太田順一 ものがたり ものの語りに目をそばだてる(奈良市写真美術館)
太田順一 ものがたり ものの語りに目をそばだてる(奈良市写真美術館)
化外の花 人工の風景に咲いている一輪の野草は、たくましくて大自然の驚異を感じる。
遺された家 空き家は人がいる気配がするし 自宅を見ているような錯覚を覚える。自宅を撮ってみる?
ひがた記 貝や波の作る造形は、小さな自然の痕跡。
普段見過ごしていることに 光を当てる作品は、観ることの難しさを教えてくれるし 見る人のそれぞれの物語が始まる。
全体で5章に分かれているが 死を連想させる作品は見ないので 菅原通 聖遺物と父の日記はパスした。
作品展は、11月6日まで奈良市写真美術館にて。