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新型コロナウイルス感染拡大と経済について②

前回は、新型コロナウイルス感染拡大とGo Toトラベルキャンペーンの在り方について話した。

 本日は、Go Toトラベルキャンペーンと、感染拡大防止対策について話していく。

 私はGo Toトラベルキャンペーンは積極的に活用し、観光地の人々の生活・経済の維持につなげる必要があると考える。現地の人々は観光需要で生活しているので、Go Toトラベルキャンペーンを利用して、私たちが観光地に向かい、消費することで、現地の人々の生活を守ることができる。

 しかしながら、昨今新型コロナウイルス感染者が急増する中で、「旅行に行くべきではない」と考える人々もたくさんいる。

 以下は私の持論になってしまうが、ウイルスの性質上、および季節柄”冬”のほうが、今よりも感染拡大が広がり、再び緊急事態宣言が発令され、移動自粛、またはそれ以上に休業命令が出される可能性がある。

 冬に今よりも拡大する可能性が高いのは、インフルエンザなどと同様、冬のほうが感染しやすいこと、および現在は感染拡大防止を目的に、窓を開けるなどの換気を行っているが、冬季は難しくなる可能性があり、今よりも密閉された状況ができやすいためだ。また、空気が乾燥するため、ウイルスの活動が今以上に活発化する恐れがある。

 そのため、十分な感染拡大防止対策を行いながら、冬に入るまでの期間(現在から11月中旬まで)の間に、人々の移動を自由にし、働いている人々への貢献、消費することで生まれる間接的な生活支援・経済活動が必要だ。もちろん、昨年のような売り上げには届かないかもしれないが、当面の生活維持は、人々が積極的に利用・消費する限り可能であろう。

 では、感染拡大防止対策はどのようにすべきか。まずは今まで継続して行っている”3密の回避”、自身の体調管理、こまめな手洗い・消毒、マスク着用である。あとは、人々が集まりやすく、マスクを外して盛り上がりそうな環境の1か月程度の閉鎖だろう。

 具体的には、カラオケ店、バー・ナイトクラブ、ライブハウス、居酒屋である。これらの場所は、マスクを外して至近距離で会話する可能性が高く、場所にもよるが、密閉空間ができやすく、換気が十分にできない恐れがあるためだ。また、人々の行動的に、普段は理性で自制心が働いていても、気分がよくなるとマスクを外す可能性が高まるためだ。

 しかしながら、具体的に上げた場所で働いている人々の生活は維持できななくなってしまう。また提案のように1か月も閉鎖したら生活への影響は計り知れず、雇用の維持や、経済への影響、不安に伴う自殺者の増加など、マイナスの要素しかない。

 そのため、これらで働く人々の生活を支える目的で、一か月間「国が責任をもって」休業補償を行うべきだ。具体的には家賃の全額補助、および従業員一か月分の給与全額保証である。休業を命令するならば、国が責任をもって、全面的に補助すべきではないか?

 このように、リスクが高くなるような場所の営業は、国が全面保証したうえで休業命令を行い、それ以外の場所や企業などは、できる限りの感染拡大防止対策を行ったうえで、通常通り営業ができるようにすべきであろう。このような対策が撮れれば、経済ダメージは最小限に抑えられ、感染拡大に歯止めをかけることができるのではないか?

 感染拡大防止と、経済の両立を図るためには、国が全面的に協力して、すべての生活者が安心できるようにし、必要な支援を行ったうえで、経済を回していくべきではないか?

 

 本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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