DAY3 『ついに、禁煙する日がきた!』
妻「ところで、タバコいつやめるの…?」
夫「生まれるまでにはやめようと思うよ」
妻「・・・(マジか、こいつ…)」
医療関係者として断言できるのは、
本当に「百害あって一利なし」です。
それどころか周囲へも悪影響を与えるので、
実際は「百害以上」なのです。
だからこそ、1日でも1秒でも早く
やめた方がいいですよ〜。
・・・
助産師マサコです。
こんにちは!
前回お話しした「妊活中の日常」
は、話し合ってみました?
その日常の中でも、
とりわけ重要なタバコについて今日は
大切なことをお伝えしたいと思います。
タバコを吸わない人も、
お酒も同様に良くないので
お友だちにも「口うるさく(笑)」
伝えてみてください!
・・・
【#3】ついに、禁煙する日がきた!
今日は最初にキビシイことを言いますが、
喫煙は「単に意志の弱さ」、それだけです。
吸っている本人は何かと必要性を訴えますが(笑)
周囲への影響が本人の想像以上なので残念ながら
その「必要性」はほぼ皆無です…
タバコを吸う理由は、だいたいこんな感じ…
❏ 「なんとなく」習慣で
❏ 「食後の一服」がたまらん
❏ 「考えごと」するのに必要
❏ 「リラックス」のため
❏ 「唯一の楽しみ」だから
「百害」を少し上げてみると…
❏ 「癌リスク」が非常に高い(肺がんに限らず)
❏ 「脳リスク」が高い(脳血管疾患や虚血性心疾患)
❏ 「寿命の短縮」はほぼ確実
❏ 「精子リスク」も高い(精子数が減少)
❏ 「精子リスク」も高い(精子の運動能力が低下)
❏ 「経済リスク」も年々高まる(1日1箱で年間15〜18万円)
そして何より「奥サマ」にとって…
❏ 「副流煙」で受動喫煙状態に(換気扇なんかそんなに意味ないですよ!)
❏ 「女性ホルモン」の分泌抑制
❏ 「卵子の老化」が起こる
❏ 「妊娠率の低下」に繋がる
❏ 「流産率」が高くなる
❏ 「胎児の発育遅れ」も起こる
で、もちろんこれは奥サマに限らず、
周囲にいる人誰かれ構わずそのリスクにさらすことになります。
(換気扇や喫煙所も、言い訳くらいにしかならないです実際)
「自分のため」と考えると
ついつい甘えが出てしまうかもしれません。
これは「奥サマ」のタメであり、
これから授かりたい「コドモ」のためです。
(これは結構深刻に捉えてください)
タバコをやめることよりも、
もっと大変なことが沢山あるのです。
出産も育児も。
「いやー、なかなかやめられなくて〜」
なんて甘っちょろいことは言わないでください。
奥サマはママになるのにもっともっと、
沢山の大変な準備をするんですよ!
(いや、大ゲサではなくて…)
とはいっても、
タバコすらやめられない意志弱夫クンが
世の中に沢山いますので、ここであなたが禁煙したら、
奥サマは「ちょっとだけ(笑)」喜んでくれるはずです。
「自分」のためにも、
「奥サマ」のためにも、
これから授かりたい「コドモ」のためにも、
この機会にレッツ、トライ!
<禁煙の8つのポイント>
ダイエットと同じで、
レコーディングが効果的です。
今日からレッツ、トライ!
❏1:禁煙する「理由」を考える・調べる・書く
❏2:禁煙「開始日」を決める
❏3:前もって周囲に「禁煙宣言」!
❏4:(禁煙前)喫煙したい時の場面を書き出す
❏5:(禁煙前)場面ごとに喫煙に変わる対処法を考えて書き出す
❏6:さあ、禁煙実施!(禁煙のwebサポートなども活用)
❏7:「禁煙外来」でカウンセリング
❏8:医師と相談して「薬物療法」
そして一度禁煙しても、
また喫煙してしまう人も多いです…。
でも、それは「やめる動機が弱い」から!
「なんとなく体に悪いし」くらいだと
「まあ、いいか」となってしまうけど、
「これからコドモを授かりたいから」
という確かな理由を忘れなければきっと大丈夫!
ひとりで取り組んでもうまくいかない時は
「禁煙外来」など専門家に相談してみましょう。
(気軽に相談してもいいんだよ!)
いくつかの条件を満たせば、
保険適応で治療が受けられます。
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「加熱式や電子タバコなら影響少ない?」
…まさか、こんな風に思った人はいます?
実は、カラダへの悪影響は
「そんなに」変わりません。
「周囲に影響与えないし、カラダへの負担も減るし」
という、喫煙理由をタバコメーカーが消費者に
植え付けているだけなんです。
禁煙へのステップとして、
加熱式・電子タバコに変更することも
選択肢かもしれませんがまわり道ですよね。
やはり「禁煙」にトライ!
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(おまけ)
そして、「過度な飲酒」も
精子にダメージを与えるのですよ!
お酒も控えめに。
「おいおい、タバコもお酒もダメなの?」
「楽しみを全部、奪われちゃうじゃん〜」
と思ったアナタ!
奥サマはもっともっと大変な準備があるのですよ。
そして何よりも「出産」は命がけ。
(男性は耐えられず死んでしまう程の痛みがあるのです)
タバコは絶対ダメ。
お酒はほどほどに!
<妊活中の飲酒2つのポイント>
❏1:毎日飲酒しない
❏2:量はほどほどに
ぜひこの機会に「健康」になりましましょう!
何をするにも、健康がいちばん大切。
次回は『夫クン、風疹抗体ある?』をお伝えします
素敵な「パパ準備ライフ」を!
SEE YOU!
助産師マサコ