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「名古屋CLUB QUATTRO 35th Anniversary ”rendezvous” おとぼけビ〜バ〜×ドレスコーズ」感想

2024年8月9日、妻ちゃんと久々の旅行で名古屋に行ってます。妻が遠征すると知り、対バン相手が前々からみたかったバンドだったので、良い機会なので観光しようぜと夫婦旅行になってます。考えればコロナ禍以来かなぁ。

で、名古屋クアトロ35周年のこのイベントへ。



前々からみたかったおとぼけビ〜バ〜については、自分はチャドスミスに拡散された『携帯みてしまいました』のかほキッスさんの鬼ブラストすげーな、というところから興味を持ったよくいるにわかの1人なのですが、ガチでバンドとして完成度が高くて脱帽でした。メンバー全員ミュージシャンシップが高い。楽曲も多彩で飽きさせない、世界でウケるのも納得なバンドでした。いやはやスゲーわ。
中でもギターのよよよしえさんは芸達者だなぁと。MCが楽しいのもそうですが、激しいアクションなのにきっちり弾いてるし、中音調整に気を配ってる姿も見受けられ非常に感心しました。爆音じゃないんですよね。バンドの音楽性から外音の音量は大きめだけど、音作りが他の楽器や歌を邪魔してない。常に周りの状況を考えていてエンターテインメントに振り切っているところに好感を覚えました。ギタリストとしてのキャラクターは全然異なりますが、どこかオシリペンペンズの中林キララさんを彷彿とさせるプレイだったな。

ちょっと脱線しちゃいますが、「音量がデカすぎるギタリストは騒音で音楽(楽曲のアンサンブル)をぶち壊すからダメダメ」、これテストに出るんでみなさん覚えておきましょう。音量がデカすぎるギタリストはだいたい劣等感が強くて自分に自信がない、だから必要以上に大きくしてしまう「らしい」という、そんな悲しい一説があります。一緒に演奏する場合は大迷惑なのでギタリストのみなさまは覚えておきましょう(お前ら弦楽器やキーボードはツマミひねれば簡単に音がデカくなるだろうがこちとら人力なんじゃボケ、外音でいくらでも調整できるだろうが! とドラムを演奏する立場からは述べておきます😂)


客パンパンやで


ドレスコーズ、『ビューティフル』から始まったセットリストは既存有名曲の大胆なアレンジもありつつ、今日も「良い音楽聴けたな〜」って感じで最高でした。良い意味で安定感が半端ない。

クリスタルドラムかっこよ!

ドラマーなんでビートさとしさんに言及すると、スキルキルズとは異なり、トリガーを使ってさまざまな音色を駆使しながらもドレスコーズではエイトビートに徹している姿が印象的でした。前回(半年くらい前?)に観た時よりも磨きがかかっている。丸くて太くてうるさすぎないまっとうなロックのエイトビート。
と、言いつつ『フォークソングライン(ピーターパンと敗残兵)』ではエグいアレンジ入れてるのもアンサンブルの中で強烈に聴こえました。16分ダブルのめちゃ強バスドラを2箇所だけ入れたりとか😂

ほんとこのイベントだけで名古屋来てよかった〜という日でした。ありがたいことです🙏

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