こんなインフルエンサーは嫌だ!
インフルエンサーとは簡単にいうとSNSなどで影響力を持つ人のことだ。
ツイッターやYoutubeなどで個人が簡単に発信できる時代となり、この発信力はとても強力な武器となる。
ツイッターではフォロワー数、Youtubeではチャンネル登録者数や再生回数などで評価され、多ければ多いほど発信力があるとされている。
今回はそんなインフルエンサーについて、こんな「インフルエンサーは嫌だ」というテーマで書きたいと思う。
こんなインフルエンサーは嫌だ1
「良いとも思わないモノを紹介する」
インフルエンサーはたくさんの人から見られている以上、その発信力は武器となる。
その反面、自分が良いと思わないモノ・知らないモノをおすすめしたときにその発信に責任が生じる。
「あのインフルエンサーが良いというモノを買ったのに全然良くないじゃないか」
「あのインフルエンサー、よく知らないくせにこの商品をすすめてやがる」
これを感じると一気に信用はガタ落ちとなる。
それはもう信用を失うどころか、下手すると総攻撃を受けるだろう。
裏にある企業やスポンサーからのお金の流れを感じても、みんなは嫌気を感じてしまうかもしれない。
自分の発言に責任を持たないインフルエンサーは嫌だよね。
こんなインフルエンサーは嫌だ2
「個人やサービスを攻撃する」
その発信力を通じて、個人やサービスを非難しているのを見ると嫌な気持ちになる。
しかも、その信者が賛同してその個人やサービスを攻撃してしまうこともある。
インフルエンサーの発信はフォローしていなくても、身近に入ってくることがあり気を付けなければならない。
何かを攻撃することは刺激的だし、言いにくいことを代弁してくれるようで乗っかりたくなるかもしれないが気を付けないといけない。
人を傷つけたり、攻撃するのはどんなに正当性があっても嫌だよね。
こんなインフルエンサーは嫌だ3
「情報弱者を洗脳・誘導する」
あのインフルエンサーが言っているから間違いないと妄信するのは危険だ。
「○○するべき」「○○はオワコン」は自分の得意分野へ誘導するための言葉かもしれない。
たしかに成功しているから影響力をもっているのだが、その力をうまく使われると信じてしまいがちだ。
何でもかんでも正しいと思わないほうがよいかもしれない。
こんなインフルエンサーは嫌だ4
「偽造した力」
たくさんの人フォローされている・影響力があるように見せるというテクニックがあるようだ。
リツイート企画などだけでフォロワーを増やしたり、芸能人にリプしてインプレッションがあるように見せたりする方法である。
数という権威性に確かに惹かれてしまうのが現実だ。
有料noteの販売で特に使われていた手法で、売れているように見せかける方法もある。
数だけに惑わされてはいけない。
こんなインフルエンサーは嫌だ5
「実際会ってみたらめっちゃ声ちっちゃい」
いつも自信満々にこうしなければならないと強気の発言をしているのに、実際会ってみたらめっちゃ声ちっちゃかったら嫌だよね。
シャイで目も合わせてくれない。そんなインフルエンサーとは友達になってみたい。
オフラインとオンラインの人格が別ってことは実際あるのかな。
匿名インフルエンサーでは実際にありえそうだ。
こんなインフルエンサーは嫌だ6
「影武者がツイートしてる」
作曲家のゴーストライターよろしくゴーストがいたりして、実際にはまだガラケー使ってたりして、記者会見で潔白を主張する。
そしたら、ゴーストが記者会見して嘘が総バレ。
ゴーストが本当のインフルエンサーになってしまうってのはおもしろいかもしれない。
インフルエンサーは嫌だ7
「おはようツイートの癖がすごい」
『オジャスティンビーバー』みたいな挨拶をしちゃう。
もはや原型も何もない。リプは『Justin Bieber』でオーケーとか言っちゃう。
それに対して『Justin Bieber』とかみんながいっちゃう。
これってちょっと嫌だよね。
こんなインフルエンサーは嫌だ8
「インフルエンサー同士で喧嘩する」
ちょっと口が悪いことを売りしてるインフルエンサー同士が喧嘩。
「お前の拡散の仕方は間違ってる!」なんて
マウントの取り合いしてるようなもんだもん。
お互いが罵り合って、喧嘩をしてんのは面白いかも。
でも、関わりたくはないな。
こんなインフルエンサーは嫌だ9
「聞いたことないフルエンサー」
家電フルエンサー、カレーフルエンサーみたいに、○○フルエンサー大喜利が始まって、超ニッチな部門でのインフルエンサーとなる。
しまいにはセパタクローフルエンサー、ふるさと納税フルエンサーみたいな言いにくい人が出てくる。
段々呼びにくいので、セパフル・ふるフルなんて略されたりして。
それはそれで面白いかもしれない。
こんなインフルエンサーは嫌だ10
「夢や目標がない」
インフルエンサーたるものどこかはとがっていてほしい。
何かを成し遂げようとする、もしく結果を出している人に人は惹かれるももんだ。
何もない人は応援しようがないからね。
次に自分がインフルエンサーになったら、どんな世界なのか想像してみようと思う。
そう、「こんなインフルエンサーは嫌だ」という内容で文章が書けなくなってきたからだ。だって、段々とネタになってきたもんね。
よし、自分がもしインフルエンサーだったとしたらどうだろう?
まず、一番に思うのが自分への批判や悪口は嫌だなあと思うこと。
大勢から人気があるということは目立つし注目されているということだ。必ずアンチというモノは湧いてくるだろう。
これにメンタルがやられてしまったインフルエンサーも少なくないはずだ。
リアルの世界だって嫌だもんね。悪口言われてたらさ。
僕も会社で一部嫌われいて、陰で「メガネ」と呼ばれている。
数あるメガネをかけている人の中から代表に選んでもらえてうれしい。メガネをかけている人申し訳ない。
もしかしたら私がメガネフルエンサーかもしれない。
メガネを外したら「似合わない」とまで言われたこともある。それだけ顔がメガネと一体化しているということだ。
でも、実際に僕に聞こえるように「メガネ」呼ばわりされていれば、いい気はしない。
これは無視するか、全力でつぶすか、落ち込むか、色々な選択があるだろう。
実際のSNS上のインフルエンサーも同じ問題を抱えているはずだ。悪口はさんざん言われているだろうからね。
そして、自分の発信力があり過ぎるのも怖い。
僕が左といえば、「おう、左とはすばらしい」「やっぱり左ですよね」と皆の衆が称賛する。
僕が右と言えば、「右もすばらしいですね」「わかってる」と共感される。
そりゃ、段々いい気にもなってきて天狗になって調子にも乗るよ。
なんたってこっちには力があるのだから。そうして強気にやり過ぎて、大きな過ちを犯す。
今度はみんなが手のひら返しさ。
ぼろぼろのぞうきんになるまで責められてさ、あることないこと言われてさ。
目立っていたインフルエンサーが消えていくのは、結局ここにあるんだろう。
それほどまで長続きしている人はそうそういない。
影響力は武器だ。
だが使い方を誤れば、大きなダメージを負う。
力を手にしたら勘違いもするし、攻撃もされる。スルーしきれなくなくことだってある。
そんなインフルエンサーに愛をこめて僕から一曲送る。
♪ちゃらちゃっちゃっちゃらっちゃー
♪右から右から右から何かが来てる 僕はそれを左に受け流す
♪いきなりやってきた 右からやってきた 不意にやってきた
♪僕はそれを左に受けながす~