バリトンギターという選択肢。
どうも、お久しゅう。
今日は最近手に入れたバリトンギターが手に馴染んできたので紹介を。なかなかレビューも少ないやつなのでご参考になれば。では
基本情報、スペック
Squier paranormal series baritone cabronita Telecaster
っつー名前です。p90のピックアップはヘビーなサウンドを出力するに十二分。指板はインディアンローレルだそうで見た目ローズウッドそっくり。見た目も可愛いので最高です。
特筆すべきはネックの長さ。普通のロングスケールが25.5インチなのに対し27インチと約40mm長いです。これに7弦ギターの2~7弦を張っているのでチューニングはレギュラーの2音半下げ、BEADFBになってます。弦の本数は変わらないので普通の7弦ギターより取っ付きやすい印象。
実際どうなのよ?
じゃあ結局弾き心地とかってどうなのよ?て話ですよね。これ、実は……
6弦ギターとほぼ大差ないです。
弦の本数は変わんないし、弦太いと言ってもネックの感じが変わるほどではないですね、まあ少し太いかな?くらい。それで音はLowBまで確保できるので刻む系やバッキングギターにはめちゃくちゃありがたい。
テンション感ですが1番細い弦を使って普通の6弦ギターと大差ない、って感じです。ほんとにストレスなく弾けます。フレット間隔も変化はあんまなさそう……違和感がない、としか言えない。良いギターです。
7弦ギターだと弦間ピッチが狭いことが私にとっていただけないところだったのですがそれも6弦と同じ。うーん、優秀。
音作りについて
よく音について「コードが濁る」と聞くのですがこれ結構当人の音作りによりますね。
僕のおすすめとしてはTS系オーバードライブをかませる、です。メタラーの人がやったりするやり方とかなんとか。余分な低域がカットされローミッドがいい感じに出てくるのでさすがにセブンスコードとかはムズいかもだけどマイナーかメジャーかのコード感はしっかり聞こえてきますよ。
ポイントは歪ませすぎないこと。低域がよく出る分歪み乗りが普通のギターよりいいです。いつもよりゲイン低めにすると良くなるかもしれません。
イマイチなところ
欠点としては普通のギターの1弦がないこと。リードとかだとかなりこれがデカいと思います。ただバリトンギターでバッキング作るとリードもバリトンで録ったらいい感じになることが多いので宅録で困りそうだったら普通の6弦あと一本ありゃいいかな〜。
あと最初は音名把握、キー探しに苦戦するかもです。そりゃそう。ただ低音ズンズンするだけでも楽しいので遊びながらゆっくりやれば問題ナシ。
オートワウとかは低音過ぎるとピーキーになるので注意かな。
最後に
というわけでセールスマンみたいになってしまったがそれだけめちゃくちゃ良いギターなんだよ。見た目と音のギャップに驚いたりとか、色んな楽しさがあるから挑戦するのもいいと思います。特に作曲とかだといいネタ製造機になりますよ。
あとFACTとかのバンドコピーにも役立ちますよ!7弦、ちょっとハードル高い…という全人類におすすめ。みんなで低音ズンズンしよう。