SINRAプレリリースイベント開催レポート(2023年8月)
こんにちは!コミュニティマネージャーのEriです。
更新が滞りご無沙汰してしまいましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?季節は変わって、すっかり秋も深まりましたね。
さて、もう2ヶ月前のこととなってしまいましたが、今日は8月に開催したSINRAのプレリリースイベントの振り返りをお届けしたいと思います。会場決定から当日まで時間がないなか、なんとかバタバタと準備を進めたのが今では懐かしい思い出です。
ご来場くださった方々、トークイベントに登壇くださった方々、会場を貸してくださったBONUS TRACK様はじめ多くの協力会社の皆さまに、改めてお礼申し上げます。ありがとうございました!
プレリリースイベントは2023年8月23日(水)に、東京は下北沢駅近くのBONUS TRACKで開催しました。まだ本リリース前でしたので、SINRA立ち上げのきっかけとなったSustainable Innovation Lab関係者や先行販売でNFTをご購入いただきSINRANIA(SINRA NFT保有者のこと)となってくださった方々など、関係者をお招きしてややクローズドな形での開催となりました。
イベント冒頭は、SINRA最初のプロジェクト地でありパートナーの三重県尾鷲市水産農林課の芝山有朋さんにご挨拶いただきました。
続いて、SINRAファウンダーの3名から、皆さまにご挨拶をさせていただきました。
続くメインイベントであるトークセッションでは、雑誌『WIRED』日本版編集長の松島倫明さん、冒頭でご挨拶いただいた尾鷲市の芝山有朋さん、そして尾鷲市の”みんなの森”の整備を担当してくれている”きこり”チームから廣野匠さん、町田泰彦さんに登壇いただきました。
WIRED Japan 松島編集長の「Regenerativeとは何か?」という発話から始まり、木こりチームからは「美しい瞬間を生み出す」「森への関わり方を再定義する」という印象深い言葉をいただき、そして尾鷲市水産農林課の芝山さんからはどんな想いで日々森林と向き合い、森林が今どんな変化を遂げてきてどんな未来を描いているのかなど具体的なお話も伺うことができました。
会場の全貌は写りきっていませんが、こんな感じでした👇
そしてトークセッション終了後は懇親会の会場へと移り、総勢60名弱の参加者の皆さんと乾杯!まだまだ蒸し暑い夏の夜の陽気に加えて、ご参加の皆さんとの熱いトークも盛り上がり、会場は熱気に包まれていました。
最後はSINRAファウンダーの一人・大澤からご挨拶させていただき、一本締めでクロージングとなりました。
会場装飾は APOLLO SPACE FLOWER の阿部さんにお願いして、なんと尾鷲市の私たちのプロジェクトサイトの森林から木々や蔦などの植物を持ってきて装飾してくださいました!SINRAが目指すRegenerativeな世界観を少しご説明しただけで、ここまでの演出をしてくださいました。あまりの”森感”にチームメンバーもみんな感動。本当にありがとうございました!
出入口の外では、パネルで尾鷲市のご紹介と、森林でどのような土壌再生や水脈再生等の整備を行っているかをご紹介しました。「パネルだけだと世界観が伝わりにくいから、ここにも炭化した木、瑞々しい苔、ヒノキやスギの苗木、アカハライモリなんかも展示したい!」という私のワガママに、APOLLO SPACE FLOWER の阿部さんが「お任せください!」と対応してくださり、それをSINRAのアートディレクター・工藤峻がパネル制作展示で応えてくれた結果がこちらです。少しでも世界観が伝わったら嬉しいです✨
ということで、プレリリースイベントがSINRAが主催する初めてのオフラインイベントとなった訳ですが、今後も”手ざわり感”や”現場感”を大切に、イベントやフィールドワークを創り上げていきたいと考えています。
地方のフィールドだけでなく、今後東京でのこういった機会もあると思いますので、その際には皆さんと交流させていただけたら嬉しく思っています。
※カーボンクレジットとは:
カーボンクレジット(Carbon Credit)とは、企業が森林の保護や植林、省エネルギー機器・設備導入などを行うことで生まれたCO2などの温室効果ガスの削減効果(削減量、吸収量)をクレジット(排出権)として発行し、他の企業などとの間で取引できるようにする仕組みで、炭素クレジットとも呼ばれています。
※NFTとは:
NFTとは、デジタル空間上の証書のようなものであり、ブロックチェーン技術によって実現しています。例えば画像・映像・音楽などのデジタルコンテンツや、株などの証券あるいはカーボンクレジットといった権利をNFTに紐づけることで擬似的にその保有を表現することができます。また、NFTの保有者の移転は柔軟に設計されるため、個人間取引などが活発に行われるようになりました。さらには、何かの保有だけではなく、自身の行動履歴や何かの事象や概念に対する意思の表明、あるいはアート作品のメディウムとしても活用されています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?