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「新古事記①」宇宙の始まり(陽陰)


私はこの宇宙の始まりの意識です
人は私のことをアメノミナカヌシ
または宇宙の根源神と呼んでいます


すべては私の想像から始まりました
私は夢を見たのです。広い宇宙を
その中には美しい光景がたくさん広がっていました


そして、私は真空の何もない空間から
宇宙を創り始めました
私が宇宙の創造を始めたころ
宇宙はただの真空だったのです


そこで私は
たくさんの粒子を生み出しました
しかし、天と地はまだ分かれておらず、
小さな空間にいくつかの粒子が漂っているだけでした



そして、私は宇宙にまず
陽(タカミムスヒ)の働きを生んだのです
その働きによって宇宙は動き始めました


そして陰(カミムスヒ)という働きが生またことで
粒子は2極の働きを持ち
ぶつかり合い、消滅と誕生を繰り返しながら
大量の物質と光が加速的に飛び散って
宇宙は大きく広がっていきました


そして宇宙がある程度広がった後
粒子が集まりあって
星が生まれていきました


とてもとても長い年月をかけて
星々はぶつかり合いながら
惑星の原型が生まれ
あちこちに銀河が出来ていきました


宇宙がある程度完成した時
私は、美しい宇宙を完成していくため
創造の力を持つ神々を産み出し、力を合わせて
この宇宙の創造を続けていくことにしました




私は陽陰を超越した一人神として
姿は見えませんが、
宇宙の誕生から現在までここに存在しています


私は、産み出した万物を愛し、見守り、
同時に万物の中に存在しているのです



「新古事記②」に続く




☆新古事記のコンセプト映像☆





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