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君は。
君は覚えてるだろうか。
この手を振り解いて、逃げた事。
君は覚えてるだろうか。
月を見上げてながら、泣いた事。
君は覚えてるだろうか。
笑い声の向こうにある、裏切り。
君は覚えてるだろうか。
私が先に声をかけて、ずっと敬語だった事。
あえて、敬語を話していたんだよ。
君は覚えてるだろうか。
生きるって事の大切さを教えてくれた。
君は覚えてるだろうか。
5時間も楽しく長電話していた事があった。
当時は充電器にはめて充電してたから、
お互いに充電器はめながら話したんだ。
君は知ってるだろうか。
優しさとは、時に残酷なのだと知ったんだ。
君は知ってるだろうか。
私がいつも君の姿を目で追ってたんだ。
君は知ってたのだろうか。
私の誕生日に連絡をしてきてくれた事。
私は知ってたんだよ。
君の誕生日に私に連絡してきて、
何事もなかったかの様に世間話した事。
君は知ってたんだろ?
私が君を大切におもっていたこと。
君も覚えてるだろ?
一緒にいたのに急に、
君がバスの一番後ろに乗って、
私がバスの前に座って他人のフリした事。
君はずるい。
私ばかり、振り回されてばかりだ。
君は本当にずるい。
私に甘い言葉をかけてくるなんて。
君は弱いんだね。
だから、私にわがままばかり言うんだ。
私は、君に弱いんだ。
だから、君はずるい。
君と出会わなければよかった…。
そしたら、
こんなに楽しんだり、
こんなに悲しんだり、
こんなに苦しんだり、
こんなに君の事ばかり考えなかった。
君は覚えてるだろうか。
一度私が携帯を変えた日に、
君は焦って、電話してきたね。
番号は変わらなかったから、
君は、暴言吐いて電話切ったっけ。
君は知っらなかっただろ?
私はズルをした。
あえて、君に聞こえる様に、
携帯を変えたと言ったんだよ。
だから、電話来るか、試したんだ。
君は、楽しそうで、気まぐれで、
短気で、強がりで、寂しがりで、
甘え上手で、狂気的で、秘密主義者。
いつも非通知で電話してきたから、
私は君の携帯番号を知らなかった。
いつも、君から電話が急にくるんだ。
夜中に海に行きたいと言う。
海に連れて行くと、
君は、私を置いて私の車で勝手に帰ったね。
エンストしながら、去っていった。
携帯の電波もなくて、
真っ暗の海の音を聞きながら、
笑いながら、私は朝を待ったんだ。
また、夜中に山に行きたいと、
連れて行くと、君はまた置いて帰ったね。
エンストしながら、山を降りてたね。
やはり携帯の電波のない真っ暗な山の中。
私は、また笑いながら、
ヒッチハイクを初めてしたよ。
学習しない私も悪いが、君が悪いよね。
こっそり、
車のカギを私のロッカーに入れてさ。
車の場所は、いつも路上駐車。
その度に、レッカーされてキップ切られる。
それでも、
君が私を求めてるのが、嬉しかったんだ。
たとえ、都合のいい人間だったとしても。
君が恋愛相談してきても、真剣に答えた。
君の仕事の愚痴をいつも、聞いてあげた。
君の八つ当たりさえも、受け入れていた。
どんな事でも、君の為に側にいたかった。
君の記憶に、少しでも私を残したかった。
君は、私を覚えてるだろうか。
結婚して、子どもがいるの知ってるよ。
今は携帯番号も変えたし、
君とはもう、会わなくて何年経つだろう。
君は覚えてるだろうか。
君が急に選挙に、ある党に入れてと言った。
私は君の秘密の一つを知ってしまった。
そして、私とは遊びだったと謝ったんだ。
だから、君との関係を終わりにしたんだ。
なのに、私は何も変わらない。
君とはもう、会わなくて何年も経つのに。
なぜだろう…君は今も私を振り回す。
こんな、noteで君と出会うなんてね。
都合のいい話を君はしていたね。
それでも、君の記事に、私が出ていた。
かなり美化してくれて、相変わらずズルい。
でも、コメントもしないし、スキもしない。
君とは、もう戻れない。
あの時のままで、悪い思い出としておこう。
ずいぶんと更新しなくなったね。
やはり、気まぐれだね、君は。
君らしくて、なんだか安心したよ。
君と絡むと、ろくな事がないからね。
私はもう、振り回されるのは御免だ。
そうそう、
君が勝手に私の車を廃車にしたのは、
かなりダメージを負ったさ。
君は無傷で良かったけとさ。
まだ、
路上駐車でレッカーの方がマシだったよ。
あれから、車は乗れなくなったんだよ。
君の影響が大きいのは確実だ。
だから、君と関わるのはこりごりだ。
君は知らないかもしれないが、
これでも私は、前を向いているんだ。
募る思いをnoteに書き込んでる日々。
だから、もう…じゃましないでくれよ。
だから、私も君の事をnoteに書いたんだ。
これが、せめてもの私の君への復讐だよ。