見出し画像

水陸両用

中国

An amphibious armored detachment of China's 74th Army Group, together with a navy landing ship of the Chinese People's...

Posted by CCTV+ on Tuesday, October 15, 2024

中国の第74軍群の水陸両用装甲離脱は、中国人民解放軍(PLA)の海軍着陸艦とともに、不慣れな水域で日夜多コース訓練を実施し、戦力の海上戦闘能力を高める。

3分兵器解説】中国人民解放軍海軍 05式水陸両用戦闘車(ZBD-05)


アメリカ

抜粋
…1990年代後半から開発が始まった遠征戦闘車(EFV)は、従来の水陸両用車の弱点である水上航行速度の遅さと防御力の弱さを克服して、水上最高速度46km/hとAAV-7の約4倍、防御力は約2倍と、海兵隊の夢を実現する水陸両用戦闘車でした。…
…2015(平成27)年には配備が始まる予定でした。
しかしコストも高く、開発費は総額150億ドル(約2兆2000億円:1ドル≒150円)に上り、完成しても1両の価格は2230万ドル(約33億円)になると見積もられました。結局、オバマ政権の軍事予算削減方針で2011(平成23)年1月、開発は中止されてしまいます。
それでもAAV-7の後継は必要であり、スペックダウンした装輪式の水陸両用戦闘車(ACV)が代わりとなり、BAEシステムズとイヴェコ社製の8×8装甲車が2018(平成30)年に採用されました。…

参考 2015/02/09
陸自、水陸両用車「AAV7」公開=雪原で高い走行性能披露

…海兵隊はACVに満足しているとは思えません。

 そこで視線を向けているのは、日本です。

 日本も陸上自衛隊水陸機動団にAAV-7を配備していますが、防衛装備庁では「将来水陸両用技術」として水陸両用車の開発を独自に進めており、EFVの失敗を教訓にしてむやみに高速性は求めず、実現可能な技術の中で速度を追求しています。
アメリカは共同研究に参画して、日本にEFVの夢を託した形です。

日本がACVではなく水陸両用車を開発しているのには独自の事情があります。
日本が水陸両用作戦を想定する南西諸島の多くはサンゴ礁に取り囲まれています。しかしAAV-7には、サンゴ礁を乗り越える能力はありませんので、上陸場所が限られ運用が制限されてしまうのです。
そこで新しい水陸両用車には、このサンゴ礁を越える能力が必要です。…

…アメリカはEFVに挑戦し、30億ドルを投入して失敗しました。代わりのACVはAAV-7の本当の後継ではなく「つなぎ役」で、本命は日本と共同開発している「将来水陸両用技術」(EFV改か?)と、3000馬力級のエンジン技術ではないかといわれています。

 2024年度は、世界に類を見ない無人水陸両用車の開発として206億円の予算が計上されており、水陸両用車技術の開発は進捗していることがうかがわれます。
AAV-7の使用国は日米以外にも12か国あるので、開発に成功すれば海外市場も期待できるかもしれません。了

参考 2024/05/08
新型ACVデビュー!アメリカ海兵隊の水陸両用戦闘車が南シナ海付近で初運用を開始

アメリカ海兵隊の水陸両用戦闘車(ACV)による海外での初運用。
第15海兵遠征部隊のACV小隊は、2024年5月4日にフィリピンのオイスター湾で行われたバリカタン24演習で、Mk19 40mm自動擲弾銃による水上実弾射撃を実施。
オイスター湾は、フィリピンの首都マニラの南西550kmにあり、南シナ海の係争地である南沙(スプラトリー)諸島からはわずか160 kmです。

参考 Wikiより
AAV-7採用国

  • アメリカ合衆国:全て海兵隊に配備。派生型含め1,300両余り。

  • イタリア:25両。UNIFILに派遣された。

  • スペイン:19両。UNIFILに派遣された。

  • 韓国:160両。大韓民国海兵隊に配備。

  • タイ:33両

  • 中華民国(台湾):90両。海兵隊に配備

  • インドネシア:10両。韓国からの供与。

  • フィリピン:8両

  • ベネズエラ:11両

  • ブラジル:52両

  • アルゼンチン:20両。エンジン換装等の改修が行われている。

  • チリ:12両

  • 日本:58両。参考品として6両を調達後、26中期防で52両を調達した。

感想
基本大陸国家には要らない車両。
とは言え、大河はあるので渡河には必要かもしれんが。
韓国、台湾、日本で集中採用。

備考

太平洋戦線のガダルカナル島上陸作戦が初陣となった水陸両用兵員輸送車はアムトラックと呼ばれ、水上でのスピードは時速14キロしか出ず、車体の装甲も簡易なものだった。しかし、太平洋戦線で米軍が繰り返した強襲上陸作戦では、こうした車両が兵士たちを敵弾から守るタテとして有効であることが証明され、以後、米国海兵隊での標準的装備のひとつとなった。

時事通信


いいなと思ったら応援しよう!