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外来看護師のひとりごと7

みなさんこんにちは。
こうりです。


今日はできればあたりたくない仕事のお話です。



急変!!・・・私の心臓のほうが止まっちゃう!


急変とは患者の容態が急に悪化することです。
そして、外来は全く予測がつきません。
病棟なら、まだ予測がつくと思うんです。
まず患者の名前がわかっています。どういう病気で今何の治療をしているのかもわかるはずです。
まったくの白紙の状態ではないと思うのです。

しかし外来は、まず、誰!?から始めり、なんの病気の人!?なんで急に倒れたの!?と混乱しながら救命処置をしなければなりません。


一般外来は救急カート(心肺蘇生を行う道具が入っているカート)はありますが、一般外来自体急変対応ができる設備ではありません。
(逆に救急外来は、急変対応に必要な設備のほとんどが整っています。)
外来での急変は、決して頻度が高いわけではありません。なので急変にあたると看護師も焦ってしまいます。私も何例か経験しました。


待合室で急に失神。喀血(肺や気管支から血を吐くこと)。吐血(胃や食道から血を吐くこと)。下血(消化管の出血が肛門からでること)。酸素飽和度の著しい低下(酸素飽和度は血液中の酸素の量です。95%以上が正常と言われています)私があたったのは50%代でした。血圧の著しい低下。転倒による脳出血、骨折などです。


どれもこれも出くわした瞬間、心臓が飛び出しそうなくらい、びっくりし、慌てます。頭が真っ白になり不安に襲われます。私は、です(笑)


しかし、ここでその慌てている様子を患者に見せては絶対にいけません。


ただでさえ患者は自身の体調の変化に不安を感じているのに、看護師が不安そうだと、ますます不安になってしまいます。


大丈夫ですよ、私たちは冷静に対応できますよ、安心して下さい、と言わんばかりの落ち着いた態度で対応します。
でも心の中では自分の心臓も止まりそうです(泣)


いかがでしたか?


では今日はこれで失礼します。


また読んでいただけると嬉しいです。

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