あんしゃん
俺なんかがとても及ばない偉大で
皆に愛され、深い愛を持つ
大きな、大きな、あんちゃんが、
一昨日、亡くなりました。
あんちゃんの亡骸の前に立つと、俺のちっぽけさを痛いほど感じたよ
俺がこの先、何年生きようと、
きっと追いつけない
俺は、ずっと、あんちゃんの
大きな、あんしゃんの
背中ば、ずっと追いかけて行くけん
あんしゃん、あんしゃん、
こげな俺で、ごめんやったね
待っとってくれやい
俺も、そっちに行く時は、
恥ずかしくなか男になっとくけんさ
酒ばまた、持ってくるけん
あんしゃん、それまで
待っといてばい
おい、がんばるけん、