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外来看護師のひとりごと12
みなさんこんにちは。
こうりです。
今日はソーシャルワーカーとの連携について綴らせていただきます。
ソーシャルワーカー様様
外来は在宅で過ごす患者を支えるところです。
在宅での生活が成り立たなくなりそうなのを
いち早くキャッチして、患者のニーズを確認します。
家で過ごしたいのか、入院したいのか、施設に行きたいのか。
家で過ごしたい、施設に行きたいとのニーズだった場合、家族背景や介護保険の申請の有無、介護度、家族の思い、病状は医師に確認して、ソーシャルワーカーに繋げます。
例えば高齢の夫婦二人暮らし。
子供は遠方でコロナの事もあり中々帰って来られない。
高齢のためがんに対しても積極的な治療は行っていない。がんは少しずつ増悪している。
介護保険も申請していない。
最近物忘れが多くなり、妻の負担が増して困っている…
本人は家にいたいと話される。
このような情報を集め、在宅で過ごすには
なんらかのサポートが必要と判断します。
そこでソーシャルワーカーに相談します。
ソーシャルワーカーは介護保険の申請を勧めたり、本人達が申請できなければ代理で申請したり、
ケアマネジャーの選定を手伝ったり、
訪問看護を導入したりなど、患者が家で過ごせるようなサポート体制を充実させます。
患者との面談にも時間がかかるし、ソーシャルワーカーは大忙しです。
この診療科はこのソーシャルワーカーと一応決まっているのですが、その人が対応中、カンファレンスに参加中となると別の方にお願いしなくてはなりません。
かと言って別の方ももちろん忙しい…
ソーシャルワーカー探しの旅が始まります(笑)
でも大抵は誰が担当するかわからないけど対応します、と言ってくれます。
あとで記録をみて、ああ、この人が対応してくれたんだ、ありがたや…となります。
その他にも、通院が大変になってきたので自宅近くの病院に移りたいので探して欲しい、〇〇の手続き方法がわからないので教えてほしい、最期を過ごす病院を見つけて欲しい、何か受けれられるサービスはないか、患者本人ではなく、その家族の相談、
などなど…
カンファレンスもソーシャルワーカーは必ず参加していただいています。
そこで患者にはこのようなニーズがあるため、このサービスを入れましょうかとか、この設備が家にあったほうがいいかもなどアドバイスをいただきます。
本当に、すごく、助けてもらっています。
これからもいい連携を結んでいきたいと思います。
いかがでしたか?
それでは今日はこれで失礼します。
また読んでいただけると嬉しいです。