妖怪ネクロの先攻5ターン目について

まえがき


こんにちは。sino(@sino_onigiri)と申します。
あ~!ありがとうございます〜!
今、ルルナイのプレミアムカードをいただきましたけどもね。
ありがとうございます〜。
こんなんなんぼあっても良いですからね。
言うとりますけどもね。

この前ギルドメンバーのオカンが
「妖怪ネクロ使ってる時に先5に酒呑童子とセレスどっちを置くか答えが出てんけど忘れた」
って言ってたらしいんですよ。
ほな僕が一緒にオカンが忘れた最適解考えてあげるから、どんな考察材料があったんか教えてよ〜。
って感じでその内容を聞いてきたので
ギルドメンバーのオカンから聞いたことをまとめます。

注意

 基礎的な内容が多く、筆者自身結論が出ているわけではありません。あくまで皆さんの考える材料になればということで、私の考えも交えながら考察材料を整理していく記事です。

確定枠

この33枚は入ってるものとして考えます。
ここから2枚のカードを3枚に増やしたり、ニコラやグール、トート、ララなどを加えることが考えられます。
ヘリオ、シノブなどについて、もっと少なくていいというご意見もあるかとは存じますが、聞こえないふりをして次に進みます。

考察

 先攻5ターン目、手札に酒呑童子とセレスがあるものとします。この記事で問題にするのは、5〜7Tの動きです。ギンセツを引いているかどうかは非常に重要ですが、今回は引いている前提で

酒呑→セレス→誓い
セレス→誓い→酒呑

どっちがええねん!?
って話をします。
前提として、酒呑童子発動後のギンセツは最速でも8T目であることに変わりはありません。

酒呑童子をおいた場合
 酒呑童子には当然進化を切ります。あとは残り1コストで何かをくっつけるor酒呑童子のみでターンエンドという動きになるでしょう。先6以降の動きも想定しておきます。

先6セレス+1コスト
先7誓い+1コスト

それぞれ1コストずつ余ります。
上記以外の先6先7の動きとして、アグロプランへの変更が挙げられます。先6先7と詰め続け、先8にミヤコや雪女でリーサルが見えている場合、また長期戦に持ち込むと負けが見えている場合はこちらになるでしょう。ギンセツは相手の盤面により打点が変わるので、自分の体力に余裕があり確実なプランが取れる場合はそちらを優先しましょう。


セレスを置いた場合
 今環境、相手の進化ターンに対して処理が必要ないとは考えづらいので、恐らくセレスにも進化を切ることになります。その後は

先6 誓い
先7 2コス酒呑童子+5コスト
   7コスギンセツ
 
このような動きが考えられます。
 酒呑童子先置きプランではアグロムーブへの変更があり得るのに対して、セレス先置きプランには先7ギンセツによる回復+処理プランへの変更があり得ることになります。つまり、受けに回る必要があると見た場合はセレスを置く方が粘りやすいことになります。

★ここまでのまとめ
短期決戦を目指すか、受けに回ることになりそうか、というゲーム全体のプランが、先5に酒呑童子を置くかセレスを置くかの判断要素となる。アグロプランなら酒呑童子、長期戦プランならセレスの方が動きやすい。

では、分岐プランを無視し、先述の通り

酒呑→セレス→誓い
セレス→誓い→酒呑

どっちが良いのかという検討をしましょう。

 ここで問題になるのは、先7酒呑童子を置くプランを選ぶ場合、酒呑童子を置く段階で墓場が8無ければそこで進化を使い切ることになる点です。先5に酒呑童子を置くと先6のセレスは疾走を付与されるため先6は進化権を使わずに済む可能性があります。一方、先にセレスを置いた場合は当然セレスが走らないので、セレスに進化を切ることになる可能性が高くなります。もちろん例外はあり、セレスが走っても結局進化を切ることになったり、先5にセレスぽん置きを許されたりすることもあるとは思います。相手のデッキを見て、次の動きを予測しておきましょう。

 さて、では先7で酒呑童子を置く場合、それまでに溜まる墓場を整理しておきます。セレス+誓いで墓場が2溜まりますから、要は先5開始の段階で墓場が6あれば良いわけです。

1T ミヤコ  +1 
  百鬼夜行 +2

2T 2コスト  +1

3T 火車や2コスト     +1
  ヘリオor2コス+ミヤコ +2
  2コス+百鬼夜行    +3

4T ヘリオ以外のカードを1枚  +1
  ヘリオ以外のカードを2枚  +2
  ヘリオ+ミヤコなどの1コスト +3 
  ヘリオ+百鬼夜行      +4

 ヘリオについては出てくるゾンビまで破壊されることを前提に書いています。「減り男」の癖に墓場は増やす良いカードです。\ドッ/
 ここで、1コストで墓場を2溜める優秀なカード「百鬼夜行」をプレイすることができていないとどうなるか考えます。結論から言うと、

百鬼夜行を打てていない場合、先5での墓場の最大値は「7」。「7」の場合ミヤコorスカルクレインによるスケルトンが3枚絡む必要があり、「6」でも2枚絡む必要があります。

(間違ってたらごめんね)
(心の中のオードリー若林「謝ったら許してあげて欲しいんですけどもね」)

 どこかしらで百鬼夜行を打てていないと墓場6を貯めるのはやや苦しいと分かります。みんな大好き火車をプレイした場合には、1コストが絡まないと墓場は6溜まりません。グール(自由枠)か火車を置いていないと誓いのバリューが低くなる上、墓場が溜まる動きには手札が減るものもあります。
 更に先6誓い+0コスソーラ進化なんてしようものなら尚更、先7で墓場8なんか溜まりません。 

つまり先5の動きの判断は
・先5、先6に進化を切る必要がありそうか
・百鬼夜行を打つことができているか
・ミヤコとスカルクレインを何枚引いているか

 概ねこの3つの要素を考慮に入れた上で行うことになります。これに加え、5Tの段階でどれだけ2コスト以下が手札にあるかも判断材料となります。5T開始時点で墓場が6なくても、ソーラ以外の2コスト以下を誓いターンにプレイすることで補うことができます。しかし、ここで雪女やミヤコなどを切ってしまって酒呑童子後の勝ち筋を削るようなプレイを行うことには疑問符が付くところです。あくまで相手の体力を詰め切らなければ勝てないわけですから、墓場8を溜めることに固執してその後の勝ち筋を失うくらいなら先5で酒呑童子に進化を切るべきであると考えます。
 
 さて、墓場8を溜める為にスカルクレインから得るスケルトンを絡める場合は、それを4Tまでに墓場に送れる状態にしなければなりません。となると、先5の段階からプランを立てていては遅いです。先6に0コストで置いてもスケルトン回収は7Tとなりますからね。しかしこの7T目の回収も手札に「百鬼夜行」があるだけで正当化されますので、やはり「百鬼夜行」が重要なカードであることが分かります。その場合を除けば、先攻で手札が少なく、相手のデッキを判断する材料も少ない状況で、序盤から5Tセレスを置くためのプランを立てるのはやや難しいようにも思います。

 先5セレスにはメリットも存在します。それはコストをしっかり使い切れること。つまり、先7で酒呑童子を出した後の5コストを有意義に使えるという点です。しかし先攻でこの5コストを満足に使える手札ということは、「墓場を溜めながら火車やグール(自由枠)で手札を増やしておく」ということです。誓い後にコストを消費するカードは「ヘリオ、火車、酒呑、シノブ、セレス、ギンセツ」。ギンセツは7コストでプレイしますし、1ターンに3コストを5枚もプレイすることはありませんから、実質「酒呑orシノブorセレス」が手札になければ余った5コストを有効活用できません。先7でシノブのユニオンバーストは発動をさせるには墓場8を溜めておくことが最低条件となり、先7でくっつけるには旨味が薄い可能性が高い。酒呑、セレスも既に1枚切ってますから、コストが下がった酒呑、セレスを得るには2枚目を引いていることになります。

 以上から、一見コストを効率的に使えそうなセレス先置きプランは、実は効率的に使える場面が限られているということが分かります。もちろん先5にプランを選択してからもドローはあるわけですが、あくまでプラン選択の段階では見えない情報です。その段階でトップに期待しなければならない状況ということは、長期戦に持ち込まれるとリソースが枯れて負ける可能性が大いにあるわけですから、先述のアグロプランを取る択になるのではないでしょうか。もちろんセレスやギンセツが極端に固まった手札の場合は話が変わりますし、相手のデッキによっても変わるところがあるかと思います。明らかにこちらの体力の方が詰められているのにアグロプランを取っても負ける可能性が高いわけですから、トップに賭けながら持久戦に持ち込まなければならない場合もあるでしょう。

おわりに

 結論というほどのものではありませんが、総合的に見れば先5は酒呑童子置きが正解であることが多いのではないかと考えています。
 しかし何度も繰り返すように詳細な手札の状況や相手のデッキ、試合の流れによって答えが変わります。先ほど「5Tセレスを効率的に使える場面が限られている」と述べましたが、裏を返せば「その限られた場面に遭遇した場合は5Tセレスが正解になり得る」ということです。この先は皆さんの手でデッキを回しながら答えを見つけていってもらえたらと思います。

時間があれば、相手のデッキタイプごとに想定される動きと最適解について考察を書きたいです。

「ほんでギルドメンバーのオトンが言うには」
「オトン!」
「先5はイモータルエレファントちゃうかって」
「絶対ちゃうやろ〜!
もうええわ!どうもありがとうございました〜!」

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