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コーヒーを飲むとまったりするルーツ
コーヒーを飲むとまったりとしますね。
ゆっくりとくつろぎたいとき、友達や家族と話をしたいときなんかに飲むと最高です。僕も一日に2~3杯はコーヒーを飲んでいます。
時間を緩やかにするような感覚。これを感じるのは僕だけではないはずです。
そして、飲み終わるころの少し寂しい感覚。
それは、カフェインが脳の血管を縮めて・・・みたいな小難しい話ではなく、もっと心理的な作用があるのだと僕は思うのです。
コーヒーを飲んでまったりするといって思い出すのは、大学生の頃のバイト時代だ。
いつも親友のヨシアキと僕はバイト終わりの23時頃から、公園の池のほとりで明け方まで話していた。
多いときには深夜に週5回は公園の池のほとりにいただろう。
それは、夏でも冬でも変わらず僕らはそこにいた。
(雨が降ったらジョナサンだったかな、ドリンクバーと山盛りポテトフライがあれば無限にそこにいれたね。)
いつも決まっていく公園。
そのときにいつも飲んでいたのがホットの缶コーヒーかミルクティーだ。
その一連の行動を僕らは「まったりする」と呼んでいた。
バイト終わりに口裏を合わせたようにお互いで言葉をかける。
「まったりしに行こうぜ」(シンタロー・ヨシアキ同時)
もうかれこれ20年も前の話だぜ。
もしかしたら僕らがまったりするって言葉を流行らせたんじゃないかと思ってる。(はっきり自意識過剰)
そんな公園の池のほとりは時ににぎやかで楽しい場所だった。
僕らがギター片手にいたもんだから、女の子たちが「なんか歌うたってよ」なんて言われたこともあったな。
そこで僕が下手くそな「TRUE LOVE」を歌った記憶は誰か僕を殴って消し去ってほしい。
当然、気まずい空気になってアバンチュールは起こらなかった。(今なら本気出すからもう一度チャンスをください)
池で人魚が出たこともあった。
僕らが定位置の岩の上で座っていると、突然男たちが池の中に入っていき大声で叫び始めた。
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