
この記事では高機能なGPTsを作る際に避けては通ることができないActionsと schemaとAPIなどがどのように動いているのかをレストランの例えを使ってわかりやすく解説をしたいと思います!
この記事では「Actionsやschemaとは何か」ということを解説しますので 「schemaをどのように書いたらいいかわからない!」といった具体的な方法を知りたい方は下記の記事が役立つかと思いますのでこちらをご覧ください。
GPTs、Actions、Schema、API、外部サービスの関係性をレストランに例えて理解する
ではまずActionsやschemaを理解するためにはGPTsやAPI、外部サービスの関係性について知っておかないと理解が進みくいため、
まずは大枠の流れであるGPTsとAPIと外部サービスの関係性についてレストランの例えを用いて説明していきます!
GPTsとAPIと外部サービスの関係性
いきなりですが、レストランに来て注文するときのことを想像してみましょう!
細かく考えると以下のようなことをしてると思います。
図の中の大きな流れを見ていくと、
「お客様」が「ウェイター」に料理を頼んで、「ウェイター」が「料理長」に注文内容を伝えます。
注文内容に従い「料理長」は料理を作り、「ウェイター」は「お客様」に料理を運びます。
見ての通りの説明なのですが、実はこれが「GPTs」と「API」と「外部サービス」の関係と同じなんです。
登場人物の名前を変えてみると以下の画像のようになります!
※APIや外部サービスなどの用語説明は後から説明するのでまずは関係性の理解ができればOKです
API(ウェイター)とはGPTs(お客様)と外部サービス(料理長)を紐づける役割を担うものです。伝言役みたいなものですね!
ウェイターさんが「お客様がスパゲティー注文してて、チーズは多めで麺は少なめでお願いします!」と料理長に頼むように、
APIさんは「GPTsがこれやってくれって言ってる!お願い!」と外部サービスさんに頼んでいるわけです。
少しそれっぽく説明をすると以下のような説明になります。
では続いてActions(アクション)とschema(スキーマ)の説明について進めていきます。
Actions(アクション)とschema(スキーマ)について
では先ほどの図を改めて見てみましょう。
APIはGPTsと外部サービスの仲介をしているという説明をしました。
ではActionsとschemaは図のどこに当てはまるかというと、ここになります!
Actionsはお客さん(GPTs)の「ミートスパゲティーください」というウェイターさん(API)への指示内容に当たり、
schemaはその指示内容に付随する詳細な情報「チーズ多め、麺は少なめで!」の部分に該当します。
つまりはActionsは「何をしてほしいのか」schemaは「どのようにしてほしいか」ということを仲介役であるAPIに伝えるものとなります。
ではレストランの例ではなく、実際のケースに近づけてみましょう!
上記はGPTsとGoogleAppsScriptというGoogleのサービスの操作ができる外部サービスとの連携を示しています。
レストランの例え同様にGPTsがAPIに「何をどうしてほしいのか」というActionsとschemaを伝えて、APIが外部サービスであるGoogle Apps Scriptに渡し、指示内容を実行してもらいます。
このようにしてGPTsは外部サービスと連携でき、機能性の高いGPTsを作るkとができるわけですね。
以上がざっくりとしたAPIやActions、schemaの説明でした!
まとめ
最後にまとめますと、
GPTs(お客さん)がActions(何をしてほしいのか)と schema(どのようにしてほしいのか)をAPI(ウェイター)に伝える
API(ウェイター)はActionsとschema(何をどうしてほしいのかの指示内容)を外部サービス(料理長)に伝える
外部サービス(料理長)はActionsとschema(何をどうしてほしいのかの指示内容)を元に処理を実行する
このような感じです。理解してもらえれば嬉しいのですがもしもわからない場合は私のXまでDMいただければと思います!
また「schemaをどのように書くことができるの知りたい」「実際に手を動かして機能性の高いGPTsを作成してみたい」という方は下記の記事が参考になるかなと思います!
この記事では「タイトルを入力するだけでタイトルに沿ったGoogle formができるというGPT」の作成をステップバイステップで説明しています。
schemaやAction、APIなどをゼロからどのように設定するのかも含めわかりやすく解説しているので、手を動かして覚えたい方はゼロから作ってみるとさらに学びが深まるかと思います!
ではではー!