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プログラミング初心者でも簡単にPythonコードを書ける!Python GPTsの使い方ガイド

はじめに

「エンジニアではないけどpythonのコードを書きたい」と悩んだことはありませんか?

そんな時にはPython GPTsを使えば、プログラミングの知識がなくても簡単にPythonのコードを作成することができます。

僕自身は機能性の高いGPTsを作成するためにpythonのコードをよく書くことがあり、Python GPTsのヘビーユーザーなので、今回の記事ではこのツールで何ができるのかと実際どのように使用しているかを解説していきたいと思います!

Python GPTsはこちら▼



pythonを使用したGPTsの作成記事はこちら▼


Python GPTsとは?

Python GPTsは、Pythonコードの作成を簡単にできるように設計されたツールです。

Pythonのコードを書く際の手間を省き、短時間で高品質なコードを生成できるのが特徴で、さらにエラーメッセージの解析のサポートまでできてしまいます。

以下では具体的にどのように使用しているかの使用例について書いていきます。

利用例①: Pythonでできることを相談する

ChatGPTではpythonのコードを動かすことができるので、pythonのコードを投げれば実施してくれるわけですがいざ何かやろうとすると、

「あれ、pythonってこれできるのか?」とか「pythonって何ができるんだ?」となります笑

そんな時にはPython GPTsに聞いてみましょう!

コードまで出力してくれる!


このような形で実装しようとしていることが可能なのか、またその際に必要なコードまで教えてくれます。


利用例②: 複雑なPythonコードを作成する

利用例①でもpythonのコードは書いてもらえるのですが、あくまで単一の機能を実行するコードなので、様々なことをやってもらうpythonコードを書いてほしいときには、

「これとこれとこれをやってほしい!」

と指示すればそういった複雑なコードも書いてもらえます。


上記は指定した画像の上にテキストを配置してほしいことと、配置する場所の指定など複数のことを指示してますが即座に対応してコードを出力してくれています。


利用例③: Pythonのコードを理解する

複雑なPythonコードを見た時に「このコード、どうやって動いているの?」と思ったときにはPython GPTsに、

「1行ずつ中学生でもわかるように教えて」

と指示すれば1行ずつわかりやすく教えてもらい、コードの理解を深めることができます。

これは本当にありがたくて、コードを理解できればエラーが起こる原因がわかったり、「もしかしたらこれもできるのでは」と発想を得ることができるんですよね!すごい便利な時代になったもんです…笑


ここでは先ほどの利用例②の指示で生成された以下のコードについて1行1行を解説してもらいました。

from PIL import Image, ImageDraw, ImageFont

# ベース画像の読み込み
base_image = Image.open("Thumbnail_Base.png")

# フォントの設定
font_path = "NotoSansJP-Black.ttf"
font_size = 40  # 適切なフォントサイズを指定してください
font = ImageFont.truetype(font_path, font_size)

# 描画の準備
draw = ImageDraw.Draw(base_image)

# 配置開始位置と配置面積の設定
x_start, y_start, width, height = 55, 208, 804, 302

# 入力する文字列の設定
text = "ここに表示したいテキストを入力してください"

# テキストの改行処理と中央揃え
lines = []
words = text.split()
line = ""
for word in words:
    test_line = line + word + " "
    w, h = draw.textsize(test_line, font=font)
    if w <= width:
        line = test_line
    else:
        lines.append(line.strip())
        line = word + " "
lines.append(line.strip())

# 各行の描画
y_offset = y_start
for line in lines:
    w, h = draw.textsize(line, font=font)
    draw.text((x_start + (width - w) / 2, y_offset), line, font=font, fill="black")
    y_offset += h

# 画像の保存または表示
base_image.show()
# base_image.save("output.png")


「1行ずつ中学生でもわかるように教えて」と指示すると、以下の画像のように丁寧に解説をしてくれます。


ど文系の私はコードを見るとアレルギーが発生するのですが、1つずつ解説を聞くと「なるほど!」となるのでアレルギーが発生したらすぐに聞くようにしてます笑


利用例④: エラー解決をサポートする

Pythonを実行してエラーが出たときは、エラーを丸投げして解決策を教えてもらいましょう!新しくコードを発行してくれるのはもちろん、何が原因でエラーが起きて何を修正したのかまで教えてくれます。

例えば実際にエラーが出たコードを投げてみると、

以下のように修正をしてくれます。


注意点

pythonGPTsは上記のようにpythonのコードを生成してくれますが、GPTsでpythonを使用する場合は使えるパッケージが限定されていることに注意してください!

下記のサイトではGPTsで使えるpythonのパッケージが表示されていますので参考にしてください。


おわりに

今回は、Python GPTsを使って非エンジニアでも簡単にPythonコードを作成する方法をご紹介しました。

昔ならば、動くコードを書くには基礎から学び、自力でエラーを解決する必要がありましたが、今ではPython GPTsを使えば、シンプルな処理はほとんど自動で行えます。

プログラミング未経験者でも、会話を続けるうちに知識が少しずつ身につくため、Pythonの勉強にも最適です。Pythonでボットを作成したい方や、Pythonのスキルを向上させたい方は、ぜひPython GPTsを活用してみてください!

記事に不明点などありましたらXもやっていますのでお気軽に質問してくださいね。

また本記事を読んで「良かった!」と思っていただけましたら「いいね」を押していただけますと今後のモチベーションにもつながりますのでぜひともよろしくお願いします!

ではでは〜

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以下はGPTsを一瞬で作れるGPTsの解説についてしています▼


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