4年の不妊治療を経ていま思うこと
いま、私は幸運にも妊娠をして、42歳にして初めて安定期まで妊娠し続ける事ができている。
それを機に、ここまでの不妊治療の日々を振り返って、あれが良かったのではないか、あの検査はどうだった、など一人勝手に書き連ねている。
が、今でもnoteを開くと、妊娠記録や育児の記事ではなく、不妊治療や流産に悩みもがいている方の記事が目に入ってしまう。そして読んではその苦しみに共感してしまう。
4年続いた不妊治療の沼のような日々の事は今も到底忘れられず、今こうやって自分が過ごしているのはとてもとても幸運なことだが、でもいつか急に終わりが来てしまうのではないか…と不安に押しつぶされそうな自分がいる。
これまで経験した3回の流産のように、幸せや喜びから突き落とされるような絶望を忘れることができない。この先もしまたあの苦しみに出遭ってしまったら、再び自分が耐えられるとも思えない。
産まれるまで安定期などない、という言葉は本当にそうだと思う。
何が言いたいのか…と思われてしまいそうだが
今与えられたこの状態に慣れることなく、当たり前と思う事もなく、支えてくれた人励ましてくれた人への感謝を忘れずに、目の前の毎日を大事にして過ごしていきたいと改めて思う。
この先の自分への忘備録のために。