なぜ「動画」は高いのか?
『SINKU(シンク)』は、株式会社ノマディアが運営する、アニメーション動画をメインに制作するサービスです。
お客様のご要望をもとに、ベストな少数精鋭のプロクリエイターチームを編成し、「わかりやすさ」と「デザイン性」を意識して制作致します。
今回は「動画の価格」についてです。
ありがたいことに、最近、動画制作のご相談やお見積依頼が増えてきました。
そのようなご相談に対して、弊社ではただお見積りを提案するのではなく、「3つほどの方向性案」と「それぞれのお見積り」、制作後の「動画の活用法」なども提案させていただくことがあります。
もちろん制作内容によりますが、そうしないと意味・価値がある動画にならないからです。
しかしそれでも、
「やはりこれくらいしますよね、、今回はやめておきます、、」
とお断りの連絡をいただくことも多々あります。
もちろん予算など様々な要素が絡んでいると思いますが、例えば「1本(15秒)で数10万〜数100万円」という金額だけ見てしまうと、「高い」と感じてしまうのも無理はないでしょう。
そこで今回は、一般的に「なぜ『動画』は高いのか?高いと思われているのか?」をテーマに、2つに分けてご説明します。
動画制作をご検討されている方は、ぜひご参考ください。
1. 見えにくい多くの作業が発生している
「動画」は大きく、「①企画・構成」→「②撮影」→「③編集」の流れでできあがります。
「①企画・構成」の段階では、現状分析やヒアリングから問題の明確化、チームを編成してコピーライターとベストなコンセプトやそれが最も伝わりやすいキャッチーなネーミングを考えたり、デザイナーと全体的なデザインを考えたり、それらを期限内に納品するためにスケジュールを調整したりなど、様々な細かい業務が発生しています。
動画のアイデアについてもパッとひらめくわけではなく、仮にひらめいたとしてもクライアントからOKが出るとも限りません。
そして「②撮影」の段階では、機材を準備・運搬したり、出演者者やディレクター、カメラマン、照明、音声さんと構成通りに進めていきます。ここでも関わる人全てにコストがかかります。(※制作内容により、必要な人員も変わります)
そしてその素材を「③編集」していきます。
一人の編集者がイメージ通りにサクサク進めていくこともありますが、それはかなり稀です。
実際には撮影素材が100%イメージしていたものと同じ、ということはないので、素材を見ながら構成にない部分のデザインや音を考えたり、場合によってはさらに外注したりなど、ここでも多くの人が関わる場合があります。
このように、動画「1本」と言えども、多くの人の時間と労力がかかることがあるのが「動画」なのです。
2. 動画をうまく"活用"できていない
実はこのケースが多いです。
せっかく時間とコストをかけて制作したにも関わらず、「動画」をうまく生かしきれず、制作して満足してしまっているケースです。これだともちろん成果が出ないので、「時間とお金かけて作ったけど意味あったの?」と高く感じてしまいます。
「動画」はあくまでも手段の一つに過ぎません。
制作してYouTubeにアップして終わり、が本当に目的であるなら問題ないですが、視聴した結果、「何かしらのアクションを起こしてもらうこと」が多くの場合は目的・ゴールになります。
そのため、「この動画は何に使うのか?何のために作るのか?」という動画を制作する目的を制作前に明確にしてから制作に取り掛かることが重要です。
ここがうまく噛み合うことで初めて、かけたお金以上のリターンが期待でき、場合によっては「〇万円かかったけど、このリターンが得られるなら"安い"」となるのです。
ただ設計したからといって100%成果が出るわけではないです。
ただ多くの動画を制作していると、100%必ず成果は出なくても、逆に「この方法だと成果は出ない」というポイントはわかってきます。
そのため、目的を設計する際は、このポイントを押さえた60~80%の成果を目指すことが重要になってきます。
まとめ
動画が高い理由は、こちらの2点でした。
1. 外からは見えにくい多くの作業が発生している
2. 動画をうまく"活用"できていない
この話は「動画」に限らず、様々な制作物に言えます。
もし「価格を抑えたい」や「費用対効果を上げたい」とお考えの方は、「企画は自社で行う」「撮影は行わず過去の素材を使う」など、制作側の作業を減らすことも一つですし、目的を明確することに時間をかけて、その目的を達成できるような的確な動画を制作することも大切なポイントになります。
ぜひ、その点を意識して制作会社をお選びいただけますと、コスパ良く、効果的な動画が制作できるかと思います。
お客様の商品・サービスについて、以下のお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。
●説明・プレゼンでうまく伝えられない
営業などで、自社商品やサービス、プロジェクトの説明が複雑で難しい。"背景"や"想い"までうまく伝えたい。
● 同じ説明に時間が取られる
何度も同じ説明をする時間が非効率。他の業務に当てたい。
● 閲覧数に対する成約率の低さ
興味を持ってホームページやSNSに訪れた人に、魅力がうまく伝わらず離脱されてしまう。
御社に合った、「わかりやすさ」と「デザイン性」をこだわり抜いた動画を、ご予算や制作期間などに合わせてご提案させていただきます。
まずはお気軽にご相談くださいませ。
▶︎お問い合わせはこちらから:https://www.sinku.jp
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