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長期インターン振り返り
こんにちは!
エスイノベーション株式会社で長期インターンをしている田中充です!
今回はエスイノベーション株式会社で体験した約8か月間の長期インターンを振り返ります!
今回が僕の最後の投稿になります!
自己紹介
改めまして、新潟大学経済科学部4年生の田中充です!
最後ではありますが、一応自己紹介します。
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新潟県上越市出身。生まれも育ちもずっと新潟。
趣味:野球・サッカー観戦、ウイスキー収集、筋トレ
小学5年生から大学3年生までの約11年間ずっと硬式野球部に所属していました。ポジションは捕手兼一塁手。
プロ野球は巨人、サッカーはアルビレックス新潟を応援しています!
現在は新潟大学の4年生で、3月に大学を卒業し、東京の企業に就職します。それに伴い、エスイノベーションでの長期インターンも2月に卒業するため、最後に長期インターンの振り返りをnoteに記していきます。
ぜひ最後までご覧ください!
エスイノベーションに出会うまで
僕は2024年の7月に、長期インターン生としてエスイノベーション株式会社に参画させていただきました。長期インターンをしようと思った理由は、
残りの大学生活の間に自分の視座を高め、新卒から活躍したい!
将来起業するための準備をしたい!
以上の2つです。
自分が企業で新卒から活躍することを考えた時に、「営業力」や「マーケティング力」といった具体的なスキルを身に着けるのではなく、視座を高めて様々な事象を俯瞰してみる能力が必要だと考えました。特に新卒の最初は仕事に慣れ、できるだけ早く自走することが求められると思います。その中で活躍していくためには、自分の仕事姿を客観視して的確に内省できることや、仕事を早く覚える以外にも上司や会社が新卒である自分に何を求めているのかを読み取ることが重要だと思います。これを実現するためには、自分の視座を高めることが必要だと思いました。
そして、僕は将来、新潟に戻って起業したいと考えています。そのため、残りの大学生活の間に起業家や経営者の方とお話をして、新潟県の現状や起業家のマインドについて吸収し、将来のための準備を学生のうちからしたいと思いました。
そこで「自分の視座を高める」と「起業の準備をする」を軸に、長期インターンを探したところ、エスイノベーション株式会社に出会いました。エスイノベーションはオープンイノベーションを推進する「イノラボ新潟」を運営しています。そのため、起業家や経営者と交流ができ、レイヤーが高い人とお話ができる貴重な機会があることを期待し、縁あって長期インターンに参画させていただきました。
活動内容
僕が長期インターンで主に担当した業務は「各地方のスタートアップ調査」「イノラボ新潟定例会補助」「イノラボ新潟改善施策」の3つと、その他業務です。
1.各地方のスタートアップ調査
各地方のスタートアップ調査は、「イノラボ新潟」の他地域展開を見据えた情報収集として実施しました。僕はこれまでに、沖縄県・九州6県・四国地方・東海4県・中国地方の5つを調査しました。全国各地のスタートアップを調査・分析しましたので、気になった方はぜひご覧ください!
2.イノラボ新潟定例会補助
イノラボ新潟は、地域にオープンイノベーションを生み出すことを目的とした、新潟県の中核企業と県内外のスタートアップ企業を繋ぐマッチングイベントのことです。月に一回定例会を開いていて、複数のスタートアップのピッチを県内企業が聴講する形で実施しています。この定例会の補助として僕も参加しました。スタートアップのピッチを聴講したり、イノラボ新潟勉強会に参加したり、起業家の方と名刺交換をしたりしました。
3.イノラボ新潟改善施策
イノラボ新潟改善施策では、毎月行われるイノラボ新潟定例会でオープンイノベーションを活発化させていくことを目標に、課題の深堀と施策の検討、実行準備を行いました。その他にも、イノラボ新潟のWebサイトをGoogleアナリティクスを用いて分析し、Webサイトの改善について提案しました。
4.その他業務
イノラボ新潟に関わる業務以外にも、インターン生の組織体制の整理やSNS集客の依頼案件、社内Googleアナリティクス勉強会、全国のオープンイノベーションイベント調査など、とにかくいろいろなことに挑戦させていただきました。
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インターンで得た学び
今回の長期インターンを通してたくさんの学びがありましたが、その中でも
タスクの解像度を上げること
期待+αと仕事を自分事として捉える
振り返りの重要性
以上の3つが大きな学びとして得られました。
まずは「タスクの解像度を上げること」についてです。この意識で、上長の期待に応えることと効率よくタスクをこなすことの2つが達成できました。インターンを始めたばかりの頃は上長からタスクをそのまま受け取り、そのまま業務をこなすだけでした。しかし、それでは自分の中で期待に応えられている感覚がなかったことに加え、インターンを通して成長できていない自分がいることに気付きました。そこで、タスクを受け取った時には、まず目的を確認することと、期待されていることは何かを解釈し、自分がこのタスクを任せられたことについて改めて考えることを徹底しました。その上で、期待+αで何ができるかを考え、自分のバリューを添えることを意識し、タスクを細分化して細かく時間設定を設けて実行に移しました。その結果、仕事効率が改善され、上長の期待にもこれまで以上に応えることができました。そして何よりも、日々の業務に面白さを見出して実行できるようになりました。この経験から、タスクの解像度を上げることの大切を感じることができました。
次に「期待+αと仕事を自分事として捉える」についてです。1つ目のタスクの解像度を上げることと重複しますが、期待+αを意識した時と仕事を自分事として捉えた時が最も仕事に没頭できました。自分が期待されている以上の成果を出したいと思うことでモチベーションを上げることができ、上から降ってきたタスクも、自分で開拓して獲得したタスクと同じように自分事として仕事を捉えることで、自分なりに工夫して実行していこうという意識が生まれました。この経験から、期待+αと仕事を自分事として捉えるという、今後働くうえで必要になる重要な学びを得られました。
最後に「振り返りの重要性」です。インターンでは、その日の最後に日報を書いて業務を終了しますが、最初の頃はこの日報を書くことが目的となっていました。これを改善するため、サブタスクが1つ終わるごとに一度振り返りをすることを意識しました。具体的には、グッドポイント・モアポイント・NEXTアクション・感想の4つの項目を設け、簡潔に記述しました。この結果、振り返りの頻度が多くなり、PDCAを高速で回すことができました。
この振り返りのおかげで、さらなる仕事効率の向上を実現できました。この経験から振り返りの重要性を学ぶことができました。
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イノラボ新潟定例会での経験
イノラボ新潟で得られた多数の経験の中でも特に、
スタートアップピッチの聴講
名刺交換
以上の2つが大きな経験でした。
まずは「スタートアップピッチの聴講」についてです。僕は大学のゼミ活動でアントレプレナーシップについて学んでおり、実践的な活動としてビジネスコンテストへの参加をしました。ビジネスコンテストでは、チームで考えた事業アイデアをプレゼンしますが、伝えたいことが多くて情報が多くなったり、情報が散らばって結局何を伝えたいのかを見失ったりした経験があり、プレゼンの難しさを実感していました。しかし、イノラボ新潟に参加してスタートアップピッチを何回も聴講できたため、自分なりに伝わるピッチの共通項に気付くことができました。それは、「利点と課題が明確かつ簡潔に述べられている」です。一見すると当たり前のことではありますが、「どこの課題を解決してどんな利点があるのか」を整理して伝えるのは非常に難しいことです。その他にも、緩急の意識や聴衆への問いかけなど、技術的なことも学ぶことができました。
次に「名刺交換」についてです。イノラボ新潟ではスタートアップピッチの終了後にネットワーキングの時間があり、その時に僕も名刺交換をさせてもらいました。名刺交換はこれまでしたことがなかったためとても緊張しましたが、事業についてや起業する上で大切なこと、地方創生についてなど、たくさんのお話を聞くことができました。その中でも一番印象に残っているのが、「失敗しながらも前進する前向きなチャレンジ精神」が大切だということを起業家の方が皆言っていたことです。起業というチャレンジをする上では、行動力と失敗してもへこたれないマインドは改めて絶対的に必要なものだと気づくことができました。
もっとできたこと・課題
長期インターンを通してもっとできたと思うことは、もっと貪欲に活動の幅を広げるべきだったということです。今回のインターンで、自分の中で能動的に考えて行動するという意識をもつのが遅かったため、インターン卒業に近づくにつれてやりたいことやもっとこうしたいと思うことが多数浮かんできました。このことからも、能動的に動くまでに時間が掛かるスロースターターなところが自分の課題です。そこには、失敗を恐れてなかなか行動に移せず、受け身になってしまうという自分の弱さが影響していると思います。これを改善することはすぐにできることではないですが、絶対に改善しなくてはいけないことです。「失敗を恐れない」という意識を持つことは難しいので、「失敗しても笑い話にすればいい」という意識を持つことにします。失敗をしても人に話せるネタが増えたと思ったり、失敗した分だけ人としての深みが出ると思う方が自分に合っていると感じました。
まとめ
僕は「残りの大学生活の間に自分の視座を高め、新卒から活躍したい!」「将来起業するための準備をしたい!」という目標を掲げ、エスイノベーションで長期インターンをさせていただきました。新卒から活躍できるかどうかはまだ分かりませんが、自分の視座を高めることと、将来の起業の準備をすることは大いに達成できたと思います。そして、インターンに参画する前に思い描いていた以上に、多くのことを学べて成長することができました。このインターンで得た学びと経験をもとに、これからの人生を精一杯生きていこうと思います。
最後に、長期インターンという機会を提供していただいた星野社長、そしてエスイノベーションの社員の皆さん、同じインターン生のみんな、本当にありがとうございました!
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
またいつかお会いしましょう!