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モディリアーニ 大阪中之島美術館 ゆきて帰りし物語。
オープンしてから初めての大阪中之島美術館。モディリアーニへの関心はもちろん建築物への興味もあり見学してきた。
真っ黒なキューブのファザードが迎える大阪中之島美術館。階段を上がり2階で当日のチケット購入して長いエスカレーターで4階へ。さらに乗り換えて5階の展示会場に到着。
モディリアーニと同時期に活躍した芸術家ピカソやシャガールなど仲間たちの作品が集められていて エコール・ド・パリの熱気を味わえる展示構成になっている。
交流した仲間の作品は、多種多様で頭の理解が追いつかず、サラッと流す程度になった。
エッフェル塔やパリの街角、社会情勢を映し出したポスターなど当時のパリの雰囲気を知ることができる。
背景に溶け込むような人物は雰囲気や感情、人柄を表してるかのようだ。
瞳を描かないのは、表情を曖昧にして心模様を感じさせるためだろうか?
お気に入り「耳飾りの女性」しとやかで優しそうで、知性を感じさせる。
「青いブラウスの婦人像」深い悲しみをたたえる気の毒な女性。
絵画だけでなく彫刻作品もある。
モディリアーニは、父のお気に入の画家。作品の切り抜きをトイレに貼っていた。
女性の手をていねいに描かないのは、なぜ?
独特の描き方は女性の理想像かもしれない。想像たくましく楽しい一時間だった。