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さあ、年末調整を始めよう!
こんばんは、そろそろ秋、年末調整のシーズンになってきました。
年末調整の書類の記入方法がわからない人必見!「2021年(令和3年)分 給与所得者の保険料控除申告書」の書き方をご紹介します。
記入するときに参考になる書き方のポイントと記入例をお届けします。
年末調整とは、1年間に払うべき税金の金額を確定し精算する手続きです。年末調整のやり直しは可能。間に合わなければ自分で確定申告しましょう。
申告書に記入する保険料控除はたった4種類です。
1.生命保険料控除
2.地震保険料控除
3.社会保険料控除
4.小規模企業共済等掛金控除
「給与所得者の保険料控除申告書」の書き方
生命保険料控除とは、1年間に支払った保険料のうちの一定額が所得控除になる優遇税制で、生命保険や県民共済、勤務先の団体保険などに加入して保険料を支払っている人が記入します。
加入している生命保険会社などから郵送される「生命保険料控除証明書」(以下、「控除証明書」)の記載内容を「申告書」に転記することになるため、まずは、自分が保険料を支払っている生命保険の「控除証明書」を手元に準備しましょう。
また、2020年(令和2年)10月分以後は、年末調整が電子化対応されている勤務先の場合、電子的控除証明書をデータのまま提出することもできます。
「控除証明書」が届いていない場合や紛失した場合は、保険会社などに連絡して確認や再発行の手配をしてください。
生命保険料控除には、「一般の生命保険料控除」、「介護医療保険料控除」、「個人年金保険料控除」の3種類がありますが、「控除証明書」を見ると、それぞれの契約がどの種類なのかがわかるので、種類ごとにそれぞれの欄に記入します。
下に計算式が書かれています。控除証明書の年末までの金額をそのまま転記して、計算式にあてはめて、3種類各4万円の合計12万円か、旧保険制度の方は2種類10万円かが上限となります。
素直に計算式通りに書き進めていくといいですよ。わからないと怖がらないで。誰にでもわかる書き方で1度覚えたらずっと使える知識になります。
明日は残りの項目の書き方をご紹介しますね。
自分でやってみる、ということはとっても大事。丁寧に書類を読めばわかることを人任せにせず、自分の1年を振り返るつもりで一度書いてみましょう!