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トレーナー申請者の皆さんへ(後編)
後編では、いわゆる「ねつ造&恣意的な申請」に関するアレコレや、申請ポイントを探すためのヒントなどをまとめてみます。どっちも割と大きなテーマなので分けたいけど、今回の記事は「申請のためのキッカケ作り」だと思うのでザックリでいきます。
もくじ(前編・中編はこちら)
①既に誰かが生やしている可能性を考えよう
②周辺事例を参考にしない
⑤ねつ造や恣意的な申請はするな
⑥POIを探すためのヒント
昨今、色んな情報が出回ってます。攻略サイトやゲーム記事、TwitterやYouTubeで発信する人もいますが、こと申請に関して言うとすごくシンプルで「珍しいものをUPする」だけなんです。
冒頭からお伝えしてますが、既に目立つランドマークは大半がポケストップになっています。なので、珍しいもの(下の画像の歴史説明だとか)を探せば自ずとポケストップにしていけます。
え?自宅の近くで手っ取り早く探したい??
活動している人が把握できる数名程度の地域なら、上記のランドマークもまだポケストップになってないかもしれませんが、ジムも見えるところにあって、少なくとも十数名以上近所にいそうなら、あんまり期待しない方がいいですよ。
そこらの電柱や掲示板を申請しても生えませんし、地域全体がマークされて生えそうなものも疑いの目で見られるようになり、却って生えなくなったりします。ホントにマークされますからお気を付け下さい。
新たに申請を始められた方へ
— MagicalThorn (@MagicalThorn) November 21, 2020
町内のそこかしこに立っている、この簡易な掲示板。
色がどうかなどは関係なく、どこでも見かけるごくありきたりなものでしかありません。
町内会で連絡用に役に立っていようとも、NIANTIC Wayfarer!的にはPOIとしては無価値です。
申請するのはやめておきましょう。 pic.twitter.com/LpCJmUTO1i
⑤ねつ造や恣意的な申請はするな
割と重要なのですが「このくらいなら…」という申請をよく見ます。例えばこれですね。
トレーナーが多数いるから必要、というのは個人的な都合であって、だったらポケストップの多いところまで行けばいいんじゃないの?となります。周りのトレーナーだって望んでるもん!と思うでしょうが、それは他の地域も同じですから理由になりません。
地域活性化のためというのも、例えば地元のお店と協力関係を築いてお店応援プログラムの制度を利用すればできるし、そもそも単に人が集まる=地域活性化というのは理解されにくいです。この辺は後述します。
こういう言葉も恣意的なものとして受け止められます。それってアナタの感想ですよね?という話は避けて下さい。珍しくもないものを子供やお年寄り、果てはハンディのある方をダシに推薦する…心証がいきなりマイナススタートします。
ねつ造も、自宅方面に故意にピンを寄せる、家の周りにこじつけて申請を繰り返すといった色んな手法があります。
#Wayfarer
— oMINAo (@CafeIngress) November 14, 2020
農地はだめです
ご自身が良いと言っても非常識ですよ。
靴裏に農産物に影響がでる病原菌や線虫付けた他人がウロウロしても構わないのでしょうか?
私が親なら大喧嘩するわ pic.twitter.com/hvUUOGm1tS
実績解除:「身体の一部」を初めて発動した
— Markov2097 (@Markov2097_res) November 16, 2020
…不正利用がよかったか。 pic.twitter.com/rx8J8QO4dp
覚えておいて欲しいのですが、特に審査ガチ勢の多いIngressの人達はWayfarerの規定のない時代から申請を行い、そうしたものの審査処理もしてきました。「かなりの数、ねつ造されたものを審査した経験がある」んです。このため割と簡単に見抜きます。少々細工してもバレます。大幅に細工すると通報します。
もちろんすり抜けることもあるのですが、今後は通報によって処分されることが明記されています。それだけでなく消されたポケストップはマーキングされるとあり、以後は二度と生えなくなります。
NIAはデータをかなり詳細に蓄積しているといわれており、恐らく不正な動きをしている人はどこかでBAN(アカウント停止)される可能性があると思います。へーきへーき、と思ってたら、ある日大事なアカウントがなくなるという可能性もあるので、見えてないと思わない方がいいです。
それとAGとトレーナーの認識にかなり差があると個人的には思います。僕の知る限り、近場でも割とナチュラルにGoogleアカウントのパスワードを教えたり、複数アカウントを持っているトレーナーを見かけました。Ingressの世界ではタブーと言われ、ほぼ全員99%の人がしない行為です。そしてPokemon GOの世界では日常の中でかなり普遍的に見られる。これは相当な認識差と言わざるを得ない状況です。
なんだかんだでポケゴートレーナーの人たちは麻痺していると思うのよ。
— tp235 (@ENL_tp235) October 10, 2020
複垢に。
アレは必要悪でも何でもなくて、ジムはみんなで分け合って8時間の予定調和も関係なく、自分がプレイ出来る時間に好きにやれば良いし、複垢は最初に排除すべきものなのよ。
今はリモートでレイド成立するしね。
ある飲みで打ち解けたと思ったトレーナーからのAG(トレーナーなのでTさんとします)が、
— sinXsan (@sinXsan) October 10, 2020
T:あの…しんさん
僕:ん?
T:ここだけの話、倉庫垢ってIngressの皆んな持ってますよねぇ?
僕:え…???
ということがありました。
つまりそういう人たちが今後増えるかもなんですよね。
本日の審査1件目でがっくりorz#nianticwayfarer pic.twitter.com/p2DXamWXqv
— t134 (@t134resistance) November 20, 2020
Ingressでは陣営戦といって様々な作戦を陣営内で協力して行います。また地域活性化についても、地元自治体や観光協会と交渉・協力して多数の人を集めるなどのイベントを世界中で行っています。公式イベントはミッションディを中心に日本各地で30回近く開催されてきたはずです。
こうした活動をするためには、ゲーム上のルールはもちろん様々なルールを守らないと貫徹できません。ですので、先の複数アカウントやWayfarer規定も含めルールに厳しくなります。そうしないと諸々のイベントが行えないだけでなく、それが巡り巡って世間の人達の厳しい目に繋がっていくことを潜在的に理解しているからだと思います。大なり小なり、僕の尊敬するAGの皆さんはそう考えていると思います。
最後に人を動かすのは、成功したときの名誉と称賛だと思っている。
— tp235 (@ENL_tp235) October 19, 2020
そしてその名誉や称賛が本当に値するものなのかを理解しているのは本人自身。
だから不正は自分の可能性を自分で裏切りで、まさに自身への背信なのよね。きっと。
「このくらいなら…」を認めないのは、それを認めると②周辺事例を参考にしないで見たように「どこそこでポケストップになってました!」という流れから徐々に拡大解釈され、制御が効かなくなることを知っているから。みんなで長く遊ぶために、今ただ楽しみたいという欲望をマイルドに抑えませんか、ということなのです。
長くなるので、この辺にしますが「厳しくなる前に申請しとけ」というツイートを最近見かけました。
その手の言葉には乗らないようにしましょう。転売で儲ける人と同じで、要はダメなものを増やそうと扇動しているんです。ここまで読まれた方なら、それが長く遊びたい人の発言かどうかわかると思います。
⑥POIを探すためのヒント
さて、ポケストップを増やすために色んな方法があります。珍しいものを探すのに、検索機能を使うことは多いと思います。史跡や博物館などはじゃらんのページでも十分調べられます。僕は旅先申請するとき割と使います。
あと、もっと細かく知りたいときは、地元の役所にある文化財関係のページを見るのもいいです。詳細に載ってて位置もわかりやすい。呉市の場合ですがパンフレットをダウンロードできます。
これで地元の見つかってないものを探してみましょう。割とまだまだあると思います。あ、呉市は僕がまぁまぁ探したので目立つところは結構Liveしてるかも…
図書館も利用しましょう。司書の人に「ポケストップのために歴史的な場所を探している」など聞けば、具体的な本を勧めてくれます。
地元図書館。ガチ勢の宿命か。
— Markov2097 (@Markov2097_res) September 28, 2020
2時間ほど篭ってみたら、ほんの一部だが由来不明で誤魔化した物件の謎が一気に解消。
目から鱗。神か。これは今後世話になるぞ…#Wayfarer pic.twitter.com/LRK899YydI
歴史系もそうですが、自然系の申請も割といいと思います。特に鉱物系はオススメ(樹木系は倒壊すると割とすぐ指定解除になる)です。
説明板がないと認められないけど、実は結構な比率で未申請なので(ホントは教えたくないけど)僕は最近よく申請してます。
今日の #GoodPOI は沖縄から。
— sinXsan (@sinXsan) November 17, 2020
位置もバッチリでした。
自然史系の申請って、そんなに多くないので大事にしたいですよね。
樹木系の天然記念物は枯れちゃうこともあるので、地質系が個人的には推しです。 pic.twitter.com/5wcmn9WOwZ
さて一応、これでいったん終了です。増補版では「生えやすいポケストップのランク」「これなんで生えないの!案件の実際」などを予定しています。
以上です。