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「世界は分岐点にある」
私には未来を少しばかり観る力があります。
いくつも分岐する世界の未来を見つめて、それでもわからないことがありました。
あまりにも可能性が刻一刻と変わっていくからです。
一人が考えを変えたら、今日にでも世界の流れは変わっていきます。
それが全員で起これば、予測不可能な状態となります。
まさに今、世界の未来はカオス状態にあります。
良い未来も悪い未来もすべてあり得る中で、どのように今後の世界を捉えたらいいのかを知りたかったのでした。
深い深い瞑想の中で、私はどうしても聞きたかったことを聞くことにしました。
現実に戦争が起こり、その火種が世界に広がる可能性がありました。
第三次世界大戦や核戦争のリスクが明らかに潜在しているのがわかりました。
私はキリスト意識の瞑想を行いました。
すべての意識にして、あらゆる存在に意識を吹き込む神意識。
神そのものにして、神。
すべての神々を超えた、全知の神にストレートに問いかけました。
瞑想すると光の中に入っていって何も見えないぐらいにまぶしく、至福に充ちていきました。
そうして、全知の光に問いかけました。
Q 世界は今後どうなりますか?
(この質問背景には核戦争を回避できるかということも含まれていました)
A まず、象徴的なビジョンが見えました。
光の中に人が現れて、二つの球体を持っていました。
片手に白い世界、もう片手に黒い世界が見えました。
『世界は分岐点にある』
その言葉が下りてきました。
黒い世界は本当に跡形もなく破壊されてしまった未来を表していました。
白い世界は調和のとれた平和的な未来を表していました。
(そこには自然や地球と調和的に生きている人々の姿が見えました)
『どちらも選べるが、良い方向の選択肢が必ず存在する』
そう声が聞こえてきました。
まだ人類は間に合う、ということがわかりました。
決定されている未来はなく、その分岐点にあるということです。
しかし、今や瀬戸際なのです。
『一人の一個の良い選択でさえ世界を変える』
言葉と共にビジョンがはっきりと見えました。
どこにでもいる平凡な人が「良いこと」を日常の中ですることが、世界にオレンジ色の明るい色をもたらして変えていく情景が見えました。
たった一人の人の今日の選択でさえ、世界に影響を与えている。
私はそれを深く悟りました。
ここまでが神から聞いた聖なる言葉とビジョンであります。
ここからはより深く考察し、ひとりひとりがどうすべきかについて。
世界の選択がどうあるべきかについて、お伝えしたいと思います。
世界の根本の問題は物質至上主義にあります。
科学至上主義にあります。
科学技術だけが進んだ結果、世界を何十回と吹き飛ばせる核兵器を手に入れてしまいました。
私たちに必要なのはすでに科学技術の単なる発展ではないと断言しておきます。
そうではなく、霊的な進化こそが必要なのです。
より深く進めると、その科学技術をいかにして使うのかという手にかかっています。
もしも、その考えが「愛」からくるものであるならば、誰かのために使うことはあっても、誰かを痛めつけるために使うことはありません。
友人を思う。家族を思う。動物を思う。
自分自身を愛することでさえも。
単純な思いやりが世界には欠けている。
科学という頭脳と、ハートという愛のバランスがとれていなければ、文明を存続させることは不可能です。
なぜならば、科学技術を殺戮のためや人を支配するために利用するからです。
私たちが瞑想すべきなのは神の愛について。
単純な愛について、です。
科学技術の進展に全力で何もかもを注ぐのをやめて、人々は霊性進化に少しばかりでも意識を向けてみるべきではないでしょうか。
愛の理解と実践について学ぶべき時が来てます。
・私はいかにして愛を学んだか
深く瞑想して、神の愛について心を開いただけです。
神の命の働きであるところの聖霊に触れたとき、深い深い愛について悟りました。
これ以上ない最高の愛について触れました。
それは常に人に命を吹き込み、生かす力です。
私たちがすべきことは日々の中に思いやりを持ち込むということであります。
それが家庭から社会、国家にまで広がったときに必ず変わります。
一つは瞑想を行うことでもいいので、神の愛について理解を進めることです。
この単純なことを人々が行うようになれば、世界はがらっと変わってしまいます。
霊性進化とは、単に知性を発達させることを指しません。
ハートにある無限の愛(聖霊の愛)について学ぶことです。
科学と霊性進化のバランスが崩壊している今、科学技術のみで世界を動かそうとしています。
それは力のみの世界であり、必ずや破壊をもたらす結果となります。
どれほどの文明がそのバランスの均衡を保てずに滅んできたのかわかりません。
私たちがやるべきことは見えざるものに心を馳せること。
自分自身を生かす生命について、愛について、神について深く学ぶことです。
今、人類はまさに「転換点」にあります。
ここで良い選択を選べるかどうかが未来を決めます。
滅亡の憂き目にあうかどうか。
持続などという生ぬるい言葉ではなく、真の存続可能な社会を築けるかどうかを決めます。
力ではなく愛を。
科学ではなく霊性を。
科学と霊性の二つをバランス・調和させて、良い未来を築いていくべきだと思います。
私たち一人一人が深く瞑想して、霊性に即した生活を送れば、それが周りの人を少しでも変えて世界へ波及していくことでしょう。
私はどうすべきかを直感していましたが、神にさらに問いかけました。
より良い答えを求めて、自分自身の個人的な質問でありながら、あらゆる人に当てはまるであろうことを聞きました。
どうすべきなのかを全知の神に問いかけました。
Q 私はどうすればいいですか?(世界のためにすること)
神の光の中に深く溶け込んで、瞑想していると声が聞こえました。
A 『超然としていなさい。あなたはすべてを約束された人。世界がどちらを選んでも、それは約束されている』
約束されていることが何なのかはわかりませんでした。
しかし、深い安心を覚えたのです。
どんな世界が来ようとも、露ほども自分に影響がないことを直感しました。
『時代の転換点がくる。あなたは転換点を担う人になる』
大きな時代の転換点を感じました。
それは私自身がすでに見ていたビジョンの答えでもありました。
間違いなく、世界は変わる時が来ていると感じました。
私のような、ささやかな人間が転換点を担うなどとは思っておりませんでしたが。
『準備していなさい』
次に聞こえた声はこのようでした。
準備とは一体何なのかわからず、それについて聞くと返ってきました。
『神を十分に完全に理解できるようになりなさい』
これが最も大切なことであると日々考えていました。
その考えを改めて強化してもらったような気持ちになりました。
私はゆえに神について深く瞑想し、宇宙のすべてを悟れるようになりましょう。
毎日、心を込めて瞑想をします。
次の時代は必ずやってきます。
どんな世界でも、きっと大丈夫だと確信しております。
この言葉を聞いているあなたにも良き未来がありますように。