シノプス新卒採用・会社説明
VISION
シノプスのビジョンは「世界中の無駄を10%削減する」。
すべての無駄をなくすのは難しいですが、10%でも無駄を減らせたら凄いことだと思って、全社員がこのビジョンを目指しています。
フードロスとは?
規格外や食べ残し、期限切れとなった「食べられるのに廃棄される食品のこと」をフードロス(食品ロス)といいます。
日本のフードロスは、農林水産省「平成29年度の食品ロス量(推計値)」によると年間約612万トンです。これは、1人あたりお茶碗1杯分の食品を捨ててることと同じになります。
世界全体ではつくられた食料の約3分の1が廃棄されている一方で、9人に1人が食料不足となっているという問題が出ています。
また、原材料から食品メーカー・物流・小売・最終的に私たちが食べるところまで、すべての過程で温室効果ガスやその他様々なエネルギーが発生しています。フードロスが発生すると、これら全てのエネルギーが無駄になります。その結果、地球温暖化や財政問題に影響するといった大きな問題につながります。
そのため、フードロスはSDGsのターゲットにもなっており、「世界全体で2030年までに1人当たりの食料廃棄を半減させること」が目標の1つとなっています。
フードロスの解決方法は?
フードロスに限らずですが、「無駄」が発生する原因の1つがそれぞれのフェーズで少しずつ多めに「在庫」を持とうとするためです。これは、それぞれの段階で欠品(売切れのこと)を避けようとするためです。
シノプスは、できるだけ消費者側に近い需要データを把握し、その需要情報を小売から卸・メーカーまで一気通貫で共有するデマンド・チェーン・マネジメント(DCM)を構築することを目指しています。
そのため、まずは消費者に最も近い小売業のシェアを高めることを最優先課題にしています。現在はシェア14.7%ですが、まずは40%以上になることを目指しています。
需要予測・自動発注サービス「sinops」とは?
自動発注システム自体は、数十年前から存在しています。ただ、従来の自動発注システムは、セルワンバイワンという「1つ売れたら、1つ発注する」といった簡単なものでした。これだと、賞味期限が短い食品や毎日価格が変動するような商品の自動発注は不可能でした。
そこで、当社が開発した「sinops」は20年以上前から需要予測型の自動発注になっています。現在は、販売実績や天候はもちろん、販売価格・イベント情報・賞味期限など様々なデータからAI解析しています。この結果を利用して需要予測・自動発注・客数予測・賞味期限管理・在庫計算・・・などなど、様々な「sinopsサービス」を展開しています。
特に当社は、賞味期限が短い日配食品(卵・牛乳など)や惣菜・パンといったカテゴリで自動発注ができることが強みです。もちろん賞味期限が長い商品については自動発注でき、最近では生鮮三品(肉・魚・野菜)にも対応したので全てのカテゴリで自動発注できるようになりました。
このような導入効果がはっきり数字で見えることも評価され、最近では農林水産省・消費者庁・大阪府など・・様々な官公庁との連携も進んでいます。
sinopsのビジネスは?
sinopsの仕事は、開発・営業・導入・サポートの大きく4つになります。開発は、自社製品「sinopsシリーズ」の開発。営業は「sinopsシリーズ」の販売で、特徴としては営業段階からお客様の実データで事前分析をすることです。導入は、ITコンサルと業務コンサルをミックスしたような仕事で、初めて「sinops」を利用するお客様が最大限活用できるように支援します。サポートは、「sinops」をすでにご利用いただいているお客様に対して、日々のお困りごとの解決やさらに「sinops」の効果を上げる提案をします。
シノプスは「効果を出すこと」にこだわります。そのため、当社では3つのステップに分け、お客様に効果を実感してもらえるようにしています。
1つめのステップとして、お客様にシステムを導入してもらう前から「sinops」の効果をシミュレーションします(事前分析)。次に、実際の店舗で効果検証するフェーズになります(実証実験)。この実証実験で確実に効果が出ることにご納得いただけると、全店舗展開に向けた正式契約となり永続的なお付き合いにつながっていきます。
VUCAの時代
VUCA(ブーカ)とは、4つの不安定要素の頭文字をとったものであり、予測不能な状態であることをあらわしています。直近では、新型コロナがまさにVUCAな事象でした。
新型コロナは、シノプスとしても非常にVUCA対応力が求められるものでした。まず、事業としてはパッケージ販売からクラウド販売へ大きく事業方針を変更しました。また、緊急事態宣言が出る前から全社員への在宅勤務を開始しました。
クラウド型サービスである「sinops-CLOUD」は、20年以上培ってきた「sinops」のAI機能を1機能・1カテゴリから利用可能にしたものです。例えば、精肉・惣菜・パンに特化した自動発注サービスや外食向け、客数予測に特化したサービスなどをクラウドサービスとして提供します。
シノプスはこれまでパッケージ販売を中心にしてきましたが、クラウドサービスへ大きく移行します。これは、ただ製品の形が変わっただけでなく、シノプス社内の全ての業務も大きく変化させる必要があります。
クラウドサービスの成功ポイントは「効果を出し続け、お客様に利用し続けてもらうこと」です。
このようなクラウドサービスへの大転換を成功させるために、この数ヶ月で10以上のクラウドサービスを新しく企画・開発しています。1つの方向性は、最もユーザー数が多い小売業さま向けサービスの拡充です。具体的には、カテゴリの拡大(惣菜・パン・精肉向けなど)や省人化業務の拡大(特売計画支援・賞味期限管理など)です。2つめの方向性は、卸・メーカーへの展開です。具体的には、物流コスト改善サービスや原材料発注・広域在庫の見える化などのサービスを進めています。
このような形で物凄いスピードで「sinops-CLOUD」の新サービスが開発されていくので、各サービスごとに1〜2名の専任担当をつけました。まずは各クラウドサービスごとのプロフェッショナルを1〜2人つくり、成功ノウハウをスピーディに蓄積したいと考えています。また、営業〜導入支援完了までを1人で担当する方式に変更し、営業段階から説得力のあるプレゼンができるようにしています。
また、働き方改革も大きく変革し、出社勤務と在宅勤務のどちらもが当たり前になるように仕組みをつくろうとしています。営業や導入は、もともと日本全国に週3日以上出張していましたが、今後はほとんど出張が不要になることが予想されます。その一方でマネジメント方法や評価方法など、新しいスタイルにあわせた制度に見直す必要があると考えています。
シノプスでワクワク働ける人とは?
シノプスは、非常に変化がはやい会社です。理念やビジョンは全くブレないのですが、その達成のためのアプローチ方法は柔軟に変化させます。
そのため、いつもゼロベースから考え・行動できる人が活躍できるという意図を込めて「THINK ZERO」というコンセプトで採用活動をしています。
もう少し具体的にすると「妄想力」「行動力」「曖昧力」の3つを重視しています。妄想力とは、sinopsの将来性を想像・創造してワクワクすること。行動力とは、深く考えならもとにかく行動すること。曖昧力とは、曖昧さを楽しめ、曖昧さを明確に、固定概念に揺らぎをつくること。というイメージになります。
さいごに
最後に、募集要項と選考フローはこちらになります。
もし、「シノプスおもしろそう!」と思った方は、ぜひお会いしましょう。
もう少し話しを聞きたいという人は、採用ホームページからのエントリーか以下メールアドレスにご連絡ください。
・採用ホームページ:https://www.sinops.jp/recruit/
・メールアドレス:recruit@sinops.jp
選考に進んでみたいという人は、以下アドレスからエントリーください!
https://forms.gle/qGTk8VhZiWAXeefW9
【参考】
シノプスHP:https://www.sinops.jp
採用HP:https://www.sinops.jp/recruit/
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