外来看護師のひとりごと25
みなさんこんにちは。
こうりです。
今日は白衣の変遷について綴らせていただきます。
もう、白衣の天使はいないんだねえ・・
看護師といえば白衣はワンピース、そしてナースキャップ、
白いストッキングにナースサンダル、でしたよね。
私が新人の頃はそうでした(笑)
それがどんどん様変わりして、まずはナースキャップが廃止となりました。
わかります。
邪魔なんです(笑)
カーテンにひっかかったり走ったり前かがみになるとずれちゃったり。
髪型もナースキャップが止められる髪型じゃないといけなかったんです。
それにナースキャップはあまり洗濯に出さなかったんですよね(笑)
廃止の理由は衛生上の問題と、男性看護師が増えてきたからと聞いています。
最初は違和感でした。
あれがないと看護師じゃないような感じがして。
でも、すぐ慣れましたね。
そして、ナースサンダルも廃止になっていると思います。
それは安全のためです。
血液がじかに付着してしまったり、針が刺さるのを防いだり
急変が起きた時などにぱたぱたして転んだりするのを防ぐ目的で廃止と聞いています。(ナースサンダルについては今もはいている病院はあるようです)
白いストッキングは、逆になぜ白じゃなきゃいけなかったんでしょう?
私にもわかりません(笑)
そのうちパンツの白衣が主流となります。
やはり実用性に優れているからでしょう。
立ちっぱなしでよく動く看護師には機能的に動きやすいパンツのほうが向いていました。
パンツスタイルの白衣がしばらく続いたと思います。
そして、近年はスクラブです。
あの、手術室で着るようなやつです。
「ごしごし洗う」といういう意味をもつ「スクラブ」が語源となっているようで、丈夫で速乾性があると言われています。
色のバリエーションも豊富です。
紺、ピンク、カーキ、ワイン、ブルーなどがあり、着やすく動きやすいです。
白衣の白は信頼や清潔などの印象を与えるそうなんですが、同時に緊張する色でもあるようです。
小児科の看護師は白衣の上にかわいい柄がついたエプロンを着たりしますし、成人でも白衣高血圧といって、白衣をみると血圧があがるという症状があります。
色が豊富なのは緊張を解くという意味合いもあるそうです。
スクラブはカーディガンを着るのが禁止で、中に黒や白などの長袖Tシャツを着て寒さを調節することになっています。
あとケーシーがあると思いますが、看護師はあまり着ないのではないでしょうか。医師やリハビリ、歯科などが着ているイメージです。
スクラブはとても動きやすいし、楽だし、言うことはないんですが、患者からしてみれば誰が看護師なのかわからないそうです(笑)
さんざん症状を伝えた後で、「看護師に伝えます。」と言われると
あなた、看護師じゃなかったんかいっと突っ込みたくなるそうです(笑)
いかがでしたか?
では今日はこれで失礼します。
また読んでいただけると嬉しいです。
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