103万円の壁は今
こんばんは、年末調整も徐々に進んでいることと思います。働く際に引かれるものを考えると最適解をさがしたくなりますよね。
103万円の壁とは
所得税が発生しない年収のラインを103万の壁と呼ぶのは、基礎控除48万円と給与所得控除の最低額55万円を足した金額が103万円になるからです。 1年間の収入が103万円以下であれば、基礎控除と給与所得控除を引くとゼロになるため、所得税は発生しない ということになります。
103万円を超えると所得税が発生しちゃうのでパートやアルバイトの最適解のひとつに103万円以内ということはここ20年、ほぼ変わっていないのではないでしょうか。「扶養控除の範囲内」で働くろいうことです。
106万円の壁があった
これは社会保険料のかかる年収の壁です。パートやバイトの年収が106万円を超えると、社会保険に加入しなければならない可能性が出てきます。
パートやバイトが社会保険に加入する義務が生じるのは、正社員の4分の3以上の日数・時間を働いているか、次の5つの条件を満たした場合です。
雇用期間が1年以上(見込み)
1週間当たりの所定労働時間が20時間以上
1ヶ月の賃金が8.8万円以上
会社の従業員数が501人以上
学生ではない
106万円とは昔よりさがっていますね。つまり社会保険料の足りない分をパートからもとるぞってことです。学生ではない、というところがポイントかなと思いました。
まだ10月です。2か月あれば調整も出来ます。逆にコロナで働けなかった方はフルタイムで働いても年末調整すれば所得税は帰ってくると思います。
自分で自分の年収を計算してみましょう。読んでいただきありがとうございました。