輝いた人生を知りたい
今年に入ってもうお客さんが2人亡くなった。80歳近いわたしの祖父も夏まで持つかどうか。いやでも死を意識する年になりそうだ
その一方、ほぼ毎日、足腰達者なシニア世代ともお話しする日々。「若い頃は真っ赤な服だって着てたのよ」「敗戦のあと、家に米軍が来たから姉妹みんなで隠れたの。こわかった」「あそこの桜はね、私が植えたの。私の子どもなのよ」。みんな、お金持ちでも有名人でもないふつうの人。それでも、話してくれること全部に喜怒哀楽があって愛おしくってキラキラしてて、あなたの人生をもっと聞かせて!という気持ちになる。
でも、死んだらなくなっちゃうんだよな。家族にとっては興味のない話しだからって(生きてるときはね)、話してないことも多いみたいだし。そんなのもったいないよ。
冠婚葬祭、いろんな節目があるけれど、わたしは人生を終えようとしてる人たちに寄り添いたな。お話しを聞いて、小さな伝記にするよ。
神奈川県でやるのはまずそうなので、地元の友人や知り合いの皆様ぜひ。